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 ←24話『闇曜日の夜に』 →25話『日常』(*)
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ショート・ショート

その99『とりっく・おあ‥? その2』

 ←24話『闇曜日の夜に』 →25話『日常』(*)
あらすじ

俺はヤナ。ヤナ・カラナ‥タルタル族の男で、竜騎士だ。
実は俺、悩みを抱えていて‥それというのは、恋人のラナイ‥ラナイ・シナライとの事なんだ。
俺達、以前にその‥え、えっちをしようとしたんだけど‥失敗しちまって。
その時の事がショックで、俺は‥えっちをしようとしても、萎えてしまうようになったんだ‥。
どうすれば良いかと考えている俺に、手を差し伸べてくれたのが‥旧友のラケルト・ハケルトだった。
藁にもすがるような思いの俺に、ラケルトは「一つ解決策があるよ」と言ってくれて。
ラケルトは解決策を行うために、はろうぃーん開催日の今日、ジュノのモグハウスへ来てくれ、って言ったんだ。
俺は「やってやる!」とばかりにジュノの、ラケルトの借りるレンタルハウスへと来たんだが‥

 

「この流れは‥やっぱり‥‥‥だよな」
俺はベッドの上に寝転がりながら、そんな言葉を呟く。
この状況‥どう転んでも、いい予感がしねぇ。
全くと言って良いほどしねぇ。
‥だからって言って、ここから逃げる訳にもいかねぇし‥
「はぁ‥どうすりゃいいんだ、俺‥」

‥あぁ、この状況を説明しておいたほうがいいよな。
えっと‥まず俺はヤナ‥ヤナ・カラナ、タルタル族の男、15歳、緑色のマゲがちゃーむぽ‥え?
自己紹介は良いって?‥ったく、注文が多いなぁ‥。
それじゃあ、現状の説明といくか。
俺は今、ジュノの居住区にある‥レンタルハウスの中に居る。
とは言っても、俺が借りているレンタルハウスじゃねぇ。
旧友のラケルトが借りているレンタルハウスだ。
旧友のレンタルハウス‥しかも寝室の、それもベッドの上‥更には‥
‥俺は今、裸だ。
更に更に言えば、さっきシャワーまで借りて‥全身すっかりピカピカ、準備万端って訳だ。
‥何の準備が、なのかって?
いや‥ある程度の想像は付くだろ?
寝室、ベッド、裸‥とくりゃあ、さ。
え?それ以前に‥旧友のレンタルハウスで、何やってるんだ、だって?
しょ‥しょうがねぇだろ?俺だって好きでやってる訳じゃねぇんだ。
え?なんでそんな事してるのかって?‥だって‥そうしろ、ってラケルトが言ったから‥。
‥俺がこのレンタルハウスに着くなり、ラケルトはこう言ったんだよ。
(じゃあ、ヤナ。とりあえずシャワー浴びて、裸のままベッドの上で待っててくれる?)
着くなりいきなり、だぜ?しかも‥言ってる内容が内容だ。
俺、ホントびっくりしてさ。抵抗‥っていうか、理由を聞いたんだよ。
その‥恥ずかしくて、真っ赤になりながら「なんでそんな事するんだ!?」って。
そうしたら‥ラケルトのヤツ、こう言うんだよ‥「なんでもする、って言ったよね?」ってさ。
それを言われたら‥俺はぐうの音もでねぇ。
‥そういや、どうでもいいけど「ぐうの音」の「ぐう」って何だろうな。
‥ああ、それはホントにどうでもいい話だな‥話を戻そう。
そりゃあ‥そりゃあ昨日、俺はなんでもするって言ったよ。‥言ったけど‥。
アイツの‥ラナイの為なら‥なんでもするけど‥。
‥いや、ぐだぐだ考えてても仕方ねぇ。
ラケルトの「解決策」に‥掛けてみるっきゃねぇんだ!
その為なら、裸の一つや二つ‥ああ、でも俺、何をさせられるんだろう‥?

俺がベッドの上に裸で寝転がって‥10分くらいかな?
最初は心の中で「何をするんだろう」って思って緊張してたけど‥
その気持ちも少しずつほぐれてきて、思わずウトウトしかけてた位だ。
突然‥ノックも無しに、部屋のドアが開いてさ。
‥声が聞こえてきたんだよ。
「トリック・オア・トリック!」
俺はその聞き覚えのある声に、上半身を起こして‥扉の方を見たんだ。
扉の前には、ラケルト‥‥は居なくて。
‥その代わり、って言ったら何だけど‥うーん、何て言うのか。
そうだな‥「ゴースト族の仮装をしたラケルト」が居たんだ。
‥いや、「アーリマン族の仮装をしたラケルト」の方が合ってるのかな?いや、やっぱりあれは‥‥
とにかく、全身を白いシーツの様な布で覆って‥丁度顔の所には、アーリマンのあの一つ目が描かれていて。
‥ぶっちゃけて言うと、あんまり上手い絵じゃねぇな‥
まぁ‥「はろうぃーん」のシーズンだ、分からん事もないが。
「えっと‥ラケルト‥だよな。色々‥聞いても良いか?」
俺の言葉に、ラケルトは頭の部分の布を取って‥お、なるほど、頭のトコだけ取り外しできるのか。
‥いや、正確に言えば‥身体部分と頭部分の二つに分かれてる、って言った方がいいか。
いやいや、そんな事よりも‥ラケルトは布を取ると、少しむくれた顔で文句を言い始める。
「もぅ、ヤナってばノリが悪いなぁ。ハロウィンだよ?ちゃんと言わないと」
「‥あ、あぁ‥‥はっぴー、はろうぃーん‥い、いや、そうじゃなくて‥
 第一、何なんだよ。とりっく・おあ・とりっく‥って。ふつーはとりっく・おあ・とりーとめんと‥だろ?」
ノリが悪いって‥この状況でどうノリ良くしろ、って言うんだ‥全く。
まぁ、なんか俺の言うことも少し違う様な気もするが‥いや、ラケルトに比べればマシだろう。
俺は少しあきれ顔でそう返したが‥ラケルトはおかまいなし、とばかりにベッドの上に上がってくる。
「トリック・オア・トリック‥いたずらしてくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!‥ってね」
ラケルトはそう言うと、ふふっ‥と微笑んで。
お菓子をあげるとか、そういうのはどうでもいい‥って事か?
「どっちにしろ‥いたずらするのかよ」
いや、まぁ‥別にはろうぃーんはどうでも良いんだ。
それよりも、肝心なのは‥
「そそ、いたずらするんだ‥ヤナのちんちんにね」
「な‥なッ!?」
ラケルトが微笑みながら言った事を聞いて‥
俺はびっくりして声を上げてしまう。
‥いや、びっくりって訳じゃないな‥ある程度予想はしていたことだ。
でも‥その予想通りに進むってのが‥やっぱり俺には‥。
「ちょ‥ホントに、お前と‥‥するのか?」
だって‥なぁ。
ラケルトは、その‥旧友だ。
昔から世話になったり‥世話したり、そんな仲なんだ。
その‥そういう事をするのは‥って思っちまう。
「だってほら、ボクもちゃんと脱いでるし」
ラケルトはそう言うと、身体に纏った布を下からまくり上げてみせる。
‥確かに布の中には、裸のラケルトが居るけど‥
い、いや、そうじゃなくて、俺は‥‥俺は‥。
「‥覚悟、できてるんでしょ?」
戸惑う俺に、追い打ちを掛けるように‥ラケルトは真剣な声でそう言う。
いや、声だけじゃない‥表情だって真剣そのものだ。
‥ラケルト‥そこまで俺の事を考えてくれて‥
「そう‥だな‥覚悟は出来てる。でも‥お、俺は‥‥ラナイ一筋なんだからな」
俺だって、覚悟を決めなきゃ。
ラナイの為にも‥だ。
でも、やっぱり‥って思う所もあるから、だから‥
‥恥ずかしそうに俺は言ったんだ‥ラナイ一筋だ、って。
そ、その‥ラケルトにそういうつもりは無い、とは思うけどよ‥。
「はいはい、分かってるよ。今日だけ‥今だけ」
俺の言葉に、ラケルトはふふっ、と微笑んで‥そう言ったんだ。
‥なんだよ‥俺がそういう事言うの、おかしいってのか?‥ちぇっ‥
少しだけふて腐れる俺を尻目に、ラケルトはそっと近寄ってきて‥
布をそっと、俺の下半身にかぶせていく‥いや。
‥正確には、布の下にあるラケルトの手が‥俺の下半身へと伸びたんだろう。
俺のちんちんに、ラケルトの手が触れて‥うっ‥。
「う‥‥ラナイ‥‥ごめん‥」
他人に触られるのは‥ヘンな感じだけど、やっぱり‥感じちまう。
それが‥ラナイ以外であっても。
でも‥‥感じる一方で、まるで‥そう、浮気をしているような‥そんな錯覚が俺を襲って。
思わず俺はそんな言葉を呟いてしまったんだ。
その言葉に、思わず一瞬手を止めるラケルトだったが‥少しの間の後に、再び手が動き始める。
状況が状況だから‥かな。
気持ち良さ以上に、申し訳なさや‥その‥緊張感が強くって、俺のちんちんはちっちゃいままだったけど‥
そんなちっちゃい俺のちんちんを次々と襲う、更なる気持ち良い感触。
揉まれたり、扱かれたり‥でも、俺のちんちんは中々反応しなかったんだ。
‥だって‥だって、なぁ?
俺のちんちんを扱いてるのは、友達の‥ラケルトな訳で。
それを考えると‥どうしても‥
‥そんな俺の視線に、ラケルトも気付いたのだろう。
一瞬俺の顔を見て‥ふぅ、と一つため息を漏らすと‥こんな事を言ってきたんだ。
「‥仕方無いなぁ。ボクの顔見てちゃ、勃つものも勃たない、って事?もぅ‥」
ラケルトはそう言うと、傍らに置いてあった頭に被る布を被って‥もう一度頭に被ったんだ。
なるほど、これならラケルトにされてる、って思えないから‥なんとかなるかな‥?
‥まさか、ラケルトはこの状況を考えてゴースト族の仮装を‥?
い、いや‥たまたまだよな、きっと。
ともあれ‥ラケルトにされてるとは思えなくなって、俺は少しだけリラックス‥‥
‥は、出来なかったけどな‥‥あの下手な‥いや、上手くない目の絵を見てたらなんだか‥。
そんな事を考えてたから‥かもしれない。
ラケルトが幾ら刺激を与えても、俺のちんちんの反応は今ひとつ良く無くて‥
「もう、ヤナってば‥中々大きくならないなぁ‥しょうがない、もうちょっとサービスしよっか」
ラケルトはそんな意味深な言葉を言うと‥うおっ、ゴーストのあ、頭が引っ込んだ‥って、そりゃそうか。
身体の部分と頭の部分が別だから、頭だけ引っ込むようになってるんだな。
ラケルトは頭を引っ込めると、もぞもぞと動き出して‥んあッ!?
「んッ!‥ま‥待て、ラケルト‥‥そんな‥」
俺は‥ちんちんに「独特の感触」を感じて、思わずそんな声を上げる。
その感覚は‥温かくて、ぬるぬるしたものに包まれる‥そんな感覚。
そうだ、きっとラケルトの口の中に‥含まれている感触‥!
ラケルトのヤツ‥俺のちんちんを舐めるなんて‥そんな‥
その気持ち良すぎる感触に‥俺のちんちんは敏感に反応して。
‥すぐに‥最大限の大きさまで膨れあがったんだ。
「‥ヤナの、結構おっきいねぇ。‥これだと、ラナイが‥んちゅっ‥‥大変だね」
ラケルトは、ちんちんを舐める合間に‥嬉しそうな声でそう言うけど‥
一方の俺は、って言うと‥。
「んんッ‥‥凄い‥気持ち良い‥‥けど‥‥うぅ、ラナイ‥‥ごめん‥」
‥俺はまだ、心の中に‥ラナイに対しての申し訳ない思いが沢山あって‥。
自然とそんな言葉を漏らしてしまう。
だって‥なぁ?他のヤツに舐められて‥気持ち良くって、ちんちん勃たちまってるなんて‥。
でも、俺のそんな自責の念が産んだ言葉は‥
一方で、こうしてくれているラケルトにとっては、気分の良くない言葉だったんだろう‥。
「‥‥ふぅ、全く‥」
ラケルトは「しょうがないな」とでも言いたそうな、そんなニュアンスの言葉を言いながら‥
俺のちんちんからそっと口を離したんだ。
気持ち良かった感覚が離れていって‥寂しい様な‥嬉しいような‥微妙な感覚が俺を襲う。
ともあれ‥俺もラケルトも「ふぅ」と一息付いた後で‥
ラケルトはその「言葉」を発したんだ。
「さて‥じゃ、入れるね」
ラケルトの‥その言葉‥いや、宣告に。
俺の胸がドキッと高鳴る。
入れるって‥やっぱり俺が、ラケルトに‥って事だよな。
い、いや、もしかしたら何か違う事かもしれない‥
そう考えた俺は、慌てるようにラケルトに確認をする‥けど‥
「ちょ‥ま、待ってくれ。やっぱり‥ラケルトに入れる‥のか‥?」
「当たり前だよ‥そうしてえっちに慣らさないと。
 いい?ヤナはえっちを恐がりすぎてるの!‥その恐怖心を無くす為にも、えっちをして‥慣れるのが一番!」
俺の言葉に、やれやれ‥とでも言いたそうな声で応えるラケルト。
で、でも‥そうは言われても、やっぱり‥。
その‥ラナイ以外の人とするなんて‥し、しかも、俺は‥初めてだってのに‥。
‥いや‥待てよ。
俺は‥今、自分の事ばかり考えてるけど‥ラケルトはどうなんだ。
俺はまぁ、ともかくとしても‥ラケルトは男の俺が相手なんて‥しかも入れられる方なんだぞ?
もしかしたら、ラケルトは俺の相談に乗るために、無理をして手伝ってくれているのかもしれない。
そう考えたら‥俺だってちゃんとしなきゃ‥ラケルトの言う通り、頑張らなきゃ‥って思う‥思うけど‥
「ほら‥初めてのヤナ、頂くよぉ~」
‥嬉しそうに言うラケルトの言葉に‥
‥俺の中にあった「頑張らなきゃ」って思いが崩れていく‥。
ラケルト、お前はもしかして‥
「わあッ!や、やっぱやめ!‥俺、初めてはラナイと‥」
俺はそう言うと、慌てて逃げるようにベッドから飛び降りようとして‥
‥でも、飛び降りることは出来なかったんだ。
「‥もう、ここまできて‥そうはさせないよ!‥スタン!!」
「スタ‥‥え‥ぎゃッ!」
ラケルトがスタン、と叫んだ途端‥俺の身体を電気が流れるような感覚が走った。
ビリビリっときて‥しばらくの間、頭が朦朧とするような‥そんな感覚が、続けて俺を襲う。
視界までぼやけてきて‥くぅ、こりゃ本当にスタンの魔法だ。
でも‥スタンって、黒魔法だろ‥?
どうしてシーフのラケルトに使えるんだよ‥
俺はフラつく頭を押さえながらも、なんとか意識をしっかり持とうと‥目をぎゅっと瞑り、精神を集中させる。
‥数秒経って、ようやく‥頭がはっきりとしはじめてきて‥はぁ。
俺は再びラケルトの方を見て‥ん、なんかヘンだな‥?
なんだかラケルトの姿が小さくなったような‥いや、まだ‥スタンの影響が残ってるのか。
ええい、ともかく‥
「お‥お前‥いくら何でもスタンって‥」
「シーフサポ暗黒をなめちゃだめだよ?」
俺が文句を言おうとした途端、ラケルトはそう言ってきて‥‥だけど、その声だってなんだかくぐもって聞こえてくる。
くっ‥なんだ‥目だけじゃねぇ、耳までおかしくなったのか?
全く‥しかし、シーフサポ暗黒たぁ‥考えられねぇな。
すっきりしない頭を振る俺に、ラケルトは言葉を続ける。
「ほら、逃げないの。‥リキャストはまだだけど、またスタン撃つよ?」
ラケルトの、その迫力ある言葉に‥そして、さっきの感覚を思い出した俺は‥
「う‥‥分かった‥。初めてはお前とするよ‥」
そう言って‥俺はラケルトの前に膝を屈したんだった‥。

「じゃ、もう一度ちんちんを気持ち良くしてあげるね」
改めてベッドに座り込んだ俺に、ラケルトのくぐもった声が聞こえてくる。
ラケルトの声がくぐもっているのは、頭に被っている布のせいじゃなくて‥
うーん、どうやらさっきのスタンのせいで、耳が少しおかしくなったようだ。
‥そんな効果がスタンの魔法にあるなんて、俺は初めて知ったが。
普通のスタンを喰らう技‥例えばウェポンの怒りの旋風とかだと、こんな風にはならねぇ。
でも、スタンの魔法は喰らったことがないから、もしかしたら‥ああ、そんなことよりも。
ともかく、さっきのスタンのせいで、俺のちんちんは小さくなっちまった‥しょうがねぇだろ。
それを再び大きくするために、ラケルトはさっきの様に頭を沈めると、さっきよりもゆっくりと‥俺のちんちんを布で覆っていく。
でも、布で覆われる感触があっても‥そこから先の感覚がやってこない。
‥そうだ、さっきは手で‥そして口で刺激されたが‥あの感覚がなかなかやってこないんだ。
‥‥ラケルトのヤツ、じらしてるつもり‥なんだろうか。
いや、こちらから聞くのも何だし、ここはしばらく様子を見‥うおッ!?
俺がそう考えていた、正にその時。
俺のちんちんに刺激が走る‥‥それも、さっきまで以上の刺激が。
「んああッ!‥さっきより‥凄い‥敏感に感じて‥‥す、スタンのせい、なのか‥‥これ‥」
そうだ‥さっきと同じ様に、ちんちんを咥えられて‥更には舌で舐められてるんだけど‥
さっきよりも敏感に感じて‥凄い‥凄い気持ち良い‥
これってスタンのせい‥‥い、いや‥‥違う、そうじゃない。
さっきよりも、口の動きが‥激しいんだ。
ラケルトは、俺の言葉にも‥何も言わないで舐め続けていて。
しかも‥さっきよりも激しいから‥俺、すぐにちんちんが大きくなって‥
‥そ、それだけじゃねぇ。
こんなにキツく舐められたら‥吸われたら‥俺‥
‥ま、まずい‥なんだか、出ちまいそうな‥あの感覚を感じ始める。
ラケルト‥なんでそんなに‥ううっ‥
「ううッ‥も、もう‥充分だろ‥俺、このままじゃ‥」
言うのも恥ずかしいけど、「出ちまう」って言いそうになった、その時。
俺のちんちんから、急に「気持ち良い感覚」が遠のいていく感覚があった。
慌てて口を離した‥そんな感じだな。
まぁ‥その様子が見えねぇから、詳細は分からねぇけど。
口が離れて‥しばらくして。
改めてラケルトの声が聞こえてくる。
「‥‥っと、よ‥よし、それじゃあ‥‥‥入れるね」
‥ラケルトのその言葉に‥俺は‥今度こそ従うしかねぇ。
しょうがねぇ‥しょうがねぇよな。
俺の初めてはラナイじゃなくなるけど‥それは俺の問題だ。
ラナイは‥俺がちゃんと気持ち良くしてやりたいから‥だから‥。
「‥あぁ、分かった」
俺はそう言って‥ラケルトの動きを待つ。
え?やけに受け身だな、って?
‥だ、だって‥そりゃあなぁ?
その‥ラケルトが布を被ってるせいで、俺はほとんど動けないし‥
そもそも、この状態でどう動けばいいのかもわからねぇ。
だから‥自由の効くラケルトに任せる‥っていう寸法だ。
座りながら、ラケルトを待ち構える俺に‥布を纏ったラケルトが覆い被さってくる。
‥俺の胸の近くまで、布が当たるのを感じて‥俺は慌てて上半身を倒して‥仰向けに寝転がったんだ。
その‥こうしたほうが邪魔にならないかな、って思ったんだよ。
俺は仰向けに寝転がったまま、瞼を閉じて‥‥その時を待った。
‥すぐに、俺のちんちんを掴む様に‥手が触れ、そして‥
‥ちんちんの先端が、何かに触れる。
良くは分からねぇけど‥多分、そこは‥‥。
「‥それ‥じゃあ‥これ‥‥で‥‥ッ!」
考える俺に、ラケルトはそう言うと‥腰を下ろそうとしたんだろう。
ちんちんの先が、柔らかいものに触れて‥そして‥
その柔らかいものを突き破ろうと‥ラケルトの中に入ろうとする。
‥どうしてだろう。
相手がラケルトだからか?
ラケルトが痛そうな声を上げないからか?
‥俺がリラックスできているからか?
俺のちんちんは萎える事もなく、そのまま‥
‥柔らかいものを突き破るように、中へと侵入していった。
その‥温かなものに包まれる感触‥初めての感触に、俺は‥思わず声を上げる。
「‥‥あ‥‥あ‥‥んんッ!」
「‥‥ッ!」
そんな‥そんなヘンな声を。
温かくて‥柔らかくて‥時折きゅっ‥って締め付けてくる、その感覚。
凄い‥気持ち良い‥
ラケルトも声を出した‥様に思ったが、良くは聞き取れなかった‥。
‥ラケルトも、俺に付き合ってくれてるんだから‥気持ち良くなってくれたらいいが。
でも‥今は‥俺も自分の事で精一杯だ。
その‥とっても気持ち良くって‥。
‥なんて、言ってられないよな‥折角なんだし、ラナイとの予行演習のつもりで、動いてみよう。
ラケルトも昨日、言ってたものな‥「気持ちの良い腰の振り方」とかなんとか‥。
と、とにかく‥
「ら‥ラケルト、とりあえず‥動く‥ぞ‥」
「‥あ‥‥う、うん」
ラケルトは‥何かに戸惑ってるんだろうか?
俺の言葉にも、乗り気じゃないような‥そんな声を上げているが‥
まぁいい、とにかく動いてみよう。
丁度ラケルトは、俺の下腹部に座っている‥って言えば良いんだろうか。
その‥俺のちんちん全部をお尻の中に入れた状態で、座って居る。
俺はゆっくりと、ラケルトを持ち上げるように腰を上げて‥
‥って、そりゃラケルトの体重もあるもんな‥なかなか持ち上がらないが‥よっと。
少し腰が上がった所で、すぐ下に下ろして‥そしてまた上げて‥ううっ‥。
凄いな‥少し動いただけで、ちんちんが擦られるような‥絞られるような‥そんな感覚が来る‥。
お尻の中って、こんなに気持ち良いのか‥。
「凄いな‥ラケルトの‥中、気持ち良い‥ぞ‥」
その‥恥ずかしいけど、気持ち良いのは本当だから‥
だからせめて、ちゃんと言ってやらないと‥。
俺は少しずつ、腰の動かす幅を大きくしながら、そう言ったんだけど‥
「‥‥ああッ‥‥す、凄い‥‥よぉ‥」
ラケルトは恥ずかしそうに、高い声でそう言って‥‥って、ちょ、ちょっと待て。
なんだ、今の声‥ラケルトの声、凄く‥可愛い‥‥って、違う!
そうじゃねぇ!今の声は‥
「ちょ‥ちょっと待て、今の声‥まさか‥!?」
俺はそう言うと、慌てて上半身を起こして、そして‥
‥ラケルトの被っていた布を、下からめくりあげたんだ。
すると‥俺の中で「もしかして」が「やっぱり」へと‥変わったんだ。
「‥‥ら‥ら‥‥ラナイ‥!一体、ど‥どういう事なんだ‥!?」
そう‥布の中で、俺のちんちんをお尻に入れていたのは‥ラケルトじゃなくて、ラナイで。
ラナイは俺の顔を見るなり、一瞬泣きそうな顔をしながら‥慌てて抱きついてきたんだ。
「ご‥ごめんね、ヤナ‥でも‥今は‥今は‥‥僕に‥‥して。僕の奥を‥突いて‥」
良く見ると、泣きそうな顔っていうのは‥うれし泣きの顔だったみたいで。
それに‥そんなえっちな事言われたら、俺だって‥
「話は後だな‥今は‥たっぷりしようぜ」
俺はそう言って、ラナイにそっと‥キスをしたんだ。

とりあえず、嫌と言う程キスをして‥ああ、勿論繋がったままだぞ。
その後、俺達は体勢を変えたんだ。
今度はラナイが寝転がって‥俺がラナイの上に覆い被さって。
‥所謂「正常位」ってヤツだな。
ラナイの両足を抱え込む体勢で、俺は腰を打ち付け続ける。
抜くときはゆっくり‥入れる時は勢いを付けて‥とか聞いてたけど、そこまで上手くは動けねぇ。
‥何より、気持ち良すぎて俺の方が保たねぇだろう‥。
まぁ、慣れればきっと‥なんだろうが。
とりあえず、今は‥
「んッ‥‥んッ‥!‥ヤナぁ‥‥気持ち、良いよぅ‥」
突かれる度に、そんなえっちな声を上げるラナイが‥愛しくて。
もっともっと‥気持ち良くしてやりたい、そんな気持ちで俺は一杯だ。
‥なんだよ、笑うなよな‥ったく。
「俺だって気持ち良いよ‥ラナイの中、凄いんだ‥」
さっきから「凄い」か「気持ち良い」しか言えてない様な気がする‥
なんていうか、上手い言葉が浮かんで来ねぇんだ、俺。
でも‥そんな俺の拙い言葉でも、ラナイは‥喜んでくれる。
だから‥俺ももっと‥って思う。
もっと‥もっと‥ラナイを‥気持ち良くしてやりたい。
だから‥
ぐうっと上半身を伸ばして‥ラナイにキスをしながら‥俺は腰を動かし続ける。
‥あんまり大きい幅は動けないけど、それでも‥
ちんちんでも‥口でも繋がって‥俺達二人が本当に一つになってるような、そんな錯覚が俺を襲う。
俺が気持ち良い様に、ラナイだって気持ち良いんだ、って‥そう思って。
そう思ったら‥‥
‥‥やばい、俺の方が‥保たない‥!
でも‥今から引き返す事だって、出来ないし‥
‥こうなったら、仕方無い。
俺は少しだけ、ラナイの口から口を離して‥目の前で囁いたんだ。
「ラナイ、ごめん‥俺、もう限界だから‥だから‥最後に思いっきり動くよ‥」
「うん‥きて‥‥ヤナの‥僕の中に、沢山‥‥ちょうだい‥」
俺の言葉に、ラナイはそんな恥ずかしい事を言って‥たまらねぇ‥もう、たまらねぇ!
俺は改めて上半身を起こすと、最後のラストスパート‥とばかりに激しく腰を動かし続ける。
腰がラナイのお尻に当たる度に、乾いた音が響く位‥激しく‥強く‥
でも、勿論‥俺だって長い間保つハズが無ぇ。
もう我慢できない、出る‥と思ったその時。
俺はラナイに言ったんだ‥最後の力を振り絞って。
「ラナイ‥いくぞ‥‥ラナイ‥大好きな、ラナイ‥ッ!」
その言葉が言い終わる前に。
俺はラナイの奥で‥次々と精液を噴き出していたんだ。
今までで一番気持ち良くて‥量だって多分、一番多い‥そんな射精。
そして、まるでそれに反応するかのように、ラナイもまた‥
「んうッ!‥お尻の中が‥熱い‥よぉ‥‥んッ!」
俺の見ている前で、びゅっ‥びゅっ‥っと‥精液を噴き上げ始めたんだ。
ああ‥ラナイも‥出せたんだ‥よかった‥って。
俺は思いながら‥ラナイの横に、ゆっくりと‥倒れていった。

とりあえず‥シャワーを浴びて‥なんて言っていられない。
ベッドを降りるのですら、俺にはおっくうで‥
俺とラナイは、ベッドに横たわったまま‥天井を見上げていた。
呼吸が落ち着いて‥ふとすれば、心地よい疲れに睡魔が襲ってくる‥そんな状況で。
ラナイは「今回の事の説明」をしてくれたんだ。
‥なんでも、俺がラケルトに相談する前に‥ラナイがラケルトに相談していたらしい。
最も、ラケルトに会ったのは偶然だったらしいけど。
ともあれ、ラナイから状況を聞いたラケルトは、すぐにサンドリア‥いや、ロンフォールまで来てくれて。
俺の相談に乗ってくれた、って訳だ‥
‥なるほど、あの時ラケルトが言った「分かった!」が当たった訳が、ようやく分かったぜ。
事前に話を聞いているんでなきゃ、あんなに見事に当たるハズ無いもんな‥‥って、ラケルトにゃあ悪いが。
ともかく、俺を今日、ジュノにおびきよせて‥それからの行動は、おおよそラケルトの予定通りだったようだ。
最初はラケルト一人が布を纏って、俺をベッドの上で相手をして。
で、頃合いを見計らって、ラナイが部屋に入ってくる‥まぁ、インビジとスニークを使えばラクに出来るだろう。
そして‥極めつけはスタンだな。
ラケルトがスタンを唱え、俺の意識が朦朧としている間に‥二人は入れ替わった、って事らしい。
その後も、しばらくはラケルトがベッド脇で、口に布を当てて喋っているフリをしていたらしいが‥
‥ラケルトはいつのまにか、どこかへ行ってしまったようだった。
そこらへんは、流石にシーフの面目躍如、って所か。
まぁ、ともかく‥
「あのね、僕‥うれしかったんだ。ヤナが何度も‥僕の事を気にしてくれて‥。
 でも、僕は‥ラケルトさんと一緒になって、ヤナをだましちゃって‥‥ごめんね」
ラナイはそんな事を言って謝ってくるんだ。
‥全く‥元はといえば、肝心な所で萎えちまう俺が悪い、ってのに‥
「‥いや、元は俺が悪いんだ。‥ラナイは気にしないでくれよ。それよりも‥
 ‥最初がラナイとで良かった‥俺にとっては、最高の‥ふふ、はろうぃーんだな」
そうだ‥思えば、ゴーストの仮装とか‥はろうぃーんだからこそ出来た話だ。
そうでなきゃ、他に‥‥ん?
見ると、ラナイが何か呆然とした表情をしていて‥どうしたんだ?
「どうしたんだ、ラナイ‥何かあったのか‥?」
「‥ヤナ‥何か大きな事、忘れてない‥?」
ラナイの言葉に、でも俺は何も‥思い当たる節がなくて。
今日何かあったか‥?今日ははろうぃーん‥はろうぃ‥‥‥うおおおっ!?
「うわあっ、い、今何時だ‥LSのはろうぃーんパーティは!?」
「え、えっと‥い、急いで向かえば間に合うよね!?‥って、その前にシャワーを‥」
「あああッ!?ラナイ、風呂場へ急ぐぞっ!」
「う、うんッ!」
リンクシェルのはろうぃーんパーティの事を、すっかり忘れていた俺達。
‥まぁ、結局は遅れたりはしなかったんだけど‥
代わりに色々とからかわれる事になって‥まぁ、それもいいとしよう。
とにかく今日は‥俺達の過ごす、とても楽しい‥そして記念のはろうぃーんになったんだから。
‥みんなもはろうぃーんを楽しんでくれよな。
『トリック・オア・トリック!』


 
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