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ショート・ショート

その88『重なりあう想い』

 ←13話『それぞれの休日』 →14話『銀河祭・ピノ編』
あらすじ

同じリンクシェルに所属するタルタルの男の子、サインとノレン。
サインは、ふとした事をきっかけとしてノレンを騙し、一夜を共にした。
その後、ノレンへの強い想いを持つサインは、罪悪感も相まってノレンに事実を打ち明ける。
騙されたと知ったノレンは、サインに対して「帰れ」という冷たい言葉を告げた‥。
ノレンの言葉にショックを受け、自室に閉じこもり、何日も泣き続けたサインだったが、
リンクシェルのリーダー、ラケルトの言葉を聞いて元気を取り戻した。
そしてノレンとサイン、二人は会って話をする事で仲直りを果たし、更に‥

 

ちゅ‥‥ちゅ‥‥
静かな部屋の中‥淫らな水音だけが静かに響き渡る。
サインとノレン‥互いへの想いを込め‥そして互いを求める‥熱い口づけの音。
いつ終わるとも知れず、延々と続くのではないか‥
二人がそんな風に思うほど、その口づけは‥
熱く‥甘く‥官能的なものだった。
その気持ちよさに‥数日前の、あの気持ち良いキス‥そして行為を思い出すサインに対し‥
一方のノレンは、しかし‥今ひとつ熱しきれない思いがあった。
それというのも‥いや、それは後々彼の口から語られる事になるだろう。
それに‥そんな思いが心にあったとしても。
唇を‥そして舌を通じて与えられる、その気持ちよさ。
キスの気持ちよさ‥そして‥
‥サインから寄せられる、想いの‥強さが。
否応なくノレンの気持ちを高めていく。
‥もう、我慢出来ないくらいに。
だが‥我慢出来ないのはノレンだけではない。
サインとて、とっくに‥「次のステップ」に進みたくて、うずうずしていたのだから。
そんな二人の気持ちが合致したのか‥どちらともなく、二人は唇を離す。
激しく‥長く続いたキスの後‥二人の間には‥
‥荒くなった息とともに、その胸を‥心音を高鳴らせていた。
ともすれば互いの心音が聞こえてきそうな程‥大きくトクン、トクンと脈打って。
しかし‥ここにきて、ノレンの「理性」が待ったを掛ける。
‥先程までうっすらとあった思い‥行為を躊躇わせる思いを‥サインに告げるため。
「サイン‥待ってくれ‥。その‥‥俺、良いのかな‥」
先程のキスのせいで、すっかり火照っているノレンの両頬。
しかし、その合間にある口からは‥まるで「迷い」を打ち明けるような‥不安げな声を漏らす。
ノレンの言葉にピンと来ないサインは、そっと首をかしげながら‥次の言葉を待った。
「その‥俺、サインに酷い事‥言ったのに‥それなのに‥」
ぽつりぽつりと、言葉を続けるノレンに‥サインは少しずつ、ノレンの言いたい事を理解していく。
恐らく‥ノレンはまだ、「友達に戻ろう」と言った事を後悔しているのだろう。
自分からそう言っておいて‥それなのに、今こうしてサインに「求めている」のは‥と。
‥ましてや、以前サインに「好きな人」として告げた相手が結婚する、という発表のあった後だ。
見方によっては‥ノレンは「都合良い人」と思われるのかもしれない‥そう言いたかったのだろう。
サインはそこまで考えた後‥ノレンの目の前で軽く微笑むと、そっと近寄り‥ノレンを抱きしめた。
そして‥ノレンの耳元で囁いたのだ‥とても小さな声で。

 ノレン‥ボクは君の事が好き‥大好き。それは‥どんなに酷い事を言われても、許してあげられるくらい。
 ‥なんちゃって‥本当は、ボクの方がノレンに酷い事をしたんだから‥だから‥いいんだよ。
 ‥でも、我が儘を言わせてくれるなら‥ノレンの気持ちを‥聞かせて欲しい‥
 ノレンの‥気持ちを‥‥したいことを‥聞かせて欲しい‥

サインの言葉を聞いていく度に。
抱きしめられるままだった、ノレンの身体に‥そして手に、力がこもっていく。
自分の気持ちを‥サインに対する気持ちをはっきりと示す為‥自然と力が入っていくのだ。
内からわき起こる力に‥そのまま抗おうとせず、ノレンはそっと‥いや、力を込めて‥サインを抱きしめる。
ぎゅっと抱きしめて‥そして‥今度はノレンがサインの耳元で囁いた。

 俺‥サインの事が‥好きだ‥好きなんだ‥
 だから‥その‥サインとまた‥えっちな事がしたい、って思ってる‥
 サインと一緒に、気持ちよくなりたい‥そんな気持ちで一杯なんだ‥

ノレンのその言葉を聞いて‥サインは思わず、瞳から涙がこぼれるのを感じた。
ずっと‥ずっと‥聞きたかった言葉。
でも、今は‥感動に浸り、涙を流している時じゃない。
今は‥そう、次に進むときだから。
だから‥
「うん‥ノレン、ボクもしたい‥ノレンと一杯、えっちな事がしたい‥‥でもね‥
 その‥そんなに抱きしめられると、ボクの身体が折れちゃう‥よ?」
サインは慌てて涙を拭き取ると、泣き顔を誤魔化す為に‥そんな軽口を叩くのだった。
「あっ‥ご、ごめん‥俺‥つい‥」
サインの言葉に慌てて両手をほどき‥身体を離すノレン。
普段であれば見ることの少ない、慌てふためくノレンの表情が‥サインにとってはたまらなく可愛く思えて。
そんな気持ちを‥そっと唇に乗せ、ノレンの頬へと押しつける。
そして‥サインは軽く微笑みながらノレンに呟いた。
「ふふ、ごめんね‥痛い、っていうのはウソだよ」
本当は‥サインとて少しだけ痛かったのだが‥あえて「ウソ」だと言う。
それは、告白のために張り詰めた、場の空気を和ませる為か、あるいは‥
「ウソをついちゃったお詫びに、ノレンのちんちん‥舐めて、気持ちよくしてあげるね」
おそらくは、そちらが本音だったのだろう。
サインはその言葉を放つと共に、それまで座って居たソファーをぴょん、と飛び降りて‥
丁度ノレンが座る、そのすぐ前にかがみ込む。
‥そう、丁度サインの目の前には‥ノレンのペニスが来る様に。
一方のノレンは‥サインの突然の行動と‥そして言葉に再び慌ててしまう。
サインの言った「舐めて、気持ちよくしてあげる」という言葉に‥思わず先日のあの感触が蘇る。
あの日、初めて感じたあの気持ち良い感触を‥これから再び感じる事が出来る、と考えたのだろう。
やや膨張気味であったノレンのペニスが、急にムクムクと大きくなっていく。
それはすぐに、ノレンの履いていたズボンを内から突き上げ、隆々としたテントをかたどり‥
すぐにサインの目の触れるところとなった。
「わぁ‥ふふ、ノレンのちんちんも『して欲しい』って言ってるみたい。‥脱がしてあげるね‥」
サインはさも嬉しそうにそう言うと‥ノレンのズボン、その両脇に手を掛ける。
積極的なサインに、ノレンも拒否をするつもりはなく‥ただなすがままに腰を浮かせて、そして‥
しかし、その時になって、ふと「気付いたこと」があった。
それは‥
「ちょ、ちょっと待ってくれ‥その‥先にフロとか‥」
そう‥前回ノレンがサインと夜を共にしたときは、互いに風呂に入ってから‥の事だった。
しかし今回は違う。
ノレンのレンタルハウスにやってきた後、そのままこうして‥身体を重ねようとしているのだから。
ましてや、昼間のパーティ活動以降、シャワーすら浴びてはいない。
どれだけ汗をかいたのか‥体臭のことを考えると、思わず気が引けてしまうノレンだった。
‥勿論、サインの体臭が嫌なのではない。
サインであれば‥体臭など気にならない。
それは、先程のキスの際に‥あるいは抱き合った際にも感じている。
だが、サインは違うだろう‥ましてやサインがこれからしようとしていることは‥
そう、自分のペニスを舐めようとしている‥恐らく体臭が一番強いであろう、その部位を‥だ。
しかし、ノレンの考えたそんな「心配事」は‥サインの一言によって打ち砕かれた。
「ううん‥お風呂なんて‥待ちきれないよ。ボク、このまま‥したいの‥」
期待に潤んだ瞳‥淫らな想いを含ませ、まるで熱にのぼせているかのような表情のまま‥
サインはノレンを見上げ、そう言ったのだ。
そんなサインの淫らな表情を見て‥ノレンは思わずごくりと唾を飲み込む。
それが再開の合図となったのか‥サインは再び、ノレンのズボンを引き下ろし始めた。
‥今度はノレンも何も言わずに、ズボンを‥そして下着までも脱がされ‥
ノレンのペニス、その全てがサインの眼前に露わとなった。
「わぁ‥やっぱり‥大きくて凄い‥。それに‥とってもえっちなニオイ‥」
サインはそう言って顔を寄せ‥更にはペニスに鼻を寄せてクンクン、とそのにおいを嗅いでみせる。
その表情は、先程よりも艶やかで‥言葉にウソがないことはノレンにだって分かるほどだ。
風呂に入っていないからこそ感じる‥そのにおい。
ノレンの体臭と、汗と、尿と‥そして雄の香りが混ざったような、独特のにおい。
そんな独特のにおいが‥しかし、サインの心をたぎらせる糧になる。
だが‥サインにそう言われた当の本人は、と言うと‥
言われた内容が内容だったからだろう‥ノレンはサインの言葉に、思わず顔を背ける。
「そ‥そんな恥ずかしい事‥言うなよ‥」
恥ずかしさの余り、横を横に向け‥小さな声で呟くノレン。
しかし‥そんなノレンのペニスは、サインの言葉に嬉しく反応するかのように‥ピクピクと震えるのだった。
可愛い顔に似合わず、タルタル族の平均以上‥そんなスペックを持つ、ノレンのペニス。
その根本や周囲に、少しの恥毛も見受けられないのは‥タルタル族の特徴と言えるだろう。
そしてそれが‥尚更ペニスの大きさを引き立たせているようにも思える。
ましてや、場所的に真正面から見ているサインにとっては‥更に大きく見えたことだろう。
そんな大きなノレンのペニスを‥サインは片手でぎゅっと掴む。
その感触にすら「んッ」と可愛い声を上げるノレンに‥サインは嬉しそうに微笑んで。
しかし‥その子供の様な微笑みには似つかわしくないことを、これから始めるのだ。
手に軽く力を込め、ノレンのペニスを軽く自分の方へ倒すと‥
その先端からは、既に期待の為か先走りが溢れているのが分かる。
サインはノレンのペニスが、丁度口のそばに来る様に‥改めて体勢を整えると‥
そっと口を寄せ‥そして‥囁いた。
「ふふ‥いただきます」
行儀良く、そんな事を言いつつも‥サインは大きく口を開け、ノレンのペニスへと‥かぶりついた。
「ん‥‥んあッ‥」
温かく‥湿った中で、ペニスが包み込まれるその感触に‥ノレンは鼻掛かった甘い声を漏らす。
気持ちよく‥腰が砕けそうに感じるその感覚は‥二度目といえども、まだまだ慣れることはない。
一方のサインは‥先程よりも強い「ノレンの香り」と「ノレンの味」を味わっていた。
以前に同じ様に舐めた際は、興奮のあまりそこまで堪能する事はできなかったが‥
それでも、今回は風呂の事があるからだろう‥以前よりも香り、味共に「濃い」様に思える。
そんな大好きなノレンの香りと味に包まれながら‥サインは、ノレンの可愛い反応を楽しむ。
事ある毎に上げる、ノレンの可愛い声‥身もだえる素振り‥そんなノレンの反応を楽しみながら‥
サインはゆっくりと‥口を動かし続ける。
歯を当てないように充分気をつけつつ‥サインはノレンのペニスを口の奥まで含んでいく。
‥とは言っても、ノレンのペニスは大きく‥その全長の半分と少し程度しか含むことは出来ない。
それでも、出来るだけのことはしよう‥と、ノレンは行動を続ける。
奥まで飲み込んだペニスを、今度はゆっくりとはき出していき‥
勿論その間も、ペニスを口腔内や舌に添わせ、刺激を与えるのを忘れない。
ペニスを全てはき出したところで‥今度はその亀頭部分を責めに掛かる。
頭を上下に動かし‥唇をすぼめてペニスの胴体を締め付け‥
更には舌を使い、亀頭部分を責め続ける。
その感触が‥ノレンにはたまらなく気持ちよかったのだろう。
そのペニスの先端からは、とめどなく先走りが溢れ‥サインの口中へと溢れていく。
だが、それは溢れる度に‥サインの舌に絡め取られる。
サインはその少ししょっぱい味を感じる度に‥もっと、もっとと‥口を、舌を動かし続ける。
もっと‥もっと‥愛しいノレンに気持ちよくなって欲しい‥と。
そんな激しい口内の動きに‥ノレンの口からはすぐに喜びの悲鳴が上がった。
「サイン‥キツ‥すぎるぅ‥‥。俺‥全然‥出して無いから‥すぐに‥出る‥からぁ‥」
ノレンの言う様に、以前に二人が身体を重ねた日から‥事実、ノレンは一度も精液を出していなかった。
風邪をひいたり‥あるいはサインとのやりとりがあった事で‥到底そんな気分には、なれずにいたのだ。
そして‥今日という日を迎えたノレンだが、当然に彼の抱える陰嚢には‥相応の精液が存在している。
それだけ溜まっていたなら‥あるいは、全然自慰行為を行っていないなら。
自然とペニスは敏感になり‥精液が出るのも早くなるというものだろう。
しかし、出してしまえば‥肝心の次のステップに進みづらくなる‥
そう考え、サインの「甘美なおしゃぶり」を止めさせようと思っていたノレンだったのだが‥
‥サインの考えは違った。
いや、考え以前に‥今はただ、ノレンを気持ちよくしてあげたい‥そして‥
ノレンの精液が欲しい‥と‥そんな思いがサインの心にはあったのだ。
だからこそ、サインは更に口の動きを早めたのだが、しかし‥
「ま‥待ってくれ‥出す前に、その‥したいことがあるから‥」
ノレンの、今にも出してしまいそうな‥そんな快楽に震える声の中で‥
サインが「気になる言葉」を耳にする。
ノレンの言う「したいこと」。
その言葉の示すものが何なのか‥気になったサインは、ペニスから口を離すと‥ノレンに聞き返した。
「したい‥事?」
絶え間なく訪れる、快楽の嵐から‥ようやく抜け出ることが出来たノレンは。
軽く息を荒げながらも‥こくこく、と頷いてみせるのだった。

「ノレン、本当に‥良いの‥?」
先程とは場所が入れ替わって‥今度はサインがソファに座っている。
しかも、ズボンと下着は脱ぎ捨てられ‥既に大きくなったペニスをノレンの前に晒しながら。
勿論ノレンは‥先程迄サインが居た場所、つまりサインのペニスの目の前に居る。
「ああ、その‥‥俺も、舐めてみたい‥んだ」
丁度‥ノレンの目の前に突きつけられる様に存在する‥サインのペニス。
サインのペニスを眼前に捉えつつ、ノレンはごくりと唾を飲んだ。
先程のサインの言葉ではないが‥鼻をつく、その独特の‥しかし良い香りに。
ノレンは頭の中がカッと燃え上がるような‥そんな気持ちになってしまう。
舐めたい‥サインのペニスを‥愛しいサインのペニスを‥口いっぱいに頬張って‥舐めたい。
そんな思考で頭の中は埋め尽くされ‥気がついたときには‥
もう既にサインのペニスを口に含んでいた。
「ひゃあッ‥‥ノレ‥ン‥ぅ‥」
初めて感じる‥他人の口の中の感覚に。
サインの口からは一際高い声が漏れ始める。
手よりも柔らかく‥湿ったその感覚‥しかもそれをしているのが、愛しい人となれば‥気持ちよさもひとしお、だろう。
ノレンは勿論、ペニスを舐めるのは初めての事だったが‥
サインのペニスを気持ちよくしてあげたい、という想いが伴った為だろうか‥
サインのペニスを、歯に当てることもなく‥比較的上手に舐める事が出来ていた。
タルタル族の中では平均クラスの大きさ‥そんなサインのペニスの‥
根本を片手で押さえ、被り気味の皮を剥いて‥全長を器用に喉もと近くまで飲み込んでいく。
そして‥自分がされたように、サインのペニス‥その亀頭部を、舌を使って刺激して。
初めて感じるその快感に‥サインにもすぐに、絶頂が訪れようとしていた。
「だめッ‥ぼ、ボクだって‥全然出して無かったんだから‥ッ」
そう‥なにもあれから精液を出していなかったのは、ノレンだけではない。
サインもまた‥ここ数日間の出来事から‥そういう気分にはならなかったのだ。
ノレン同様、刺激に弱かったのだろう‥すぐにその感覚が襲ってくる。
しかも‥
「ノレン‥止めて‥もう、出ちゃう‥からあッ‥」
高く‥甘い声で、ノレンに対して哀願するサインに‥
しかし、ノレンはその行為を止めようとはしない。
ただ無心に‥サインのペニスを舐め続けていたのだ。
愛しいサインのペニスを‥気持ちよくしてやりたい‥と、ただそれだけを思って。
絶え間なく続く、その刺激に‥サインはとうとう、その感覚を迎えてしまう。
もう戻れない‥絶対に精液が出てしまう、という「限界点」を。
後はもう、出すしか無かったのだが‥ノレンはずっと口に咥えたままだった。
この状況に‥サインの心の中で天秤が揺れる。
ノレンの口の中に出してしまうのは‥飲ませてしまうのは悪い‥という良心。
しかし、愛する人の口の中に出したい‥飲んで欲しい‥という欲望。
良心と欲望を秤に掛けた天秤は、ほんの数秒の内に‥傾かざるを得なかった。
‥精液を迸らせる、その瞬間迄に。
そして、サインの選んだ答えは‥
「だめえッ‥‥出る‥出ちゃうッ‥ノレン‥‥ッ‥!」
思わずノレンの頭を抑えるようにして‥ノレンの口中へと精液を溢れさせたのだった。
‥勿論、抵抗されれば離せるように‥手の力は抜くようにして。
しかし‥当のノレンは、最初から口中にて射精に導くつもりだったのだろう‥
自分からサインの精液を口中で受け止め‥更にはもっと出させてやろうと、舌を動かし続ける。
射精を続けながらも、亀頭に与えられるその刺激に‥
サインは高い声を上げつつ、のけぞる様にして‥快楽に耐えていた。
溜まっていた事もあったのだろう‥次から次と溢れる多量の精液。
初めて味わう、その味は‥しかし、不思議と不快なものではなかった。
興奮のせいだろうか‥あるいはサインへの愛情のせいだろうか。
次々と溢れる精液を、ノレンは飲み込もうとしたのだが‥
その独特の触感のせいか、なかなか喉を降りてはいかず‥飲むのが追いつかない。
時折口から精液を溢れさせつつも‥サインの射精が終わるまで、ノレンは喉を鳴らして‥精液を飲み続けた。

長らく続いた‥サインの射精の後。
ノレンは最後に‥愛おしむようにそのペニスを、舌で舐めあげると‥そっと唇を離した。
口周りに溢れている唾液や精液を手で拭いながら、立ち上がると‥
放心状態でソファにもたれかかっているサインの顔を覗き込む。
「サイン‥大丈夫‥か?その‥一杯‥」
「ノレン‥‥もう、無理して‥」
ノレンの声を聞いて、サインは我に返ると、ノレンの言葉を遮って‥心配そうに呟く。
そしてそのまま‥サインもソファを立つと、ノレンをそっと‥抱きしめた。
「でも‥ごめんね‥口の中で出しちゃって‥」
結局は、最後の選択の瞬間‥自分の欲望が勝ってしまった事に、申し訳なく思うサイン。
ノレンは舐めるのすらはじめてだと言うのに、飲ませる等という無理をさせてしまった‥と。
「いや‥俺だってその‥飲んであげたい、って思ったから‥だから‥」
しかし、当のノレンは‥優しく‥温かな声でそう呟いて。
そして‥サインをぎゅっと抱きしめ返した。
ノレンの温かさに‥そして優しさに‥
このままずっと触れていたい‥こうして抱きしめていたい‥と、一瞬思ったサインだったが‥
‥それは「とある理由」により‥打ち破られる事になる。
「ありがとう‥ノレン。でも‥‥ふふ、ちんちんがおっきくなったままだもんね。
 ‥次はノレンに‥一杯気持ちよくなって貰うんだからね‥!」
そう、股間に感じる「ノレンの隆々としたままのペニス」が‥
サインを「このままじっとしていられない」という思いにさせた。
先程と変わらない大きさ‥堅さで脈打つペニス、その感触が‥
サインをせっつくように‥とまではいかないまでも、刺激を求められている様に思えたのだ。
だが‥そんな事もサインには嬉しく感じられて‥
早く次のステップに進もう、という気持ちにさせる。
サインのペニスは‥これもまた、ずいぶん「溜まっていた」からだろうか。
先程出したばかりだというのに‥再び疼かせ、大きくなりつつあったのだ。
以前も感じた‥あの交わりを、そして快感を‥再び感じる為に。
二人は、抱きしめた身体を一旦離すと‥軽く口づける。
心の中の燃え上がる想いに‥更に燃料を注ぐかの様に。


 
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