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 ←10話『休み明け』 →11話『帰ってきた先輩』
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その85『あますず祭り -星闇時-』

 ←10話『休み明け』 →11話『帰ってきた先輩』
あらすじ

『あますず祭り』に参加するため、ウィンダスを訪れていたヤナとラナイ。
二人はタルタル族の男の子で、共に同じリンクシェルに所属し、そして互いを想い合っている。
何の問題の無い恋人同士‥の様に見えた二人だったが、ヤナは「ある悩み」を抱えていた。
ラナイと行為に及ぼうとした際に、彼のモノを見て‥途端に「男性である」と意識し、気持ちが萎えてしまったのだ。
それでもラナイを想う気持ちに偽りはない‥ラナイもヤナを慰めていたが、ヤナは悩むばかりだった。
そんな中、ヤナは久しく会っていない旧友、ラケルトと再会する。
ラケルトはヤナの「悩み」を聞くと、ラナイに「ある助言」を始めたのだが‥?

 

「ふぅ‥気持ち良い、っちゃあ気持ち良いが‥」
俺は広い風呂に入りながら、両手両脚を拡げて‥お湯の温かさを全身で感じている。
‥普段と同じ風呂‥のハズだが、どうにも違和感があるんだよな。
そりゃそうだろう、俺のモグハウスの風呂じゃねぇ‥ラナイのモグハウスの風呂なんだからな。
浴槽だとか、そういったものは同じでも‥‥どとこなく「違う」んだよな。
‥どこがどう違うのか、それは上手く言えねぇけど‥。
「ふぅ‥」
風呂の湯で、顔を洗ってみる‥温かい湯が顔を撫で、汗やら埃やらを落としてくれて‥気持ち良い。
思えば、あますず祭りであちこち走り回ったからな‥汚れていたっておかしくはねぇ。
ともかく、俺は顔を洗い流して‥一息ついた。
口から息を漏らしながら、そっと目を閉じて‥思い返してみる。
あの後‥そう、あますず祭りの、あの後の事を。

「‥‥‥」
俺からは少し離れた場所‥祭りの喧噪が響く中で、ラケルトとラナイは話をしていた。
ラケルトはいつものにこにことした顔で‥ラナイは恥ずかしそうに顔を染めながら。
‥何か悪い事でも吹き込んでるんじゃないのか‥なんて思ってしまう様な光景だったが、
ややあって‥ラナイの表情が変わっていく。
顔は赤いままでも‥その表情は真剣そうに‥時折こくりと頷いていて。
俺の‥俺の「ラナイに『男』を意識すると萎えてしまう」という欠点をなんとかするための‥
なんていうのか「秘策」みたいなものを教えて貰って居る‥はずだ。
俺の事なんだから、別に俺が話を聞いたっていいだろう‥なんて思いもあるんだが‥
今はラナイに任せるしかねぇ。
‥「他力本願」って言葉は嫌いだが‥しょうがねぇよな。
それにしても‥
ラナイの真剣そうな表情が‥なんていうのか‥綺麗だ。
真剣そうなだけじゃなくて‥そう、どことなく恥ずかしそうに、顔を染めている姿が‥
‥とても‥綺麗で‥
‥‥やばい、俺、反応して‥
って、ラナイ、こっちを向いた!?も、もう終わったのか‥
‥お、落ち着け、俺‥とにかく心を落ち着かせて‥
俺は慌てて横を向くと‥それとなく股間がラナイから見えないような体勢を取る。
幾らラナイを見つめていたからって、こんな所で大きくしてるのがバレたら、二人になんて言われるか‥
「ヤナ、その‥‥お待たせ」
横を向く俺に、ラナイは近寄ってきて‥そんな声を掛けてくる。
俺はそのまま体勢を変えずに‥「お、おう‥」とだけ返事をして‥
そんな俺に、ラナイは言葉を続ける。
「ヤナ、その‥‥‥お願いがあるんだけど‥」
軽く顔を俯かせて呟くラナイ。
その頬には、まだ赤い色が残っていて‥‥いや、更に赤みを増しているのかもしれない。
なにか‥そう、何か恥ずかしい事をお願いしようとしているのかもしれないな‥。
とにかく、俺は一言で答えたんだ‥「なんだ?」って。
‥あ、あぁ‥俺もちょっと緊張していて‥「な、なん‥だ‥?」って具合だったかもしれねぇけど‥
それはいい、そんな事よりもラナイの言葉の方が大事だ。
「あの‥ね、その‥‥今日は、僕のモグハウスに‥泊まりに来て欲しいの‥」
ラナイの‥モグハウスに‥‥泊まる。
泊まるって事は‥その‥‥やっぱり‥
その言葉からイメージする事、それは‥
‥ラナイとの、え、えっちな‥‥
‥‥嬉しく思う反面、俺の脳裏に蘇ってくる‥悪いイメージ。
そう‥大事な所で萎えてしまった、俺の情け無い所‥。
で、でも‥そうだ、今回は違う。
ラナイが‥その‥ラケルトから「秘策」を聞いている‥‥に違いないんだ‥。
だから‥大丈夫、大丈夫なんだ。
「あ‥う、うん‥‥わかった」
俺はそう頷くと、そっとラナイの手を取って‥歩き出す。
モグハウスに向けて‥歩き出す。
‥いつのまにか波が引いていた、股間の事と‥
‥いつのまにか消えていた、ラケルトの事は‥すっかり忘れたままで。

「や、ヤナ‥ちょっと待っててね」
ラナイのモグハウス‥その居間で。
俺に対してラナイはそう言うと‥颯爽と部屋から出て行ってしまった。
何か用意があるのかもしれない‥な。
俺はタルタルスツールに腰掛けると、ふぅと一息ついた。
‥そもそも、俺がラナイのモグハウスに泊まりに来ることは、初めての事じゃない。
過去何度か遊びに来たことはあるし‥
それに、泊まりに来たことだってあるんだ‥‥その‥添い寝する位だったけどな‥。
まぁ‥「あの事」があった一ヶ月前からは、とんと来ていなかったが‥
それでも部屋の様子に大きく変わりは無ぇ。
片付いていて‥おとなしめの装飾で‥俺とは大違いの、落ち着いた部屋。
そんな部屋の中を見渡してみて、ふと目に入ったのは「ある写真」だ。
‥何て言う名前だったかは忘れたが、とにかく‥色々と物を収納できる家具、その台の上に置かれた写真。
俺はその写真を見ようと‥折角座ったばかりだってのに、立ち上がって‥トコトコと歩いて行く。
そして‥写真‥正確には写真を入れた写真立てだな、その前に立つと‥じっと写真を見つめた。
‥何の事は無ぇ、5ヶ月ほど前の「ひな祭り」の時。
ウィンダスにて、俺とラナイが「ひな壇」に並んで座っている時の写真だ。
リンクシェルの仲間が撮った写真を、ラナイは貰ったんだろう。
流石にあの頃の詳しいいきさつは覚えて無ぇけど‥ラナイとこうして写真を撮ったのは覚えてる。
写真の中に写る俺達を見たら‥ああ、なんだか懐かしい感覚がするな。
そんな写真の中の二人は‥当たり前だけどあの頃のままだ。
俺はどことなく緊張した風な表情で‥ラナイはどことなく嬉しそうな表情で座っている。
あの時は、こんな関係になるなんて思ってもみなかったが‥ふふ、人生どうなるかなんて、解らないもんだよな。
‥ラナイは、この写真を‥大事に写真立てに入れて飾っている。
俺とラナイが写っている写真なんて、他にいくらでもあるだろうに‥
それでも、この写真を一番大事に思っているんだろう、だから‥。
‥俺は、ラナイに想われている‥別にこの写真だけを見てそう思うんじゃねぇ。
普段の態度だとか、言葉だとか‥そういうのを踏まえて、だ。
俺だって‥俺だってラナイの事を想ってる‥。
ラナイの想いに応えたい、って‥思ってる‥。
でも‥でも、俺には‥。
深刻な表情‥多分、ラナイにこの顔を見られたら「怖い」って言われそうな‥そんな表情で。
俺は写真を見つめていたんだが‥ふと、背後から掛けられた声に気がついて振り向いた。
「ヤナ、あの‥良かったら、お風呂に入って?‥その、汗‥かいたでしょ?」
見ると、顔を赤くしたままのラナイが立っていて。
その様子は、どことなく普段と違う‥そう、緊張しているような感じがする。
‥これもラケルトの「秘策」の一つなのかもしれない。
まぁ‥ともかく、俺も汗やら埃やらで汚れてる事だし‥風呂に入ろう。
俺は、ラナイの緊張をほぐしてやれれば良い‥そう思って、にっこり微笑んで言ったんだ。
「ああ、ありがたく入らせて貰うぜ」
ってな。
‥言うなよ、笑顔が気持ち悪い、なんてさ。

「ふぅ~」
風呂のお湯の気持ちよさに‥俺はもう一度だけ、そんな息を吐く。
‥こら、おっさん臭いとか言うなよ‥風呂は気持ち良いもんなんだ、仕方無いだろ?
とにかく‥そんなこんなで、俺はラナイのモグハウスの風呂に入ってるんだ。
それにしても、風呂はやっぱり気持ちが良いもんだが‥どうしても落ち着かないな。
この風呂がどこか自分のモグハウスと違うから‥なんて、それだけの理由じゃあないのは解ってる。
それはやっぱり‥そう、この後の事が気になってるからだ。
この後、俺が風呂を上がった後‥ラナイも風呂に入って、それから‥
‥それから、俺達はベッドに入って‥
そこまで考えて。
また‥俺の頭の中を不安がよぎる。
また失敗するんじゃないか‥また萎えるんじゃないか‥って。
こんなんじゃ‥こんなんじゃダメなのは解ってる‥解ってるけど‥
どことなく気分が沈んでいく俺に‥しかし。
さっきの予測を打ち破るような展開がやってきたんだ。
‥コンコン‥
どこから聞こえた、何かを叩くような音‥
見ると、風呂場の扉‥その曇りガラス越しに人影が見える。
‥勿論、ラナイだろう。
「なんだ?どうしたんだ、ラナイ」
扉の向こうのラナイにも聞こえるように、俺は少しだけ大きめの声を上げる。
しかし、ラナイからすぐには言葉が返ってこない。
何か‥そう、躊躇うような「間」を、ラナイから感じた後‥
戸惑うようなラナイの声が返ってくる。
「や、ヤナ、その‥僕も一緒に入らせて‥ね?」
一緒に‥風呂。
その‥昔‥‥こういう関係になる前に、ホルレーの温泉に行ったことはある‥
あるけど‥リンクシェルの他のヤツとも一緒だったし、何より‥
‥そういう意識は持ってなかった頃だ。
でも‥今は違う。
そうだ‥俺はラナイを意識しているし、それに‥
‥いや、ぐだぐだ考えていても仕方無ぇよな。
ああ‥たかが風呂くらいで、何を言ってるんだ。
「お、おう‥いいぞ」
俺はそんな声を上げて、ラナイを風呂場に迎え入れる。
‥どことなく緊張して、声が震えてるのは‥見逃してくれよ。
ややあって、扉は開かれて‥ラナイが風呂の中へと入ってきた。
当たり前だけど‥その‥裸で。
ただ、流石に恥ずかしいんだろう‥股間の所をタオルで抑え、隠している。
‥でも‥それでも‥綺麗なラナイの肌が俺の目に入ってくる。
真っ白な肌‥胸‥お腹‥少しだけ日焼けした手足‥
恥ずかしそうに、赤く染めた顔‥そんな顔だって、とっても‥可愛いんだ。
「は‥恥ずかしいから、あんまり見ないで‥ね?」
俺がラナイの全身を見ていたからか‥ラナイは恥ずかしそうにそう言う。
‥そんな恥じらう様子を見て、俺は思わず顔を背けた。
聞こえない位の小さな声で「わ、悪い」って呟いて‥。
薄暗い寝室ならともかく‥あかりの灯るここだと、流石に恥ずかしいみたいだ。
俺が顔を背けている間に、ラナイは浴槽の横でしゃがみこみ‥身体にお湯を掛けていく。
軽く身体の汚れを流した後‥浴槽の中‥俺とは反対側の空いている方へと、足を沈ませた。
その‥「そこ」を隠すように、俺には背を向けて風呂に入っていくラナイ。
でも、代わりに‥綺麗なお尻が俺の視界へと入っていく。
(どういう所に「男」だって感じるの?‥お尻とかは?)
‥突然頭の中に、少し前に聞いたラケルトの言葉が蘇ってくる。
お尻‥ラナイのお尻。
ふにふにとして柔らかそうで‥白くて‥肉付きが良くて‥可愛い‥。
改めて思うけど‥お尻なら大丈夫‥だと思う。
(それなら‥そう、脱がないでする、とかすれば‥)
またしても頭に響く、ラケルトの言葉。
‥いや、だめだ‥そんなひとりよがりのやり方じゃ、だめなんだ。
そんなんじゃ、ラナイが‥かわいそうじゃないか‥。
「‥どうしたの?ヤナ。深刻そうな顔をして‥」
考え事をしていた俺に、そんな言葉が投げかけられてくる。
慌ててラナイの方を見ると‥とっくに浴槽の中に腰を落としていて‥
俺の顔を不思議そうな表情で見つめていた。
「あー、い、いや、何でもないんだ‥そう、何でもない」
俺は慌ててそう言うと‥照れたように頭を掻きながら、笑ってみせる。
流石に‥お尻が可愛いとか、そういうの‥言えないしな。
そんな俺の不自然な笑顔にも、にっこりと微笑んで応えてくれるヤナ。
そんなヤナの笑顔は、まぶしくて‥本当に可愛かったんだ。

「ふぅ‥良いお湯だね、ヤナ」
しばらく‥互いに無言で、お湯に浸かった後。
ぽつりとラナイが言葉をこぼした。
‥本当は、もっと話とかしないと、って思ったんだけど‥
不思議と言葉が出て来ないんだ‥。
何か言わなくちゃ、って思っているから余計に出て来ないのかもしれないが‥
「あ‥ああ、そう‥だな」
俺は言葉を返すけど‥どことなく言葉が詰まってしまって‥
そうなんだ、なんていうのか‥息が詰まるような‥
ああ、やっぱりこの空気が俺を緊張させて‥って、違う。
そうだ、なんていうのか‥軽くのぼせはじめてる‥様な気がするな‥
「‥ヤナ、もうのぼせそう‥?‥‥じゃあ、背中流してあげるから‥はい、外に出て」
そんな俺の様子に、ラナイも気付いたんだろう。
そう言って俺を急かしてきたんだ。
‥そうだな、一旦上がって、身体を冷ませばのぼせないだろう‥。
俺はすっくと立ち上がって‥しかし、軽いめまいを感じて、思わずふらついてしまう。
すぐに浴槽の縁に手をついたお陰で、倒れはしなかったが‥ふぅ。
「だ、大丈‥夫‥?あっ‥」
ラナイは心配そうにそう言って‥いるように聞こえたが‥ん?何かに気がついた‥?
俺はラナイの顔‥いや、視線の先を辿って、その対象を‥俺の股間‥うおっ!
その‥湯で暖まったせいか‥あるいは、ラナイを近くに感じていたからか。
俺のちんちんは少しだけ大きくなっていて‥い、いや、最大限まで大きくなってる訳じゃ無いぞ。
と、とにかく‥俺は逃げるように慌てて洗い場へと向かったんだ。

「どうかな、気持ち良い?‥かゆいところとかあったら言ってね」
そう言いながら、丁度良い力で背中を洗ってくれるラナイ。
他人に洗って貰うってのは‥やっぱり気持ち良い。
自分じゃ手の届きにくい所だって、こうして洗ってくれるんだから。
首回りから肩‥そして背中へ。
背中の中でも、上の方から下の方‥お尻の近くまで、ラナイは丁寧にタオルで擦っていく。
‥っと、脇腹を洗われるのは少しくすぐったいが、そこは我慢我慢‥だ。
まんべんなく洗って貰って‥その後、桶で掬ったお湯で、綺麗に流して貰う。
‥ふぅ、本当に至れり尽くせり、ってヤツだな。
「背中だけじゃなくて、他も洗ってあげるね」
ラナイはそう言うと、今度は俺の腕を洗い始める。
ラナイにばかり洗って貰うのは、申し訳ない気もするが‥折角の機会だ、言葉に甘えよう。
左手と‥右手も良い力加減で擦って貰って‥お湯で流して。
今度は‥足を洗ってくれるみたいだ。
左足と、右足も擦って貰って‥お湯で流して。
今度は‥胸‥か‥
そこは流石に自分で‥い、いや、折角だもんな‥
首回りから、胸‥お腹まで擦って貰って‥。
その‥胸を洗うんだから、ラナイは‥俺の目の前に居る。
だから‥その、当然ラナイの「そこ」だって見えるんだが‥
‥俺は敢えて目を逸らしたんだ‥。
やっぱり‥その‥な。
ああ、俺のだって見られてるが‥そっちは別にもう良い、って感じ‥だな。
それでも、俺がラナイのを見ると、どうしても‥な。
ともかく‥俺が目を逸らしている間に、胸からお腹は擦り終えたみたいで。
気がつくと、ラナイはお湯で綺麗に流してくれたんだ。
ここまで洗って貰ったら、もう充分‥って、俺は思ってたんだけど‥。
ラナイは違ったみたいだ。
桶を置いたラナイは、再びタオルを手にとって、俺の身体へと手を伸ばしたんだ。
それも‥その‥下腹部の方へ。
「ま、待ってくれ、そこは‥」
ラナイの行動に、思わず声が出る俺。
だ、だって‥なぁ‥?
いくら何でも、そんな所‥他人に洗って貰うなんて‥
「良いから‥洗わせて‥ね?」
俺の言葉に、しかしラナイは止まらない。
はっきりと意志の籠もった言葉で、俺の言葉を遮ると‥
再び手を伸ばし、俺の股間‥勿論、ちんちんへと‥タオルを当てたんだ。
「‥んっ‥」
その感触に‥思わず声が出ちまう俺。
だ、だって‥その‥俺のちんちんだって、少し大きくなっていたんだし‥その‥
‥か、感じやすくなってたんだよ‥。
そんな俺のちんちんを、ラナイはタオルでごしごしと擦ったり‥はしなかったんだ。
いっそのこと、そういう風にしてくれれば‥「洗われているだけ」とも思えたのかもしれねぇが‥。
ラナイはタオルを使って、俺のちんちんにある程度「泡」をつけると‥
‥タオルを置いて、両手で洗い出したんだよ。
柔らかな手で‥優しく‥撫でるように‥揉む様に‥。
「あッ‥‥ら‥ラナイ‥」
そんな事されたら、気持ちよくなるのは当たり前だ‥ちんちんはすぐに大きくなって‥
たちまち最大限の大きさになっちまった。
‥おまけに、気持ちよくって‥鼻掛かった声まで漏らしちまう位だ‥。
でも、ラナイは俺に何も言わずに‥黙々とちんちんを弄ってる‥。
あ、いや‥洗ってるんだよな‥うん。
大きくなっても、皮を被ったままの俺のちんちんを‥ラナイは丁寧に石鹸を伸ばして‥
しかし‥他人に触られる、ってのが‥こんなに気持ち良いなんて‥。
‥ああ、そうなんだ‥こうしてラナイに、ちんちんを触って貰うのは‥はじめての事なんだ。
普段自分で触る時よりも‥遙かに気持ちよくて‥あぁ、凄いな‥。
ちんちんに感じる気持ちよさに、しばらくの間俺は呆然としていたが‥
ラナイの発した言葉を聞いて、我に返った。
「一旦流すね‥‥ヤナ?」
‥いけねぇ、ついぼーっとしちまってたみたいだ。
俺は慌てて「あ、あぁ」って言うと‥それに応える様にラナイはお湯で流してくれて。
そして‥ぴかぴかになった様な気がするちんちんが現れる。
これでちんちんを洗うのも終わって‥気持ち良い時間も終わった、ってのは少し残念だけど‥
ともかく、今度はラナイを洗ってやる番だ‥なんて俺は思ってたんだけど‥
‥またしてもラナイの考えは違った様だった。
「そ、その‥ちゃんと『中』も洗うね‥」
ラナイはためらいがちにそう言うと‥再び俺のちんちんを手に掴む。
‥勿論、大きくなったままで、とてもじゃないが収まりそうにも無い。
ラナイの言う『中』ってのは‥って、疑問に思った俺だったが‥
‥その答えはすぐに分かった。
ラナイは、俺のちんちんを握る手に軽く力を込めて‥ゆっくりと皮を剥き下ろしたんだ。
「んッ‥」
慣れた感触‥でも、慣れない程の気持ちよさ。
それはやっぱり、ラナイがしているから‥。
ともかく、ラナイは俺のちんちんの皮を剥き下ろすと‥
今度は指先で、優しく俺のちんちんの先っぽを撫でていく。
石鹸をつけるとしみるかもしれないと思ったんだろう‥
手にはお湯だけを付けて、丁寧に‥撫でて‥擦って‥
その感触に、俺は思わず声が漏れちまう。
「う‥‥ら、ラナイ‥それ‥すご‥ッ」
あ、当たり前だけど‥敏感な場所なんだ。
それをこうして、手で撫でられて‥気持ちよく無い訳が無ぇ。
幾ら「綺麗にする」って言ったって、こうして手で撫でられたら‥俺‥。
その気持ちよさに‥俺は至る所に力を入れて‥我慢を続ける。
‥足先をピンと伸ばしたり‥両手をぎゅっと握ったり‥。
だって、その‥出しちまったら恥ずかしい‥だろ‥?
そんな俺の我慢を脅かすように‥どんどん「あの感覚」が近づいてくる。
そうだ‥俺の中から、「あれ」を出させようとする‥「あの感覚」が。
「ラナイ‥だ、ダメだ‥もう‥‥止めてくれ‥」
俺は咄嗟にそう声を上げて、ラナイを止めようとする。
‥なんていうか、切羽詰まった様な声で‥。
そんな俺に、ラナイも気付いたのだろう‥慌てて手を離して‥
‥俺の中の興奮、そして「出てしまいそうな感覚」はゆっくりと鎮まっていった。
「はぁ‥はぁ‥」
なんとか乗り切った、っていう安心感を抱きつつ‥荒い呼吸を繰り返す俺。
心の中では「出さないで良かった」っていう思いと「出せないで残念だった」っていう思いがあって‥。
‥なんとも言えない気持ちだったんだ‥。
そんな気持ちと‥「出そうだ」という寸前で刺激が終わったこと‥そして‥
‥今まで意識して「みないでおこう」と思っていた、ラナイのちんちんが目に入って‥
俺の中に再び「あの感覚」が戻ってくる。
ラナイをどうしても「男だから」という風に考えてしまう‥あの感覚。
情け無い‥感覚‥。
勿論、俺のちんちんだって萎えてしまって‥
そんな俺のちんちんを、ラナイは真剣そうな表情で見つめている。
「‥ご‥ごめん‥」
そんなラナイを見て、思わず‥口から出た言葉。
俺は本当に‥ただ謝るだけしかできない。
そんな情け無い俺に、しかしラナイは‥優しかったんだ。
「いいの、大事なのはね‥これからなんだよ」
にっこりと微笑んで、そう言ったんだ。
大事なのは‥これから。
そうだ‥そうだよな。
まだこれからだ‥これから、俺は‥
‥大丈夫、なのかな‥。

「折角洗ったのに‥ごめんね」
心配を抱えたままの俺だったが、ラナイの指示通り‥洗い場に横たわった。
とは言っても、ちゃんと洗い場にタオルを敷いて‥その上に横になったんだ。
お陰で背中は痛くないし‥ああ、大丈夫だ。
「ん、大丈夫だ。それより何を‥って、お、おい」
俺が「何をするつもりなんだ?」って聞くよりも早く‥ラナイは行動に移っていた。
横になった俺を、またぐように立ち‥そのまま腰を落として、四つんばいの体勢になる。
俺のちんちんの目の前にラナイの顔が来る様に‥そして‥
俺の顔の目の前に、ラナイのちんちんが来る様に。
こんな間近で見せられたら‥目を背けることも出来ない。
嫌でもラナイのちんちんを意識してしまって‥俺は‥。
考える俺に、しかしラナイはこう言ったんだ。
「ラケルトさんにね‥言われたんだ。‥無理矢理しちゃうんだよ、って」
無理矢理‥そういえば俺も、ラケルト自身から聞いていたな。
でも、そうは言われても無理矢理って、一体‥
考えるよりも早く‥俺のちんちんを‥いや、身体を快感が襲った。
「う‥あ‥ッ!?ら、ラナイ、一体‥」
体勢から、ラナイが何をしているのかは見えない。
見えないが‥感じる事は出来る。
小さくなったままの、俺のちんちんを‥ラナイは手で掴み‥そして‥
再び被ってしまった皮を剥き上げると、そのまま‥ちんちんの先に刺激を与えていく。
でも、その感触は‥手や指じゃない‥‥いや、はっきりと解る訳じゃ無いが‥
‥その‥音で判断できるんだ‥。
俺のちんちんに優しい‥でも、気持ち良い刺激が与えられる度に‥
ぴちょ、ぴちょ‥っていう水音が聞こえてくる‥これって、やっぱり‥
「んちゅ‥‥ヤナのちんちん‥すぐ元気にしてあげるからね‥ちゅぷ‥」
やっぱり‥ラナイ、俺のちんちんを‥舐めてる‥。
そんな‥た、確かに洗ったけど‥でも‥舐めるなんて。
初めて感じるその感触‥その気持ちよさに‥俺は切ないため息が漏れる。
恥ずかしいけど‥でも‥気持ちよくて‥たまらない感触‥。
目の前にラナイのちんちんがはっきり見えるけど‥でも‥
‥それでも、関係無い‥ラナイが男だなんて、そんな事どうでもいいくらいに‥気持ち良い‥。
それだけじゃねぇ‥ラナイは‥こんなにも‥こんなにも俺の事を想ってくれている。
俺のちんちんを、一生懸命舐めて‥元気にしようと頑張ってくれている‥。
きっと恥ずかしいだろうに、それでも頑張って‥俺の事を。
そんな思いが、俺の心の中に徐々にわき上がってきて‥
まるで俺の心に掛かっていた雲を、打ち払うかの様な感覚を‥感じたんだ。
気付いたときには‥もう、俺のちんちんは最大限にまで大きくなっていて‥
ラナイが‥嬉しそうに呟いていた。
「すごい‥ヤナのおちんちん‥かちこちで‥とっても堅い‥」
ラナイはそんなえっちな事を言いながら、それでも俺のちんちんを舐めるのを止めない。
そんな風に言われたら‥俺だって‥俺だって。
ラナイを‥ラナイの事を‥気持ちよくしてやりたい‥。
今なら‥きっと今ならできる‥気がする。
だから‥
俺は改めて、目の前にあるラナイのちんちんを見つめる。
それは、俺のよりも大きいように思えて‥
すぐ目の前にあるからそう思うのか‥いや、きっと事実そうなんだろう。
さっきまでは、その‥悪い印象しか無かったけれど。
‥今は違う。
愛しい‥大好きなラナイのちんちんなんだ‥。
そう考えると、俺はそっとラナイのちんちんに‥手を伸ばした。
始めて触れる‥他人のちんちん‥それも大きくなったもの‥。
それは‥大きくて‥堅くて‥‥アツかったんだ。
「んぅッ!‥‥ヤナぁ‥」
触れただけで、ラナイは気持ちよさそうな‥いや、切なそうな声を漏らしてる。
もっと触って‥もっと扱いて‥そんな風に言っている様に。
勿論、ラナイの期待に‥俺は応えてやるんだ。
俺はラナイのちんちんを握ると‥ゆっくりと皮を剥き下ろしていく。
それに合わせて‥少しだけ覗いていた先端が、その全てをさらけ出した。
その先端部分だって‥俺のよりも大きい、っていうか‥まるで膨れているかの様な印象を受ける。
更には‥興奮してるんだろう、透明な雫が溢れていて‥俺の手の動きを「まだか」って待ちわびてるみたいだ。
そんなえっちなラナイのちんちんを‥俺はゆっくりと扱き始める。
力強く‥しっかりと‥手を上下させて‥
そうやって上下する度に、ラナイの口からは声が漏れてくる。
「あッ‥んッ‥‥うぅ‥‥ヤナぁ‥気持ち良い‥よぉ‥」
いつもよりも高くて‥甘い声。
そんなえっちな声を聴かされたら‥俺は‥もっと、もっと気持ちよくしてやりたくなる。
そうだ‥俺だって、もっと‥もっと。
「ラナイ‥覚悟、しろよ‥」
その言葉と共に‥俺は覚悟を決めて‥ラナイのちんちんを扱く手を止めた。
勿論、ただ止めるだけじゃねぇ。
ラナイのちんちんを、剥き下ろした所で止めたんだ。
そして‥ラナイのちんちんを、俺の顔の方へと向けると‥
‥あごを上げ、ラナイのちんちんへと‥口を付けたんだ。
「あ‥ッ‥!?‥や、ヤナ‥もしかして‥‥ひゃんッ!」
口で咥えてみた感触は‥やっぱりアツい、って所だろうか。
その‥ちんちん自体には味はしなくて‥先走りがちょっとだけ、しょっぱい感じがするけど‥
まぁ、気にならねぇ、って言えば気にならねぇ。
「ヤナ‥舐めて‥くれてるの‥‥?」
俺がラナイのちんちんを舐め始めると‥ラナイはそんな事を言ってきたんだ。
‥なんていうのか‥「信じられない」と「嬉しい」が混ざったような‥そんな声で。
俺だって、その‥ちゃんと答えるのは恥ずかしかったけど‥でも。
‥ちゃんと言わなきゃいけない‥なんだかそう思って‥さ。
「ぷぁ‥‥俺だって、その‥舐めて貰ってるし‥それに‥。
 ‥わかんねぇ‥わかんねぇけど‥‥舐めたくなったんだ‥ラナイを‥気持ちよくしてやりたくて‥」
ラナイのちんちんから口を離したら‥自然と‥そう、自然と言葉が出てきたんだ。
普段だったら‥恥ずかしくて言えないような言葉が。
「ラナイの事‥好きだから‥好きで‥好きで、たまらないから‥」
「嬉しい‥よ‥‥ヤナ‥僕も好き‥好きだよおッ!」
不思議‥だよな。
好きって言うのも‥言われるのも。
心が‥気持ちが熱くなってくる。
ラナイをもっと‥欲しくなる。
ラナイの気持ちが‥ラナイの身体が‥欲しくなるんだ。
そして、ラナイに‥もっと気持ちよくなって欲しい、って思うんだ。
俺は、そんな「ラナイへの気持ち」を表現する様に‥一層ラナイのちんちんを舐め続ける。
もっと‥もっと、ラナイを気持ちよく‥って。
‥とは言っても、その‥実際にどうすれば気持ちよくなるのかなんて解らねぇ。
だから‥先走りごと、ちんちんの先端を舐めてみたりとか‥
裏っ側んトコをれろれろ、って舐めてみたりとか‥とにかく、無我夢中で色々とやってみたんだ。
‥俺が無我夢中で舐めていたのには、まぁ‥理由があって。
丁度、ラナイに想いを伝えたあたりから‥ラナイが俺のちんちんを舐めるのも激しくなってきて‥
とてもじゃねぇけど、俺だって長くは保ちそうになかったんだ。
だったら早いトコ、ラナイにだって気持ちよくなってもらわなくちゃならねぇ。
だから‥だから、俺は一心不乱に舐め続けたんだ。
そんな俺の舐めるのが、功を奏した‥のかな。
しばらくしてラナイが声を上げたんだ‥とても甘くて‥悩ましい声を。
「ヤナ‥ぁ‥もう、僕‥ダメだよぉ‥もう‥」
ラナイは‥もう限界に近いようだった。
‥まぁ、そういう俺だって‥似たようなもんだけど。
ともかく、もうそろそろ‥っていうんなら、そこはやっぱり‥思いっきり刺激を与えてやりたい。
誰だって、出す時は気持ち良いまま出したいと思うし‥だから。
俺は最後に‥とばかりに、ラナイのちんちんの先端を舐め続ける。
さきっぽ‥先走りの溢れ続けるそこを、延々と‥舐め続けたんだ。
そうしたら‥ラナイは‥
「ん‥んんーーッ!」
俺のちんちんを咥えたまま、一際高い声を上げて‥そして。
‥射精が始まったんだ。
俺の口の中に、次々とはき出される精液。
始めて味わうその味‥苦くて、しょっぱい様な‥なんとも言えないその味だったけど‥
俺はなんとか唾液を絡ませつつ、飲んでいく。
なんていうのかな‥‥大事なラナイの出した精液なんだ‥一滴もこぼさずに飲みたい‥って思って‥。
でも、ラナイのちんちんは、精液を出す度に俺の口の中で暴れて‥
ふとしたとき、俺の喉へと精液が噴き出してきたんだ。
‥流石に喉を突かれたら、俺だって‥むせちまう。
慌ててちんちんから口を離して、げほげほ‥って咳をして‥なんとか呼吸は出来るようにはなったけど‥
でも、ラナイのちんちんから精液が噴き出るのは止まらない‥
自然と、俺の顔に精液が降り注いで‥でも、俺は払いのける出もなく、顔で受け止めたんだ。
‥温かいラナイの精液が、俺の顔一面に降り注いでいくのを‥じっと感じながら。
「‥はぁ‥はぁ‥‥ごめん、ヤナ‥」
ラナイは精液を出し終えると‥ゆっくりと仰向けに倒れ、くたびれたようにそう言ったんだ。
そりゃあ、くたびれるのも当たり前だ‥あれだけ沢山出したんだからな。
俺は身体を起こすと、顔に掛かった精液を軽く拭って‥そのままラナイの顔を覗き込む。
「気にするなよ‥気持ちよかったんなら、何よりだ」
俺の言葉に、ラナイは‥ふふ、嬉しそうに‥そして恥ずかしそうに微笑んでいて。
でも‥何かに気付いたかの様に、慌てて上半身を起こしたんだ。
「って、ダメだよ!‥その‥僕しか出してないんじゃ、だめ!
 ヤナのもしてあげるから‥そうだ、ここに座って‥ね?」
別に俺は良い‥なんて言う間もなく、強引なラナイに俺はイスへと腰掛けさせられた。
普段とは違う、そんな強引なラナイも‥なんだか良いな、なんて思いながら。
‥幸いにも、俺のちんちんはまだまだ元気で‥その、勃ったままだった。
イスに腰掛けた俺の‥真正面にラナイは座りなおして。
そして‥改めて俺のちんちんを舐め始める。
俺のちんちんを舐める、ラナイのその表情は‥
とっても可愛くて‥とっても綺麗で‥とっても‥えっちで‥
そんな顔見てたら、俺‥すぐに我慢なんて出来なくなっちまう。
現に、ラナイが舐め始めて‥すぐに。
‥その感覚がわき上がってくるのを感じたんだ。
「ラナイ‥俺、もう出そうだ‥‥ラナイの‥えっちな顔見てたら‥俺‥俺‥!」
そんな俺の言葉に、ラナイは一瞬俺の顔を見ると‥
再びにっこりと微笑むように、目を細めて‥そして今まで以上に舐め始めたんだ。
口を上下させ‥中では舌を動かし続け‥
そんな衝撃に、俺が長い事耐えられるはずも無ぇ。
身体がのけ反る位の気持ちよさを感じながら‥俺はラナイの口中へと精液をはき出したんだ。
精液をはき出す度に、ちんちんが‥腰が跳ねる様な気持ちよさを感じる。
鼓動だって早まって‥胸が爆発するんじゃないか、なんて思った位だ。
身体に感じる直接的な快感に加えて‥ラナイの口の中に精液を出してしまっている、っていう罪悪感を感じて‥
そんな二つの感覚が合わさって、俺の身体を‥心を‥ますます気持ちよくさせる。
それに‥その気持ちよさのせいなのか‥精液が出るのが止まらねぇ。
‥普段の倍くらい出たところで‥ようやく止まった位なんだ‥。
でも‥ラナイはそんな俺の精液を、全て口に含み‥飲み込み‥笑ってみせたんだ。
「いっぱい出たね‥ヤナ、気持ちよかった‥?」
俺の精液をこぼさず飲み込んだ後に、悪戯っぽく言った、ラナイの言葉に‥
俺は恥ずかしくって、顔を逸らすしかなかった。


‥今日は月も無く、星の光だけが闇を照らしている‥。
そんな闇の中、俺達二人は風呂から上がって‥ベッドに入った。
後は‥そうだな、寝るだけだ。
結局はいつもの様に、添い寝して‥ん?
風呂場の続きはしないのか、だって?
‥俺だって、ラナイだって‥あますず祭りやら何やらで疲れてるんだよ。
続きはまた今度‥って事だ。
それに‥なぁに、もう大丈夫だ。
もう俺は‥萎えたりしねぇ。だから、今度はラナイを‥
「‥ヤナ‥まだ起きてる‥の‥?」
っと、目を開けて考え事してたら‥ラナイに言われちまったな。
明日の事もある‥今日は早いところ寝るとしよう。
「いや‥もう寝るぞ‥‥おやすみ、ラナイ」
「うん‥おやすみ、ヤナ」
最後に、嬉しそうなラナイの微笑みを見ながら‥俺は目を閉じる。
今日は‥色々な事があったけど。
俺とラナイは‥一歩、前に踏み出す事ができたと思う。
‥一歩ずつ‥一歩ずつで良いんだ‥二人一緒に、前に進んで行ければ良い。
まだまだ先は長いけど、それでも‥一歩ずつ。



  
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