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その82『交わらぬ想い その5』

 ←7話『秘め事』(*) →8話『ヤダンの「はじめて」』(*)
あらすじ
同じリンクシェルに所属するタルタルの男の子、サインとノレン。
リンクシェル活動のスキル上げにて、ふとしたアクシデントからノレンはサインに「何でも言う事を聞く」と約束してしまう。
サインのレンタルハウスにてノレンは唇を奪われ、その敏感な身体を弄られ‥戸惑いながらも悦びの声を上げてしまう。
最初は頑なに拒んでいたノレンだったが、受ける快楽に‥あるいは興味の為に‥徐々にサインを受け入れていく。
いよいよ‥となったその時、サインに「入れる方と入れられる方、どちらがいいか」と聞かれるノレン。
流石に抵抗があったのだろう‥ノレンは拒むが、サインはそれを許さない。
考えた末、とある少女を理由にして「入れられる方」をノレンは選択する。
そんなノレンの言葉を聞いたサインは、新たな決意を胸に‥ノレンの中、奥深くまで挿入したのだった。

  

「さて、ノレン‥‥ん‥?」
ノレンの両脚を抱え込むようにしながら、「さぁ始めよう」とばかりの声を出すサイン。
しかし、その言葉は最後まで発せられる事は無かった。
サインのペニスはノレンの体内、その奥深くまで埋没しており‥
後は体勢さえ整えれば、簡単に抽送運動を行う事が出来るだろう。
だが‥サインの行動に「待った」を掛ける者が居る。
‥何も言わないノレンだ。
サインが見る限りでも、ノレンの準備が整っていない‥いや、正確に表現するならば、彼は‥
決して嫌がっているのではないにせよ、まるで「緊張しすぎている」様な印象を受ける。
その可愛いまぶたをぎゅっと閉じ‥小さな両手は力を込めてぎゅっと握りしめられていて。
更にはノレンのお尻の穴にも力が入っているのだろう‥サインのペニスをきつく締め付けている。
緊張のせいか‥あるいは痛みのせいか。
ノレンの身体、その全身に力が込められているのだ。
このままでは‥きつく締め付けられたお尻の穴が、抽送運動の邪魔をするだろう。
仮にサインが力を込め、無理にでも抽送運動をしたとしても、痛みだけが発するのみ‥かもしれない。
そう考えたサインは、一旦抽送運動を‥いや、ペニスを動かすこと自体を止める。
自分のペニスをノレンの中、奥深くに埋めたまま‥サインはノレンの足から手を離す。
そして、サインはノレンの顔に‥自分の顔を寄せた。
そんな気配にも気付かず、ぎゅっと目を閉じているノレン。
見ると、ノレンは目の端にうっすらと涙すら浮かべている‥そんな様子でもある。
余程痛かったのか‥あるいは驚かせてしまったのか‥そう考えるサイン。
サインは心の中で「痛くさせてごめん」「驚かせてごめん」と謝りながらも‥ノレンの耳元へと口を寄せた。
目を閉じたままのノレン、その耳元で‥サインは小さな声で囁く。
「慣れるまで‥しばらくじっとしているね」
ノレンを驚かせまいとの事なのか‥とても小さくて、とても優しい声で囁いて。
更には、顔を少しずらして‥柔らかなノレンの頬に優しくキスをしてみせる。
その言葉のせいか‥あるいは、優しいキスのせいなのか。
ノレンは安心したのだろう‥ノレンの身体に込められた力が、かすかに緩んでいくのが解る。
そんなノレンの反応を‥良い傾向だとサインは思ったのだろう。
今度は瞑ったままの、ノレンのまぶたにもキスをする。
そんな‥優しいキスが効いた、とでも言うかのように‥ノレンはそっとまぶたを開いた。
何と言っていいのか解らない、とでも言う様な‥そんな不思議な表情をするノレンに、サインはにっこりと微笑んで。
そして‥ゆっくりと唇をノレンの許へと近づけていく。
‥勿論その行く先は‥柔らかなノレンの唇だ。
サインの迫る顔に‥そして、唇に。
ノレンは何を思うのか、そっと瞳を閉じる。
ややあって、ノレンの唇に‥柔らかなサインの唇の感触が触れて‥しかしすぐに離れていく。
軽く‥本当に軽く触れるだけのキス。
そんな優しいキスを、二度‥三度と繰り返すサイン。
勿論慌ててキスを繰り返している訳では無い‥充分に間を置いて、キスを繰り返していく。
‥優しいけれど‥わざと、なのだろう‥ちゅっ、ちゅっ‥と、軽い水音を立てたキスが繰り返される。
その優しいキスに‥優しい唇の感触に‥あるいは、サインの心に‥
まるで緊張がほぐされていくかのように‥ノレンの身体から力が徐々に抜けていく。
サインが腰を動かさないでいたのも、ノレンにとっては良かったのだろう。
しかし、そんな軽いキスも‥徐々にその性質を変えていく。
軽く触れるだけだったキスが‥しばらく唇を押し当てるようなキスに変わり‥
そして‥徐々に唇を重ねる時間が増えていく。
唇を重ねる事に対して‥そして、キスの先‥更なる発展先を改めて想像して‥
ノレンは恥ずかしくなったのか、顔を徐々に赤らめていく。
そんなノレンの様子を見て‥サインもそろそろ頃合いだと思ったのだろう。
今度は深いキス‥そう、唇を合わせ、更に‥舌がノレンの唇を割って入ろうとする。
だが‥ノレンは抵抗しようとはしなかった。
いや、どちらかといえば、まるで「望んでいる」かのように‥サインの舌を受け入れる。
まるで‥もっと刺激を求めているかのように。
そんなノレンの期待に応えるべく、サインはノレンの口中へと侵入したが‥
その舌の動きはあくまでも優しい。
軽くノレンの舌に触れたり‥あるいは優しくつついたり‥そっと絡ませたり。
決して乱暴に舌を動かしはせず、また無理に動かそうともしなかった。
「ん‥‥う‥‥ん‥‥ぅ‥‥」
そんな優しいサインの舌の動きに‥ノレンはすっかり力が抜け、なすがままにされている。
キスの合間、口元から漏れる声もまた‥まるで溶けてしまいそうな程に甘いものだった。

まるで夢うつつの様な‥そんなおだやかで、淡い気持ちよさを味わうノレン。
そんなノレンをよそに‥サインの手は伸びる。
未だノレンの上半身を覆うシャツ‥そのシャツの中へと、サインは手を忍ばせて‥
おだやかなカーブを描く胸の、その先端部分の突起へと‥手を押し当てた。
‥勿論、甘くて優しいキスを続けながら。
ノレンの胸に押し当てられた手‥正確に言えば、柔らかな「手の平」が押し当てられていたのだが‥
サインはその手をゆっくり、優しく‥まるで乳首を撫でるかのように動かし始める。
とても優しい‥でもどことなく物足りない‥
でも安心する‥しかし興奮する‥
そんな様々な感覚が、ノレンを襲う。
しかし‥そんな中でも負の感情は、サインとの甘いキスのせいなのだろうか‥すぐに消え失せてしまった。
後に残った「安心する」「気持ち良い」といった感情が‥ノレンの感覚を刺激していく。
「んぅ‥‥ふぅ‥‥ぅぁ‥‥」
甘い声が、更に甘い声に変わる‥まるで「もっともっと」と求めているかの様に。
サインもまた、ノレンの思いをどことなく感じていたのだろう‥
ノレンの乳首を刺激する手の平が、いつしか指の腹で撫でる動きへと変わる。
ピンポイントに‥しかも先程よりも強い刺激を受けて、ノレンの感じる刺激が増していく。
だが‥それだけではない。
サインの手の動きそのものが、変化し始める。
さするような動きから‥柔らかく揉む様な動きに。
揉む様な動きから‥更にはこねるような動きに。
徐々に‥ゆっくりと変化していく、サインの手技。
まるでそれにあわせるように、ノレンの反応も大きくなり‥
あまりの気持ちよさに、声を上げてしまう‥そんな気持ちがノレンの内に沸き起こったとき。
しかし‥その瞬間は訪れなかった。
‥サインが、ノレンの胸から手を離したからだ。
気持ちよさを与えてくれる、サインの手が去り‥どことなく残念な気持ちがノレンを襲う。
しかし‥その残念な気持ちとて、すぐに消え去ってしまう事になる。
「‥‥ンッ!‥んんッ!」
ノレンの胸を離れたサインの手‥その行く先は‥ノレンの隆起するペニスだったからだ。
突然にペニスを‥その先端をやわやわと掴まれ、その感触に対して瞬時に強い声を上げてしまうノレン。
無論、まだキスはされたまま‥サインに優しく舌を絡ませられたまま、である。
度重なるキスと‥これまでの胸への刺激で。
ノレンのペニスはとっくに隆起しきっており、その膨張度合いは限界近くまでになっていた。
ノレンが自分で触れなくても解るほど‥かつてない位に大きくなっているペニス。
サインが軽く触れるだけでも、腰が‥そしてペニスがビクンと跳ねる程の衝撃を受ける。
その衝撃が身体全体へと伝わり‥ノレンに甘い声を上げさせてしまうのだ。
そんなノレンの反応を嬉しく思いながらも‥サインはペニスに触れ続ける。
しかし、決して強くではなく‥柔らかく触れるように‥ゆっくりと扱き始める。
決して強く握るわけではなく‥また、扱き方もゆっくりとであるため、早急な快楽はやってこない。
しかし、じわじわ‥じわじわと、ペニスから間断なく快楽が伝わり‥ノレンに声を上げさせる。
「ん‥‥んうぅッ‥‥んッ‥‥」
ノレンの上げる、くぐもっていながらも甘い声‥切ない声に‥しかしサインは手の動きを強めない。
まるで、敢えて強い刺激を与えない‥じらしているかのように。
やがて、ノレンは声を出してもダメだと思ったのだろうか。
もっとして欲しい、もっと強く扱いて欲しい‥と言う代わりに、ノレンは舌に力を込める。
自分からサインの舌を強く撫で、絡ませ‥そうする事で「意思表示」をしてみせた。
しかし‥対するサインは、というと‥
求められれば逃げる‥とでも言うかのように、わざと舌を引っ込ませる。
自分の舌に絡みつこうとするノレンの舌を避け‥自分の口腔内へと戻らせたのだ。
すると‥今度はノレンの舌が、サインの口腔内へと侵入を始める。
サインの口腔内に侵入し、ノレンの舌へとアプローチを掛け始めたのだ。
もっと、もっと‥とせがむかのように。
自分の舌を尋ねてやってきた、ノレンの舌に‥
サインは愛おしみを込めて舌を絡ませならがら‥
ノレンの希望に添うかの様に、その手に力を込めていく。
‥ノレンのペニスを掴み、扱く手に。
少し強く力を込め‥扱く速度にも強弱を付けて。
まるで揉みしだきながら、ノレンのペニスを扱き上げていく。
「ん‥んんッ!んんんッ!」
待ちに待った快楽‥そして強い刺激。
その刺激に、ノレンは悦びを覚え‥一際強い声を上げてしまう。
まるで「その時」は近い、と言わんばかりに声を上げ‥動かない腰を動かそうとするノレン。
まさしくそろそろ射精の瞬間‥サインも恐らくそう考えたのだろう。
サインは扱くのを止めると、ペニスの根本をきゅうっと握りしめる。
勿論‥ノレンに精液を出させない為、である。
その動きが功を奏したのか、ノレンのペニスは先走り液を大量に溢れさせるに止まった。
ノレン自身は‥てっきり精液を出す事が出来ると思っていたのだろう、突然の事に驚き‥戸惑う。
まるで「どうして?」と言わんばかりに‥ノレンはまぶたを開き、サインを見つめる。
そんなノレンの様子に、サインは名残惜しそうに唇を離すと‥優しく囁いた。
「まだ‥もうちょっとだけ、我慢してね‥ノレン」
そう言って再び‥優しい微笑みを浮かべるサイン。
ノレンは、先程とは違う意味でうっすらと涙を浮かばせながらも‥
‥小さくこくりと頷いた。

いつからだろうか。
ノレンはすっかり‥アヌスの奥深くへと挿入されている、サインのペニスの存在を忘れていた。
挿入されたまま、キスを繰り返され‥胸を、そしてペニスを弄られて‥気を逸らされていたからだろうか。
あるいは‥ノレンのアヌスに、そういった「素質」があったのかもしれない。
とにかく‥当初に感じていた「鈍い痛み」はどこかへと失せ‥
軽い圧迫感の様なものだけが残っている‥勿論、それも「意識すれば」の話だが。
これまでじっと止まったままだった、サインのペニス。
それが今動いたら‥そう、自分の身体に馴染んでいる今、動いたらそうなるか‥
その結果を想像し、ノレンは軽く身震いをする。
勿論、嫌な身震いではなく‥期待する身震いを。
「ノレン‥その‥‥動かすね」
まるでノレンが考えていた事は、全て解る‥とでも言う様に。
サインは優しくノレンに告げる。
対するノレンは、と言うと‥
「‥ん‥‥ああ‥」
恥ずかしそうに視線を逸らし、声も小さげに応える。
勿論、これからサインに犯されるのが‥ノレンにとって嫌な訳では無い。
むしろ中途半端な所で止められたペニスへの刺激のせいで、気持ちよくなれるならば‥と考える程だった。
そんなノレンの気持ちは解っている‥とばかりに、サインは早速行動に移していく。
再びノレンの両脚を抱え、自分が動きやすいように膝立ちになり‥
‥本格的に動ける体勢を取る。
そのわずかな体勢移動ですら‥サインは気持ちよさを感じてしまう。
自分のペニスは、軽く動いただけなのに‥と。
恐らく、自分のペニスに掛かる負荷が、相応に高まっていたのだろう。
動く際には充分気をつけなければ、とサインは思いつつも‥ノレンに合図をしてみせる。
「それじゃあ‥いくよ」
サインの言葉に、ノレンは視線はそらしたまま‥それでも小さく頷く。
そんなノレンの反応を待って、サインは‥ゆっくりと腰を動かし始める。
まずはノレンの中から、ゆっくりとペニスを引き抜き‥再び、ゆっくりと埋没させていく。
その往復だけでも、サインのペニスに掛かる負荷は大きい。
対するノレンも‥痛みは感じていないのだろう、力んでいる様子はみられなかった。
事実‥ノレンとて、抽送運動に対する「違和感」の様なものは感じていても、痛みまでは感じていなかったのだ。
そんな「痛みを感じていない」ノレンの様子に、サインも安堵したのだろう‥
徐々に腰の動きを早めていく。
‥勿論、自分の射精心を抑えるようにしながら‥
腰を動かす度に漏れる、にちゅ‥ぷちゅ‥といった粘液音。
それが繰り返される度に、やがて違う音が‥いや、声が混じり始める。
「く‥‥うぅっ‥‥ん‥ッ‥‥はぁ‥‥」
それは、まるで苦しみに耐えるような声。
しかし、勿論ノレンは苦しみに耐えているのではない。
サインにお尻の中を擦られ、不思議な感覚‥まるでしびれる様な感覚がノレンを襲っているのだ。
サインの最大限にまで勃起したペニスが、ノレンの中を熱くも暴れ回り‥
一際ノレンの感じる所を擦り上げ、しびれるほどの感覚を与えていた。
そこを擦られる度に、まるでペニスを内側から擦られている様な、そんな感覚がノレンを襲い‥声を上げさせる。
先程迄ペニスをさんざんに弄られ、すっかり敏感になってしまっていたからだろうか‥
ノレンがその「しびれる様な感覚」に順応し、気持ち良いと感じるまで‥さほどの時間は掛からなかった。
「う‥あぁん‥‥そん‥な‥‥んッ‥‥」
はっきりとそれが「気持ち良い」と解り‥そして行き着く先が見えてきたノレン。
恐らく‥このまま「気持ち良い所」を擦りつづけられたならば、射精する事となるだろう。
しかもその瞬間は、まだまだ先の事ではなく‥すぐにやってくる、そんな気さえする。
肝心のペニスには、全然触れられていないのに‥それでも。
それでも、もうさほどの時間は保たずに出てしまう、そう思うほどに‥ノレンは快感に溺れていた。
突かれ、引き抜かれる度に感じる快楽‥次々とわき上がる快楽という名の泉に、溺れていたのだ。
「ノレン‥良いよ‥気持ち良いよぉ‥‥ノレン‥‥好き‥‥好きだよぅ‥」
サインとて気持ち良いのは同じ事だ。
先程迄以上に、ノレンの中は熱く‥そして柔らかく、蕩けそうにサインのペニスを包み込んでいる。
そんな中を動き続けるサインに‥同じく射精の時は近づきつつある。
当初はもっと抑えるつもりだったが‥とてもでは無いが抑えきれないほどに、ノレンの中は気持ちよくて。
自分の意志とは正反対に腰が動き続けるのだ。
そんな気持ち良い抽送運動の最中‥サインはノレンの名を呼び、愛を囁く。
それは決して打算的なものではなく‥ただ素直に心の内なる想いを伝える為に。
‥そんな言葉を聞いたから、だろうか。
今度はノレンが‥重い口を開いた。
‥決して‥決して言うまいと決めていた言葉を。
「俺‥俺も良い‥気持ち良い‥ッ‥‥もう‥ダメ‥な位だぁ‥ッ!」
いつもの精悍な声とは違う、甘い‥蕩ける様なノレンの声。
延々とサインに突かれ、その気持ちよさに震え‥そして限界が近いと声を上げる。
それはそれで、サインにとっては「待ち望んでいた言葉」だっただろう。
嫌がっていたノレンに、ここまで言わせる事ができたのだから。
だが‥サインの一番欲しかった言葉が‥含まれていない。
それを‥その言葉をノレンに言わせるのは、無理なのかもしれないが‥でも。
‥それでもサインは‥ノレンから聞きたかったのだ。
自分の事をどう思うのか‥その言葉を。
「ノレン‥僕も‥もうだめ‥‥ねぇ、教えて‥‥ノレンは僕の事‥‥好き‥?」
自分とてもう保ちそうにない‥サインはそう想いながらも、なんとか堪えつつ‥腰を振り続ける。
その最中‥サインはノレンに問うたのだ。
一つの‥答えを待ち望んで。
「俺‥俺‥‥ううッ‥‥もう‥‥俺‥‥‥俺‥お前の事が‥‥ッ!」
ノレンとて、もうとっくに限界‥崖っぷちのところまできていた。
延々と刺激される、ノレンの中の「気持ち良い所」。
そこから来る快楽に、なんとか堪えつつも、サインの問いに答えようとして‥
‥しかし、答える事は出来なかった。
頭の中に閃光が走るような感覚の後、ノレンのペニスは吐精を始める。
溜まっていたのか‥散々じらされたせいか‥あるいは強すぎる快楽のせいか。
初弾は大きく弧を描いて自分の顔に降り注ぎ‥二弾、三弾と続けて精液が放出され始める。
つぎつぎとノレンの胸やお腹に降り注ぎ‥ノレンの身体を白く染め上げていった。
一方のサインもまた‥ノレンが達したことにより、アヌスが強く収縮をはじめたから‥だろうか。
強すぎる圧力が加わり、サインのペニスを射精へと導いた。
サインもまた、吐精の瞬間‥本能がそうさせたのだろうか。
ノレンの中‥その奥深くに出そうと、一番奥まで腰を進めて‥精液を噴き出していく。
熱いペニスから噴き出される、それ以上に熱い精液。
恍惚とした快楽につつまれていたノレンは、その熱い迸りを心地よく感じていた。

互いに全てを出し終えた後‥
サインはゆっくりとノレンの中からペニスを引き抜くと‥ノレンの横に寝転がった。
自分のペニス‥及びノレンのアヌスから溢れてくるものすら構わずに。
ノレン、サイン‥共に大きく肩で息をして‥疲労困憊なのが解る。
サインは息を落ち着かせながらも、ノレンの方を見た。
目を閉じて‥何かを考えつつ、呼吸を整えようとしているノレン。
‥そんなノレンに、そっと手を伸ばそうとして‥しかしサインは手を引っ込める。
どこか‥心のどこかで、引け目を感じていた‥のかもしれない。
嫌がるノレンに、「切り札」を手にここまでさせた‥その理由を引け目に感じていたのかもしれない。
徐々に悲壮に暮れつつある自分の表情を、無理矢理笑顔に戻して‥
サインは努めて明るい声でノレンに伝えた。
「さ、ノレン‥疲れてるだろうけど、シャワーを浴びて‥‥ね?」
その言葉に、ノレンも気がついたのだろう‥
サインの方に一旦視線を向けたが‥すぐに顔を赤らめて、起き上がった。
「あ‥あぁ、シャワー‥借りるぞ‥」
そう言ってゆっくりと浴室へと向かうサイン。
‥サインを見て、顔を赤くしたのは‥
それほどまでに先程迄の行為が気持ち良かったからか、それとも‥
達する時に言えなかった言葉を思い出したから、だろうか‥。

サインは複雑な表情を浮かべながら、ノレンの後ろ姿を見送る。
‥ノレンに対して行ってしまった「罪」と‥結果、全てが上手く行ってしまった事への戸惑いに‥
ノレンもまた、なんとも言えない表情を浮かべて浴室へと向かう。
‥いつのまにか、自分の心からユミタタの事が消え去っていた事に、戸惑いながら‥


  
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