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 ←其ノ2『追い詰められる少年』 →その5『やっぱり尻が好き・ワイセン編 1』
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キツめのおはなし

其ノ3『目覚める少年』

 ←其ノ2『追い詰められる少年』 →その5『やっぱり尻が好き・ワイセン編 1』
ご注意
 当おはなしは『少しだけキツめの性描写』が含まれます。
 些かタルタル族には想像が付かない‥付いたとしても反感を買う方が居られそうな内容が含まれます。
 充分にご注意の上、読む、読まないをご判断下さいませ。

 今回の主な内容としては‥「羞恥」のみ。
 繋ぎのおはなし‥としての意味合いが強く、前二作に比べるとマイルドな内容となっております。
 キツめのものをご期待頂いていた方には申し訳ありません‥。


あらすじ
 イフト(ラツイフト・ツイフト)は、気がつくと見知らぬ部屋に居た。
 謎の四人組‥ジョーカー、ジャック、クィーンそしてキングにさらわれてきたのだ。
 拘束され、四人からは「性的な辱めを与える」と宣告され、次々と辱めを受けるイフト。
 身体への刺激‥心への刺激‥様々な刺激を受ける事で、感じ、目覚めていくイフト。
 浣腸され、存分に羞恥の言葉を言わされて‥結果として排泄・射精しながらも気を失う。
 目を覚ました彼を待ち受けるものは、果たして‥。


 

身体が‥‥重い‥頭が‥‥痛い‥。
‥今まで夢を‥悪い夢を見ていたから‥か。
悪い夢‥見知らぬ四人組に、散々な目に遭わされる夢‥
辛くて‥苦しくて‥‥それなのに、俺は‥‥いや。
夢の内容を振り返るよりも、早く目を覚まそう。
今日だって予定が‥

「ん‥‥ぁ‥‥ここ‥は‥」
イフトはゆっくりと目を開けながら‥そんな言葉を呟いた。
いつもよりもやけに固いベッド‥いや、床の上だろうか‥イフトはそんな事を考えながら、ふと、視線を横に向ける。
そして、目の前に飛び込んでくる風景を見て‥落胆した。
見慣れてきた壁‥決して広いとは言えない部屋‥ここはあの部屋、四人に辱められた部屋だ。
先程迄「夢だ」と思っていた事が、全て「夢ではなかった」という事を‥イフトは再認識させられる。
ともかく‥固い所に寝かされていたせいか、背中が痛い‥そう感じたイフトは、身体を起こそうとしたのだが‥
自然に起きようとして、ふと‥両手の違和感に気が付いた。
手首にじゃらじゃらとした金属の感覚があり、あまり自由に動かすことができないでいる。
視線を手首に向けると、それぞれの手首を覆う枷があり、その枷同士が鎖で結ばれていた。
鎖の重さや、枷の感覚はあるものの‥手は比較的自由に動かすことが出来る。
一時の、天井から吊された鎖に縛られていたときよりはマシか、という考えがイフトの脳裏に浮かび‥
一方でこの状況を「マシだ」と考えている自分が悲しくなってしまう。
‥悲しんでいても仕方無い、とにかく身体を起こそう‥そう考えたイフトは、上半身を起こし‥そして状況を確認する。
自分は全裸のまま、寝かされていたが‥部屋の温度は低くなく‥むしろ高いのだろう、心地良いくらいだ。
身体の下には、あの文机がある‥どうやら自分は、気を失った後‥そのまま寝かされていたようだ。
‥一通り下半身を見渡してみても、汚れらしきものは付いていない‥排泄物や精液などは綺麗に拭き取られたようだった。
そして周囲‥首を軽く動かした範囲を見渡してみるが、あの四人の姿は見えない。
イフトが気を失っていると思い、部屋の外に出ているのかもしれない。
‥これはチャンスだ‥そう考えたイフトは、早速テレポの魔法を唱えようと考えた。
誰も居ない今なら、転移魔法を唱え‥この部屋から逃げ出すことが出来る、と。
あんな苦しい‥そして辛い事はもう沢山だ、そう考えるイフトだったが‥
一方で、転移魔法を唱えるのが躊躇われる様な‥そんな思いもあった。
それは‥そう、ここに来て初めて感じた、あの快感に起因する。
アヌスを弄られ‥羞恥の言葉を喋らされ‥大量の浣腸をされ‥そして‥皆の前で精液を噴き出してしまった‥あの快感。
あの快感を知ってしまった今、次に考えられるのは‥「ここに居れば、もっと凄い快感を感じることができるのでは」という思い。
だから‥‥と、イフトはそこまで考えた所で、慌てて頭を左右に振る。
‥ここに残るなどと、バカな事を考えてちゃいけない、ここは逃げるしかない‥
そう考えるイフトの耳に「パタン」という軽い音が飛び込んできた。
「やぁ、イフトくん‥目が覚めたのかな」
背後から聞こえてきた声に、イフトは身体をくるりと反転させ、振り向いてみる。
そこには恐らく部屋の外から持ってきたのだろう、見慣れぬイスが有り‥手に本を持ったキングが座っていた。
先程のパタンという音は、恐らく‥キングがそれまで読んでいた本を閉じた音、だったのだろう。
裸で本を読んでいた姿を想像すると、何とも滑稽に思えたが‥この状況だ、笑うことなど出来そうにない。
それはともかく、もし先程慌てて転移魔法を唱えていたら、キングに阻まれ‥更に酷い目に遭っていたかもしれない。
それを考えると、少し躊躇いが生じたのは不幸中の幸いだったのだ‥と、イフトは考えることにした。
そんなイフトの考えが、キングに分かる筈もなく‥
キングは立ち上がり、本をイスの上に置くと‥イフトの元へと近寄った。
イフトの座る文机‥その縁に、腰掛ける様にして座ると‥イフトを見つめながら話し始める。
「先程は良いものを見せて貰ったよ」
その言葉に、イフトの脳裏に蘇る‥痴態の数々。
襲い来る便意や、快感の渦から解放され、冷静となった今‥思い出すだけでも恥ずかしさがこみ上げてくる。
イフトは素直にも顔を真っ赤に染めながら‥キングから視線を逸らした。
そんなイフトの態度を見ながら‥キングはにこやかに微笑んでいる。
「そうつっけんどんな態度を取らなくてもいいじゃないか。ご覧の通り、この部屋に居るのは僕と君だけだ。
 その手枷だって、僕に刃向かわない様に付けているだけで‥さっきよりは自由だろう?」
先程迄のキングとは、どこか違う。
イフトにそう思わせる位に、キングの話しぶりは違っていた。
さっきよりもどことなく柔らかな口調‥どことなく優しい声‥どことなく違う微笑み‥
いや、イフトには口元しか見えなかったが。
更には、キングのペニスにしてもそうだ‥普段の、所謂「小さい状態」のペニスのままで‥
それを見ると「邪なことは考えていない」様にも思えた。
ともかく、キングのその様子にイフトは「もしかしたら‥」という淡い期待を抱き始める。
そう‥もしかしたらもう、あんな目に遭わなくて済むのではないか‥という淡い期待を。
だが、イフトはそんな淡い期待を、慌てて首を振りながら‥頭の隅へと追いやった。
‥ここに来た当初は焦りを抱き。
‥そして辱めを受けることで、羞恥を抱き。
‥やがて味わった快楽に戸惑いを抱いた‥そんな彼の慌ただしい心も。
身体を‥そして頭を休めたことで、多少は冷静さが戻ってきたのだろうか。
今までの事を思い出した上で、この状況を考え始め、そして‥結論はすぐに出た。
先程迄あんなに酷い事‥あんなに恥ずかしい事をしたくせに、今になって手の平を返したように優しくなる‥
そんな事がある筈が無い、これはきっと、自分を陥れる為の「罠」に違いない‥イフトはそう考えたのだ。
「また俺に何か‥ヘンな事をするつもりなんだろ!」
イフトはキングのメット‥そのバイザー部をキッとにらみつけると‥
語調こそ激しくは無いが、それでも普段よりは強い声をキングへと向ける。
しかし‥そんな声を浴びて尚、キングに動じる様子は見られない。
「ヘンな事か‥そうだね、確かに今まではヘンな事をしてきたけど‥今は違う。
 今度は‥これからは、君と楽しい事がしたいな。‥他の皆が居ない間に」
まるでイフトの怒りなど、素知らぬ‥とでも言いたげに、イフトの言葉を受け流す。
メットの下では、微笑みを崩さぬまま‥優しい声でそう言うキング。
そんなキングの反応に‥イフトは心の中で考えを重ねていく。
こちらの怒声‥とまではいかないまでも、強い声にも‥今のキングは柔らかく答えた。
先程迄なら、ともすれば機嫌を損ね、イフトが酷い目に遭わされていてもおかしくはないのに。
更にはキングが話した内容が‥問題だ。
彼の言った「楽しい事がしたい」「他の皆が居ない間に」という二つの言葉に‥不思議とイフトは惹かれていて。
今までとは違う、キングのそんな様子に、イフトは改めて「もしかしたら‥」と考えはじめるのだった。
そして、そんな考えが‥イフトの言葉から「悪意の棘」を引き抜いていく。
キングに聞き返すイフトの言葉、そして声からは、まるで敵意が消えたかのようだった。
「楽しい事‥?」
不思議そうな顔をしながら聞き返すイフトに。
キングはこくりと一つ頷いて‥こう答える。
「あぁ、そうだよ。楽しい事‥例えばセックスとかね」
「せ‥せ、セッ‥‥な、何言ってるんだよ!」
あまりにも、あっけらかんとした様子で‥とんでもない事を言うキング。
そう、さきほどまでの微笑みを崩さないままで、キングはそう言ったのだ。
一方のイフトは、その単語‥普段ならばまず使うことのない‥
いや、そもそも今まで経験すらしたことのない‥そんな単語に慌て、顔を朱くする。
キングも、そんなイフトの様子をからかう事無く‥不思議そうな声で聞き返すのだった。
「あれ、おかしいかい?」
まるで「何かヘンな事を言ったかな?」とでも言う様な‥そんなニュアンスの言葉。
あくまでも平然と言うキングに‥イフトは一瞬「もしかしたら自分の方がおかしいのか」とも思い始めるが‥
それには慌てて首を振り、否定する‥そう、自分こそが正しい、自分こそが普通だ、と。
「あ‥あ、当たり前だろッ!‥その‥せ、セックスなんて‥男と女がするもんだろ、普通‥」
力説する間に、想像してしまったのか‥あるいは単語からくるイメージがあったのか。
どちらにせよ恥ずかしくなったのだろう、最後は尻切れトンボの様に、声が小さくなっていくイフト。
そして‥思いの外、意識してしまっていたようだ。
今までは普段の‥小さいままだったペニスが、わずかに反応し始めていて‥イフトはそれを隠すように、それとなく手を動かした。
勿論、キングには悟られないように気をつけながら。
最も‥そんなイフトの不自然な手の動きを、察知しないキングではない。
しかし、キングは敢えて気付かないフリをしながら‥イフトに話しかける。
あくまで真面目に‥しかも優しい口調で。
「そうかな‥?僕はね、思うんだ。好きな者同士なら、男同士でだってセックスはできるって。‥違うかな?」
一般論、あるいは常識という名でイフトが括った話を、キングは「想い」という名で紐解いて聞かせる。
そう、たとえ男同士であっても‥互いが想い合っていれば問題は無いのではないか、と。
優しく、そして真面目に話すキングの様子が、その話に説得力を持たせていたのだろう。
加えて、たまたま‥本当に偶然の事だが、イフトの所属するリンクシェルメンバーの中に、同性のカップルが居たのだ。
二人は皆の前で付き合っている事を宣言し‥イフトも二人が嫌いではなかった。
ごく身近に居る、そんな二人の事があったからだろう‥
キングの言葉に、イフトはつい‥その二人の事を想像してしまい‥
イフトにはもう、キングに反論する気力は無くなっていた。
「そ、そんな事‥い、言われたって‥」
困った様に、俯いて‥言葉を濁すイフト。
キングはそんなイフトの様子を見ると、それまで腰掛けていた文机の縁から、すっくと立ち上がり‥文机の上へと登る。
文机の真ん中で、あぐらを組んで俯くイフトにキングは近寄ると‥その隣に同じ様に座り込んだ。
イフトの肩に、肩を並べるようにして座り‥俯いているイフトの、キングとは反対側の肩へと手を伸ばす。
そしてキングは‥イフトの肩に、優しくポン、と手を置いた。
‥所謂「肩を組む」体勢と言えば分かりやすいだろうか。
キングが近寄ってきた事に‥そして肩に感じたキングの手の感触に、イフトはわずかながら反応したが‥
拒否反応は示さず、キングのされるがままになっていて。
イフトのそんな様子を見て、キングは肩を組んだ体勢のまま‥優しく言葉を続ける。
「ね、イフトくん‥別に君と論争をしようと思っている訳じゃないんだ。イフトくんの考えだって分かる‥普通はそう考えるよ。
 ただ‥そういう考えもある、って事は分かって欲しいんだ」
まるでなだめるような‥そして説得するようなキングの言葉に。
イフトは今までの事も忘れた様に、こくりと一つ頷いてみせた。
キングの言葉に納得したように‥おとなしくなったイフト。
ずっとキングに肩を抱かれていても、反抗しようともしない。
そんなイフトに、キングは‥
「さ、それじゃあ‥セックスしようか、イフトくん」
「なッ!どっ、どうしてそういう話になるんだよッ!?」
キングのその、突飛すぎる言葉に‥イフトは慌てて声を上げる。
だが、その声には‥明らかな反抗を示す様な、そんな語気は含まれていない。
単純に「どうして」という不思議さだけが表れていた。
不思議そうな顔をするイフトに、キングはまたしても「ヘンな事言ったかな?」というニュアンスで答える。
「あれ‥?さっき話したよね?男同士でも良いんじゃないか、って‥」
「そ、それはそうだけど‥俺とあんたが、っていうのは違うだろ?別に好き合ってる訳でも無ぇし‥」
どこか論点がずれているような‥そんな話の内容に。
イフトはあきれたのか‥はたまた疲れたのか‥。
覇気無くキングに答えてみせる。
「そうか‥そうだねぇ。‥それじゃあまぁ、知識だけでもお話ししようか」
流石にキングも「好き合っている」とは言えなかったのだろう。
それじゃあ仕方無い、とばかりに話の矛先を変えていく。
「知識だけ、って‥それってどういう‥」
キングの言う「知識だけ」という言葉に‥一瞬眉をぴくりと動かせるイフトだったが‥
よくよく考えずに、一体何の話をするんだ、とばかりに聞き返す。
そんなイフトに対し、キングはふふっ、と軽く笑いながら言ってみせた。
「例えば‥君は知ってるかな?男同士でどうやってセックスするのか‥」
「えっ‥そ‥それは‥‥」
イフトはその言葉‥はっきりと言った「男同士でのセックス」という言葉に反応したんだろう。
キングの言葉に対し、再び顔を赤らめながら‥答える声を小さくしてしまう。
普段のイフトならば、「何をいってるんだ」「そんな事知りたくもない」とばかりにキングに怒鳴りつけていたかもしれない。
だが、今のイフトは違った‥キングと話をするにつれ、少しずつ‥キングに対する意識が変わってきたから‥だろう。
ともあれ‥間近に居たキングにすら聞き取れなかった、イフトが言いたかった言葉。
「それは」の後に続けられたのは、果たして「知っている」なのか‥あるいは「知らない」なのか。
だが、そんな事はキングにとってどうでも良かったのだ。
そう‥これまでの話は、言わば前座の様なモノで。
肝心なのは、これからイフトに話す事だったのだから。

「ふふ‥男同士だとね‥‥ちんちんをお尻に入れるんだよ。‥ああ、そういえばクィーンも少し言っていたね」
イフトの肩を抱くのは止め‥代わりに、イフトに更に近づくキング。
顔と顔‥頬と頬をを近づけ、まるでひそひそ話をするかのような‥そんな距離を保っている。
更には、その内容のせいだろうか‥先程迄と違い、どことなく‥艶の入った声でキングは話し始める。
「お‥お尻って‥そんな」
キングの声の小ささに、イフトも意識したのだろう‥声を小さくして、キングに答えた。
だが、そのイフトの言葉を、まるで遮る様にして‥キングは言葉を続ける。
「ああ、男の子のお尻にはね、触れられたり‥弄られたりすると、とても気持ち良い場所があるんだ。
 ‥いや、それは君も知ってるかな?クィーンにたっぷり弄ってもらっただろう?」
そもそもイフトが言おうとしたのは「お尻に入れるなんて痛いのでは」という言葉だった。
だが、まるで「そんな話よりも」と言わんばかりに‥キングは話を続けていく。
そう‥イフトに言いたいのは別のことだ‥と言う様に。
「そ‥それは‥‥その‥」
キングの言葉が、先程のクィーンとの間にあった事を思い出させる。
‥浣腸されながらも、お尻の中にある、気持ちの良い所を刺激され‥結果達してしまった事を。
イフトはまざまざと思い出してしまったのだろう‥顔を朱く染めていく。
「恥ずかしがる事は無いんだ。個体差こそあれ、大抵の男の子はそこを弄られると気持ち良いんだから。
 だから‥男同士でセックスするときは、ちんちんをお尻に入れるんだ‥入れて‥気持ち良い所を突いてあげるんだよ」
まるでイフトを思いやるかの様に‥キングは優しい言葉を掛けてやる。
‥だが、その一方で‥イフトを興奮させるような言葉を重ねていく。
あくまで「受け身」側が如何に気持ち良いか、という内容をイフトに説いていったのだ。
「気持ち良い‥所を‥‥突い‥て‥」
キングの話に、イフトも飲み込まれつつあった‥のかもしれない。
まるで内容を想像するかのように、イフトはキングの言葉を繰り返していく。
‥そして‥自然と反応を示し始める、イフトのペニス。
無論キングが、それを見逃す筈は無かった。
だが‥まだ、まだ‥そこには触れようとしない‥‥手も‥そして言葉でも。
その代わりに‥
「そうだよ‥ズプッズプッ‥とちんちんを抜き差ししながら、気持ち良い所を何度も突いて‥こねくりまわしてあげるんだ。
 そうすれば、入れる方も気持ち良いし‥入れられる方はもっと気持ち良いし‥ね」
淫らな効果音を交えつつ‥キングはイフトに話しかける。
その淫らな行為が、如何に気持ちの良いものなのかを。
「‥ず‥ズブッズブッ‥て‥」
キングの言葉に、唾を飲んで‥言葉を返すイフト。
‥まるで‥そう、夢でも見ているかのような‥そんなイフトの様子に。
キングは「そろそろか」と思ったのだろう‥唐突に行動を始めた。
「そう‥だからね、イフトくんも‥‥」
キングはその言葉と共に、そっと手を‥イフトのお尻に触れる。
とは言っても、文机に座って居る状態だ‥直接アヌスにまで触れる事は出来ない。
あくまで臀部に軽く‥触れるだけだった。
「ひゃッ!‥さ、触るな‥ッ!」
イフトは突然の感覚‥お尻を触られる感覚に、驚いた声を上げる。
しかし、その声は‥言葉とは裏腹に、どことなく反抗的な意志が感じられない。
更には、身体を震わせたり‥手で払いのけたり、といった拒否的な行動を取ることも無かった。
そう‥まるで「演技」‥あるいは驚いたから口にしただけ、とでも言う様に。
勿論キングもそれは分かっていた‥イフトが決して、嫌がってはいないことを。
だが、ここで敢えて‥キングはイフトの「演技」に乗ってみせる。
「おや、お尻に触られるのは嫌だったかな?」
言われてすぐに臀部から手を話すと‥
イフトは本当に嫌がっている‥そういう意味合いでキングは話を続けた。
「悪かったね、クィーンに弄られていた時は、とても気持ちよさそうに見えたものだから」
キングの、核心を突く言葉に。
イフトは一瞬言葉を飲み込んでしまったが‥何か反論しなくては、と思ったのだろう。
慌てて言葉を吐き出すのだった。
「ぅ‥気持ち良くなんて‥無い‥ッ!」
勿論‥それはウソだ。
あれほどまでに感じて‥浣腸をねだり‥最後には精液まで噴き出していたのだから。
だが、ウソだと分かっていても‥一旦「反発する」様子を見せたからだろうか‥
あるいは、それにキングが合わせていたのも、その理由の一つかもしれないが‥
ともかく、イフトは否定してみせた‥感じてなどいない、と。
そんなイフトの言葉に、キングは更に手を伸ばす‥今度はイフトの前面‥そのペニスへと。
「うん?‥こっちはその気になりはじめてるのに‥ほら、もうすっかり大きくなっているよ」
先程キングが淫らな話をしたせい‥なのだろう。
キングの淫らな話に、想像を重ねてしまったのか‥イフトはペニスをすっかり大きくさせてしまっていた。
‥軽く手で覆い、隠そうとはしてはいたものの、キングにしてみれば、それはすぐに分かることで。
そんなペニスを急に触られ‥そして走る衝撃に。
イフトは思わず甘い声を上げてしまう。
「んぁッ!さ、触るなって‥!」
その「触るな」という言葉と共に、イフトはキングの手に触れ、外そうとしてみせた‥のだが。
その手にはほとんど力が込められておらず‥また、声にも語気は感じられない。
‥まるで「本当は触って欲しい」と言っているかの様に。
そんなイフトの様子を見て、キングは考えを巡らせる。
‥そう、次のステップに進むための方法を考えながら‥言葉を選んでいくのだった。
「ふふ、そうだったね‥君はとっても恥ずかしがり屋だった。‥それじゃあ、こういうのはどうだろう。ちょっとだけごめんよ‥」
まず‥キングはイフトの身体の前に移動すると、そのままイフトの身体を抱きしめる様にして‥ゆっくりと押し倒していく。
イフトもまた、キングには逆らわないように‥ゆっくりと文机に倒れていって。
文机にイフトが仰向けに倒されると、キングはイフトの上に座るように‥いや、イフトの身体をまたぐような体勢を取る。
キングがイフトの身体をまたいだ途端、イフトはハッと息をのんだ。
それというのも‥そう、それまでは敢えて見ないようにしていた‥キングのペニス。
それがいつの間にかすっかり大きくなって、イフトの視界に映し出されていたからだ。
一方のキングは、イフトがじっくりとペニスを見せていることなど気にせずに‥身体を動かしていく。
「わあッ‥な、何を‥‥え‥‥やあッ!」
丁度イフトのペニスに、自分のペニスが当たる位置へと動かし‥そのままイフトに覆い被さったのだ。
自然と‥イフトとキング、二人の身体に挟まれる‥二本のペニス。
キングが腰を動かすと、ペニスと肌が擦れ‥更にはペニスとペニスさえも擦れ合い‥甘い感触を生み出していく。
初めて感じるその感触に‥そして、ペニスに感じる久しぶりの強い快感に‥イフトの口からは甘い声がこぼれた。
そんなイフトの耳元で‥キングもまた、甘い声で‥甘い言葉を囁いていく。
‥再びイフトを‥羞恥の虜とするための言葉を。
「ほら‥こうしてちんちん同士を‥あぁ、いや‥君には違う言い方をした方がいいのかな‥恥ずかしい言葉で言った方が。
 ‥こうしてチンポ同士を擦りつけるの‥気持ち良いだろう?」
一旦言い始めた言葉を、敢えて‥羞恥を匂わせる言葉に変えて、キングは囁く。
そう言われるのが好きだろう?そう言われると感じるだろう?そんな意味を込めて‥イフトの耳元で甘く囁く。
「ち‥ちんこなんか‥」
「ダメだよ。君も言うんだ‥『チンポ』って‥ほら、言ってご覧‥?」
普段使いの言葉で答える、イフトを‥キングは優しく、しかししっかりとたしなめる。
そうじゃない、もっと‥羞恥の言葉で答えるんだ、と。
無論、普段のイフトならば‥その様な言葉など、はねのけた事だろう。
だが‥今は違う。
どうすれば気分が高まるのか‥どうすれば気持ち良くなれるのか‥
それを自然と、考えずとも分かってしまう‥すでにそんな状態になっていたのだから。
「う‥うぅ‥チンポ‥なんか‥そんなの‥」
キングの言葉に従うように、羞恥の言葉を呟くイフトだったが‥その内容は、どことなく反抗的で。
それは滑稽に思えたが‥イフトにもわずかながらに「反抗の意識」があり、そのせめてもの表れだった‥のかもしれない。
しかし‥そんなイフトの「反抗の意識」すら、キングは逆に利用してしまう。
「‥あぁ、そうか‥君はチンポよりも、ケツの穴の方が良いんだね?」
「ち‥ちっ、違うッ!」
キングが腰の動きを止め、そして返した‥その言葉に。
イフトは慌てて声を上げる。
それは図星を突かれたせいなのか、それとも‥。
「恥ずかしがらなくて良いよ‥さっきも言ったけど、ケツの穴の方が感じる男の子は沢山居るんだ‥おかしい事じゃない」
「で、でも‥」
キングはまたしても、イフトの言葉を意図的に曲解し‥優しい言葉を続けていく。
その気持ちは解る、おかしい事じゃないよ‥という一見すれば優しい言葉に。
それでもイフトは反論しようとしたが‥しかし、肝心の言葉が出て来ない。
そんなイフトに‥キングは「わかったぞ」とばかりに言葉を続けるのだった。
‥そう、次のステップに進むための言葉を。
「そうか‥分かったよ。君は相手が男だからイヤ、なんだね?
 女性が相手‥もしくはクィーンの様に、女性を思わせるような相手ならば‥別にケツの穴を弄られても良いんだろう?」
キングの言った、その言葉は‥イフトの考えや思いからは、少し外れていた。
確かにイフトは先程、クィーンに‥女性を思わせる様な人に弄られ、感じていた。
だが‥それは女性を思わせる様な人だからそうなのか、と問われると‥疑問に思わざるを得ない。
しかし、その時‥イフトがキングに答えようとする、その前に。
イフトの脳裏に様々な考えや‥思いが浮かんでくる。
‥キングの言った事を認めれば、自分はアヌスが感じる、と認める事になる‥それは恥ずかしいが、正しい事だ‥という思い。
‥そもそも、キングの言う事は正論‥男と女という間柄なら、問題無い事だ‥という考え。
‥そして何より‥キングの話に乗れば、キングは自分のアヌスを弄ってくれるのではないか‥という期待。
そんな様々な事を踏まえて‥イフトはこう答えるのだった。
「そ‥それはそう、だろ‥‥普通はその‥男と女でするもんだし‥」
キングの言う事は、自分の言いたい事とは「違う」と分かっていても‥敢えて「そうだ」と答えたのだ。
そんなイフトに対し、キングは‥ゆっくりと身体を離すと、こう言うのだった。
「うんうん、そうだね。それじゃあ‥目を瞑ってごらん」
「えっ‥な、なにを‥‥あ‥‥うん‥」
突然のキングの命令‥いや、促しに対し‥イフトは一瞬たじろいだが‥
‥しかし、先程の「打算」が頭の中にあったのだろう。
キングが何かを言う前に、自ら進んで目を閉じてみせた。
「よし。‥良いかい、君はこれから、女の人に弄られるんだ」
「そ、そんな事言われても‥」
キングの言葉に、しかし戸惑いを隠せないイフト。
それもそうだろう‥これから女の人に弄られる、と言われても‥この場には女の人など居ない。
想像するにしても、イフトは女性との経験どころか、裸すらも見た事が無かったのだから。
だが、それを差し引いても‥キングは自分のアヌスを弄ってくれる‥そう考えるならば。
‥キングの言う事を聞いておいた方が良い‥と考えたのだ。
そんなイフトの心を知ってか知らずか‥キングは次の行動へと移っていく。
イフトの足を、軽く開かせて‥そして両方の膝を曲げさせる。
勿論イフトが抵抗する筈もない‥キングの言われるままに、足を動かして‥そして。
自然とイフトのアヌスが、お尻の割れ目から露わになる‥‥キングの指が、触れやすいように。
「想像して‥ほら、女の人の指が、君のケツの穴に触れて‥さぁ、入るよ‥‥おっ‥どんどん飲み込んでいくね‥」
従順なイフトに、キングはそんな言葉を掛けながら‥人差し指をイフトのアヌスに沈めていく。
無論、無造作に指を突っ込んだ訳では無い。
たっぷりと唾を付け、指先をしっかり湿らせてから‥ゆっくりとアヌスに触れ、なぞり‥
それからアヌスの中へ‥その奥へと沈めていったのだ。
一方のイフトは、というと‥目を閉じてはいたのだが、「女の人を想像して」と言われても、彼には想像など出来なかった。
そもそも、弄っているのはキングであり‥声を出しているのもキングなのだ‥否応にもキングの姿が思い浮かんでくる。
だが、例えそうであっても‥イフトはアヌスに感じるその感覚に、声を漏らしてしまう。
「そ、そんなの‥へ、へりくつ‥‥んッ!」
先程クィーンにしつこく弄られ‥すっかりアヌスは感じるようになってしまったのだろう。
更には‥それをまるで実況されるかの様にキングに言われ、恥ずかしかったのが‥イフトには良かったのかもしれない。
口では嫌がる素振りを見せていても‥指を入れられ、感じているのは明白で。
イフトのアヌスがキングの人差し指を、根本まで咥えこんだその時‥一際淫らな声を、イフトは漏らしていた。
「そうそう、女の人にされてると思えば良いんだ。ほら‥指一本、美味しそうに飲み込んでるしね。
 よし、もう一本入りそうだね‥それじゃあ‥」
キングはそんな声を掛けながら、ゆっくりと指を引き抜いていく。
指を引き抜いていく、その独特な感触に‥イフトは再び声を上げてしまいそうになるのを、なんとか堪えた。
流石にあんな声を、何度も漏らしてしまうのは恥ずかしかったのだろう。
だが‥
「や‥やめッ‥‥あうんッ!」
我慢しなければ、というイフトの思いは簡単に崩されてしまう。
抜かれた一本の指に代わり、二本の指‥キングの人差し指と中指が、揃ってイフトのアヌスへと侵入してきたからだ。
先程よりは存在感のある、その感覚に‥イフトは驚いた様な‥それでいて気持ち良い様な、そんな声を上げてしまう。
アヌスの奥‥前立腺のみならず、その入り口すら‥感じてしまうようになっていたのだろうか。
キングは二本の指を、根本までイフトのアヌスに埋没させると‥アヌスの奥で、そっと指を動かし始める。
まるでイフトのペニス‥その裏側の辺りに指先を伸ばし‥そう、まるで何かを探り当てるように。
「ふふ、二本もラクラク入るみたいだね‥‥うん?ここは‥ふふ、君の気持ち良い所‥かな?」
イフトのアヌス‥その奥に隠された、敏感な場所。
そこにキングの指が触れた途端‥イフトは甘くも切ない声を漏らしてしまった。
「やっ、やだぁッ!そこ‥弄る‥なあッ‥!」
そこを弄られ続ければ、なんとも言えない気持ちよさが身体を走り‥恥ずかしくも射精してしまう‥
それはイフトにとって、先程の経験で学習済みの事だった。
だからこそ、キングにもっとそこを弄って欲しいし‥射精したい、という思いだってある。
だが、その一方で「それは恥ずかしい事だ」という思いが、イフトにそんな「拒否的」な言葉を言わせたのだろう。
現に、イフトは言葉でこそ嫌がっていたものの‥身体はキングのなすがままにされており、
物理的な拒否の姿勢は一切示さなかったのだから。
そんなイフトの思い、考えは‥勿論キングにも充分に分かっていた。
分かっていたからこそ‥更に次の一歩を踏み出す事にしたのだ。
「さて、次は‥三本だね‥」
キングは優しい声で、そう呟くと‥
もうイフトの前立腺には触れようとはせずに‥そっと二本の指を抜いていく。
そして‥今度は宣言したとおり、二本の指に薬指を加え‥三本の指を揃えると、イフトのアヌスへと突き入れていく。
「う‥ううッ‥」
流石に三本を挿入するのは苦しかったのだろう。
イフトの口からは苦しそうな声が漏れるが‥
しかし、そんな声とは裏腹に、イフトのアヌスはしっかりと‥三本の指を咥えこみ、飲み込もうとしていた。
「ふふ、ちゃんと‥全部飲み込んだよ、君のケツの穴は」
キングの言う通り、イフトのアヌスは‥キングの指三本を、しっかりと飲み込んでいた。
‥勿論、指の根本まで‥とまではいかないが、それでも指の中程までは飲み込んでいて。
最初こそ苦しそうな声を漏らしていたイフトだったが、今となってはその声も‥別の色合いを示していた。
そう‥苦しさではない、別の感情を持っているような‥そんな声を漏らしていたのだ。
そんなイフトの様子は、キングに「ある確信」を抱かせる‥‥これなら次のステップに進んでも大丈夫そうだ‥と。
準備は万端、後は‥少しずつ前に進むだけ‥そう考え始めたキングは、更に次の一歩を‥踏み出していく。
「‥どうだい、イフトくん?気持ち良い‥だろう?」
指をイフトのアヌスに突き入れたままで‥キングはイフトに尋ねる。
‥その答えは、イフトの恍惚とした表情を見れば一目瞭然なのだが‥しかし、イフトの答えは違った。
「‥そんな‥の‥」
キングに問われた事で、イフトは慌てて表情を変える。
ぎゅっと目を閉じたまま、戸惑うような‥恥ずかしそうな声で、そう答えるイフト。
‥だが今のイフトの心、その大部分を占めるのは‥戸惑いでも、恥ずかしさでもない。
それは勿論‥気持ち良い‥気持ち良くてたまらない‥という感覚で。
「女の人に弄られてるんだ‥気持ち良いだろう?」
「そ、そんなの‥気持ち良くなんか‥」
だが、繰り返しキングに聞かれる言葉にも‥はっきりとではないにせよ「気持ちよく無い」と言うイフト。
勿論その言葉はウソ‥それは誰にでもすぐ分かる様な、簡単なウソで‥
彼がなぜそんなウソをつくのか‥それにはとても簡単な理由があったのだ。
気持ち良くてたまらない‥だが、先程からウソを‥「気持ちよく無い」と言う事で、キングはもっと気持ち良い事をしてくれる。
だから‥もっと弄って欲しいから‥イフトはそんなウソを重ねていたのだ。
そして‥キングはまた、イフトのそんな思いに応える‥。
「そうかい?それは残念だ‥‥それじゃあ、違う事をしよう」
キングはそう言うなり、そっと‥三本の指を引き抜いて。
そして‥今度はイフトの顔、その近くへと自分の顔を寄せる。
アヌスから指を抜かれ、襲い来る気持ちよさが途絶えた‥そう感じたイフトは、ゆっくりと目を開けたが‥
目を開けた途端、近くに迫ってきたキングの顔‥正確にはそのメットに驚く。
だが、その事よりも‥問題なのはキングの言った「違う事をしよう」という言葉だ。
その「違う事」というのは何なのか‥イフトはキングに尋ねる様に言葉を漏らす。
「違う‥こと‥?」
まるで子供の様な‥そんなイフトの問いかけに。
キングは口元に微笑みを浮かべながら、優しく答えてみせた。
「あぁ、イフトくんだって‥気持ち良くなりたいだろう‥?」
「そ、それは‥‥その‥‥」
気持ち良くなりたいか‥という、単刀直入な質問に。
イフトは恥ずかしさのせいか‥あるいは先程の「ウソ」の様な、迷いがあったからか‥
キングから視線を逸らし、答える事ができない。
勿論、キングはそれを「肯定」だと受け取ったのだろう。
キングは優しく‥諭す様な言葉を囁いた。
「じゃあ、キスをしよう‥女の人と、キスを‥」
「キス‥‥で、でも‥」
キングのその言葉に。
イフトは慌ててキングの方を見て、そして‥
‥想像したのだろうか、顔を朱らめてしまう。
今まで散々されてきた、アヌスを弄られる行為や‥それ以上の行為。
それらよりも、よっぽどイフトには「身近な性行為」である‥キス。
それをしよう、と言われて‥恥ずかしくならないイフトではない。
「ほら、女の人とするんだよ?‥‥さぁ、目を瞑って‥」
「そんな、無茶‥な‥」
今までイフトは、キスをした経験すらなかった。
もし、キスをするとなると、勿論それがファーストキスとなるのだが‥
その相手は紛れもなく、目の前にいる‥キングだ。
‥男を相手にファーストキスだなんて‥という思いと‥
‥キスに興味はある‥とっても気持ち良いと聞くし‥という考えと‥
‥キスをすれば、もっと気持ち良い事をしてくれるかもしれない‥という期待。
そんな様々な考えの中で、唯一‥自分にとってはマイナスの判断材料となる「相手は男だ」という思いは‥
キングの言った、あの言葉「女の人とキスをする、という想像だ」との言葉に打ち砕かれていく。
そしてイフトは‥心に決めたのだろう。
そっと‥目を閉じるのだった。
イフトが目を閉じるのを確認して‥キングはそっと、メットのバイザーを上げる。
流石にキスをするには、邪魔になるから‥だろう。
バイザーを上げた事で、露わになったキングの顔は‥どこか楽しそうな、嬉しそうな顔をしていたのだが‥
勿論、目を閉じていたイフトにそれを知る術はない。
ただゆっくりと‥キングの唇が近づいて‥そして。
‥イフトの柔らかな唇に‥キングの唇が優しく触れ‥重なった。
それはただ唇同士が触れるだけの、簡単なキスだったが‥イフト、キング‥共に何か感じるものがあったようだ。
初めてのキス‥唇の感触‥キングの味‥‥イフトはそれに驚き‥
そしてキングもまた‥唇を離した後も、何かを思う様に‥少しの間呆然とした表情を見せる。
だが、イフトがゆっくりと目を開くのが視界に入ると、キングは慌てて我に返り‥メットのバイザーを下ろした。
しかし、ほんの一瞬‥イフトの視界にキングの素顔が飛び込んでくる。
とはいえ、それがほんのわずかな時間だった事と‥
それまで目を閉じていたことから、ぼやけた姿しか見えなかった事と‥
そんな二つが重なったせいで、はっきりとは見る事ができなくて。
ただ‥どうしてかは分からないが、どこか見知った顔であるような、そんな気がしていた。
キングが誰なのか‥それを考え始めたイフトに。
「‥どうだい、イフトくん‥キスは気持ち良かっただろう?」
キングのそんな言葉が飛んでくる。
その言葉を聞いて‥改めて「ファーストキスをしたのだ」という思いが湧いてくるイフト。
‥しかもその相手は‥このキングで。
「えッ‥‥き、気持ち良‥‥くなんて、無い‥‥」
イフトがそう答えたのは、先程の‥そう、「気持ち良い事をして欲しいから、気持ちよく無いと言う」の続きなのか‥
それとも、キスをしたことからの恥ずかしさからくる言葉なのか‥。
ともかく、イフトの言葉にキングは‥少し考え込むような、そんな表情をしてみせた。
「そうか、それじゃあ‥次だな。うーん‥やっぱり君のケツの穴を弄るのが良いんだろうけど‥
 指じゃあ気持ち良く無いんだろう?それじゃあ‥もっと大きいモノを入れてみないかい?」
やはりイフトが感じているアヌス‥そこを弄るのが良い、というキングの言葉に、イフトは胸が高鳴るのを感じた。
またアヌスを弄って貰える‥いや、前立腺を弄って貰える‥と。
だが‥続いて言われたその言葉。
そう‥「もっと大きいモノを」という言葉に‥イフトの胸には不安が浮かんでくる。
「お‥大きいモノって‥」
「勿論、チンポだよ」
もしかして‥と思いながら聞き返したイフトに。
キングはさも当たり前の様に‥そんな事を言ってくる。
‥先程の‥少なくとも、こうしてキングと話をする前のイフトであれば‥
その様な事を言われても「何を言ってるんだ!」等と言われ、拒否された事だろう。
男性とのセックスなど、考えられない‥少なくともそんな思いが、以前のイフトにはあったのだから。
だが、今までじっくりと‥とまではいかないまでも、会話を繰り返し‥アヌスを弄られ‥更にはキスまでされたせいだろうか。
イフトの言った言葉は‥違ったものだった。
「そ、それは‥‥でも、そんなの‥」
どこか戸惑うような素振りであり、はっきりとした拒否を示すものではない。
むしろ、入れられてみたい‥そんな気持ちさえ伺わせる様な‥そんな様子だったのだ。
思わずキングから視線を逸らしたイフトだったが‥逸らした先で、キングの大きなペニスが視界に入る。
意図的なのか、自然なのか‥恐らく最大限に勃起させている、キングのペニス。
‥大きい‥先程入れられた、指三本よりも‥太くて大きい‥。
あんなのを入れられたら‥そして、あの気持ち良い所を擦られたら‥
と、イフトは甘い想像をしてしまい、更に視線を逸らすのだった。
キングもまた、イフトの気持ちを汲み取るように‥言葉を続ける。
‥気持ちの良い事をしたい‥そうは思っていても、恥ずかしさが前に出て‥素直になれないイフトの為に。
「大丈夫だよ。さっきも言ったよね‥男の子のお尻の中には、気持ち良い場所があって‥
 そこをチンポで突かれると、とっても気持ち良くなる‥って」
「そ‥それは‥その‥」
キングが再び言った言葉に‥イフトの心はきゅうっと締め付けられる。
さっきのキングの言葉‥淫らな言葉を思い出して、思わず‥
‥自分がそうされてみたい‥ペニスで前立腺を突かれてみたい‥と思い始めたからだ。
だが‥それを今、素直に言うのは恥ずかしい。
ではどうすれば良いか‥どうすれば上手く話が進むのか‥
イフトがそんな事を考えていると‥
まるでそんなイフトの心を読んだかの様に‥キングが話し始める。
‥そう、まるでイフトに助け船を出すかの様に。
「よし、じゃあ、こうしよう。試しにゆっくりと三回だけ、入れてみるというのはどうかな。
 それで君がイヤだと言うなら‥僕はもう入れないよ。少なくとも君が「入れて」と言うまでは‥ね」
試しに三回だけ‥‥試しに。
そう‥あくまで「試し」にしてみるだけなら、いいのではないか。
それに‥自分が嫌だと言えば、キングは止めると言ったから。
だから‥それだったら‥と、イフトは自分の心に理由を付けて‥キングに答える。
「本当‥‥に?」
「ああ‥僕はキングだからね、ウソは付かないよ」
ほぼ‥同意を示したかのような言葉‥最終確認の様な、そんなイフトの言葉に‥
キングは大きく頷いてそう答える。
そんなキングの様子に‥イフトは‥‥こう答えるのだった。
「‥じゃあ‥‥その‥試し、に‥」
「そうだね、試しに入れてみよう」
恥ずかしくも、はっきりと肯定の意を示したイフトに‥
キングは満足そうに頷いてみせたのだった。

「こ‥‥れで、良い‥‥かな?」
キングの目の前で、イフトはそう言うと‥文机の上に四つんばいの体勢になり、お尻を向ける。
その体勢は、クィーンに散々な目に遭った体位だったのだが‥
キングに「四つんばいになってくれるかな?」と言われ、渋々その体勢を取ったのだ。
‥本当はイヤだけれど、キングがそう言うのなら‥と。
「ああ、大丈夫‥準備するから、少し待ってね」
キングはイフトに対してそう言いながら‥着々と準備を進めていく。
一旦部屋の外に出て、ローションを持ってくると‥それを自分のペニス、そしてイフトのアヌスへと塗りつけていく。
その手つきは手慣れたものなのだろう、鮮やかに‥手早く塗っていく。
イフトもローションを塗る音に‥そしてアヌスに塗られる感触に‥期待を高まらせていた。
勿論、そのペニスも期待のせいなのだろう‥大きくなったままで、一向に萎える気配が無い。
‥そんな期待する時間は‥早く過ぎ去るもの。
キングをじっと待つイフトに、唐突に‥声が掛けられる。
「さぁ、イフトくん‥準備は終わったよ。早速‥」
キングはそう声を掛けながら‥イフト同様、膝立ちの体勢で歩を進める。
ゆっくりとイフトの背後に近づくと‥期待にヒクヒクとうごめくアヌスへと、ペニスを押し当てた。
「‥ッ‥‥熱‥い‥」
自分のアヌスに押し当てられた、キングのペニス‥
その大きさに、そして熱さに‥イフトは思わず小さな声を漏らす。
そんなイフトの声が聞こえたが、敢えて知らんぷりをしているのか‥
あるいは、単に声が小さくて内容までは分からなかったのか。
「どうしたんだい?」
そう聞き返すキングに‥しかしイフトも「なんでも‥ない」と言葉を濁した。
‥まだ入れられてさえいないというのに、声を上げるなど‥と思ったのかもしれない。
キングもさほど気には掛けない素振りを見せ‥代わりにイフトに囁いてみせた。
「そう‥じゃあ、お試しの一回目‥入れてみるよ」
初めて‥初めて挿入されるペニス。
キングのペニス‥その大きさは充分承知している。
自分よりも一回り大きく‥特に亀頭部、そのカリの張り様は凄い。
あんなに大きいのを入れられて、痛くは無いかという不安感と‥気持ち良い所を突かれる事を想像しての、期待感と‥
二つの気持ちが入り交じったイフトは、じっと‥キングのペニスが入ってくるのを待っていた。
そんなイフトの期待に応えるように‥ゆっくりと、キングのペニスが‥イフトのアヌスをこじ開けていく。
カリの開いた、大きな亀頭が‥なんとかイフトの中に潜り込もうと、突き進み‥
イフトはその感覚‥アヌスを押し広げられる感触に、苦しくも甘い声を上げる。
「う‥うぅ‥‥あ‥‥あんッ!」
キングの大きな亀頭を飲み込んだ所で、イフトは思わず‥一際大きな声を上げた。
まるで‥そう、女の子の様な高くて‥艶やかな声を。
‥すっかりイフトのアヌス‥その入り口周辺は、感じる様になっていたのだろう。
だが、それでキングのペニス‥その侵入が終わった訳では無い。
大きなペニス、その全てを飲み込ませようと‥キングは腰を進めていく。
奥まで入ってくる‥奥を突かれるその感触に、イフトは再び声を上げる。
「ン‥‥ッ!‥‥す‥凄‥いぃ‥奥‥ぅ‥」
気持ちの良いところを擦られ‥更にその奥にまで侵入してくる、大きなペニスの感覚に。
イフトは甘く切ない声を漏らしてしまう。
だが、キングがペニスの全てを挿入し、一息ついた所で。
気持ちよさに浸るイフトを、現実へと引き戻すような‥そんなキングの言葉が掛けられた。
「イフトくん、どうしたのかな?」
勿論、キングにだって分かっている‥イフトが充分に感じているという事は。
だが‥敢えてそれは口に出さずにいた。
そう‥まるでイフトから、「ある答え」を引き出す為に。
「べ、別に‥な‥なんでもない‥」
そして‥イフトの返したその答えに。
キングは心の中で頷いた‥「その調子だ」と。
勿論、表面上はあくまでそんな様子は見せないようにして‥事を進めていく。
「そうかい?それじゃあ一旦抜くよ‥」
キングはその言葉と共に、ゆっくりとペニスを抜いていく。
イフトのアヌスに感じるのは、まるで排泄にも似た、その感覚‥
しかし、自分の意識とは違い、勝手に抜かれていく感覚に‥
更には、その堅さを伴う大きなペニスが、気持ち良い所‥前立腺を、そしてアヌスも擦りあげる‥その感覚に。
イフトは身震いするような感覚を味わい‥甘い声を漏らした。
「ひ‥あ‥‥あんッ!‥ぬ‥抜けて‥や‥やだぁッ‥!」
明らかにキングにも聞こえてくる‥その甘い声に。
しかしキングは‥その甘い声に触れようとはしなかった。
敢えて触れはせずに‥二回目の挿入へと話を進めていく。
「さ、イフトくん‥二回目、いくよ」
キングはそう言うと、再びペニスを手に持ち、その先端をイフトのアヌスへと向ける。
だが‥先程迄と違うのは、イフトのアヌス‥その形状だろう。
大きなキングのペニスで、一度奥まで貫かれたせいか‥
イフトのアヌスは軽く開かれたままで‥ともすればキングのペニスを、ラクラク飲み込んでしまいそうにも見える。
先程よりも柔らかい、イフトのアヌスに‥キングはペニスの先端をあてがうと‥
イフトのアヌスは、先程よりも抵抗なく、その大きな亀頭を飲み込んでいくのだった。
「やぁ‥ああンッ!‥‥ひッ‥そこ‥‥だ、ダメえッ‥‥」
先程同様、亀頭がアヌスをくぐりぬける感触に‥甘い声を上げて。
更にはまたしても奥まで‥しかも先程よりも勢いよく突かれた事で、より一層甘い声‥
まるで女の子の様な喘ぎ声を漏らしてしまう。
だが‥キングは相変わらずその事を指摘しない。
指摘せずに‥話を進めていく。
「これで‥半分が終わりかな‥さ、抜くよ」
しばらくイフトの奥地を楽しんだ後に‥キングはそう言ってペニスを引き抜き始める。
‥入れる時同様、一突き目よりもやや早目に。
「う‥うぅ‥‥‥ひゃあッ‥‥んゥッ」
早く抜かれることで、摩擦が強くなり‥
更にはアヌスが、内側からめくり上げられるような感触すら感じる。
今までに感じた事が無い位に気持ち良い‥その感触に、アヌスをパクパクと開閉させるイフト。
イフトはアヌスを貫かれる‥その感覚に。
すっかり快感を感じていたのだ。
甘い声を出してはいけない‥そんな事は充分に分かっているが‥それでも自然と漏れてしまう。
また、たった二回の往復動作だったが‥キングのペニスから充分過ぎる刺激を前立腺に受けて‥
イフトのペニスからは既に、先走り液が溢れ始めていた。
だが‥そんな突かれる喜びも‥もうあとわずか。
キングに「三回」と言われた内の「二回」までが終わってしまったのだ。
それを考えてしまうと、イフトは‥胸の中になんだかもやもやとしたものを感じてしまう。
「さぁ、最後だね‥入れるよ‥」
無論、キングにそんな思いは無く‥先程同様、最後の一突きを突き入れる。
‥最後だからだろうか、あるいは‥何か他に目的があったのかもしれないが‥
一番奥まで突き終えた後、軽く腰を動かしはじめた。
ぐりぐりと腰を押しつける様にして、イフトの最奥部でペニスを動かし続ける。
「ひゃんッ‥良い‥よぉ‥ッ!」
突き入れられる感覚に‥そして、最奥部で動かされる感覚に。
イフトは堪らなくなって‥とうとう「良い」という声を上げてしまった。
‥更には、もっと深くまでキングのペニスを咥えこもうと‥キングに向けてお尻を押しつけ始めたのだ。
そんなイフトに対し、キングはとうとう‥指摘の声を上げる。
「おや‥もしかしたら、イフトくん‥お尻が気持ち良いのかな?」
ぐにぐにと動かしていた腰を止め、イフトに対して‥少し冷静な声でそう言うキング。
‥その言葉にはどこか‥「違うよね?」と同意を求める様な‥そんなニュアンスが込められていた。
キングの言葉の中で、イフトはそれを察したのか、あるいは‥他の理由からだろうか‥
「‥ち、違う‥ッ‥‥そんな‥俺は‥」
イフトは慌ててそう言って‥否定の意を表す。
そんな‥イフトの否定の言葉に。
キングは心の中で大きく頷く‥「そうだ、それでいいんだ」‥と。
そして‥
「そうか‥それじゃあ、抜こうね‥」
最後の「三突き」目が終わりを迎え‥キングはペニスを引き抜いた。
だが、ただ引き抜くだけではない‥
ずるっと音がするぐらい、勢いよく胴体部分は抜いたのだが‥
しかし、先端の亀頭部分だけはイフトの体内へと残したのだ。
亀頭の大きく張ったカリを使い、内側からアヌスを刺激し始める。
‥そう、アヌスにカリを引っかけるように、小刻みな振動を送りつづけて。
最後の最後まで、キングのペニスは‥イフトのアヌスに快感を与え続けたのだ。
「ひんッ‥そん‥な‥抜け‥んッ‥‥は‥‥あ‥ッ‥‥‥‥‥んぅッ!」
最後の‥キングのペニス、その亀頭部分が抜け出るまで‥イフトは甘い声を漏らし続けて。
更には抜かれた後も‥イフトは快楽の余韻を引きずり、その気持ちよさに‥身を震わせていたのだから。
‥最初の一突き目で、初めての快楽を‥感じさせられて。
‥次の二突き目で、次を待ちわびる様な‥そんな感覚を植え付けられて。
‥最後の三突き目では、もう逃げられない位に‥その快楽に惹かれていた。
そして今‥快楽の余韻に浸りながら、次の‥キングの次の手を待っていたイフトだったが‥
しかし‥その当ては外れる事になる‥。
‥キングの思惑‥そのままに。


 
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