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ショート

その18『相愛』

 ←拍手のお返事など(H25.6.8) →其ノ5『懇願する少年』
あらすじ
 僕はセイル・ルセイル、タルタル族の男で、16歳。
 黒魔道士を主としている冒険者で、1ヶ月前に‥少し長めの「お休み」から戻ったところなんだ。
 長いブランクのせいもあって、同じリンクシェルのみんなからは‥腕や装備ともに大きく水をあけられていて。
 僕はなんとか追いつかなきゃ‥と頑張ったんだけど‥そんな時、力になってくれたのが友人のケルン・ルナケルンだ。
 彼は毎日、僕と共に行動して‥力になってくれて、 僕は友人として、彼の事をとても嬉しく思っていたんだ‥‥‥でも。
 彼は僕の事を、その‥「好き」って言ってくれたんだ。‥友人としてではなく‥恋人に対する様な気持ちとして‥。
 そして僕も‥‥彼の事が「好き」なんだって事に‥気付いたんだ。

 

「ふぅ、今日は早く戻ってきた割に‥結構稼げたな」
「そうだね。捌けたら結構なお金になる‥よね」
お昼と夕方の狭間‥そんな時間のジュノ下層‥その一角で。
デジョンの魔法でジュノに戻ってきた僕達は、そんな話をしながら競売所へと向かう。
あ、僕達っていうのは‥勿論僕、セイル・ルセイルと‥恋人のケルン・ルナケルン。
僕達は二人共タルタル族の男で‥恋人同士なんだ。
丁度一週間前の事‥僕はケルンから告白されて‥
そして僕も、ケルンに好きだって伝えて。
あの時、僕達は‥大胆にもジュノ下層の大通りで、キス‥したんだよね。
‥今考えると、本当に‥知り合いに見られなくて良かった、って思うけど‥。
まぁ、きっと‥タルタル族以外の人には僕達が小っちゃく見えるから、何をしてるかなんて見えてないかもしれない‥よね。
‥逆に言えば、タルタル族の人達には丸見えか‥ま、まぁ、それはともかく。
あれからは‥うん、人目を忍んでこっそりとキスをしてるから大丈夫。
‥って、してるのはキスまでだよ!その‥それ以上の事は、まだ‥。
その‥1週間、リンクシェル活動だとか‥今日みたいに金策だとか‥腕を磨いたりとか‥
それこそ、朝から晩まで頑張ってたんだから‥そんな事してる暇は無いの!
と、とにかく‥その話は置いといて。
世間一般で言えば、男同士で恋人同士なんて‥って言われそうだから‥
だから僕達は、知り合い達には付き合っている事を秘密にしてる。
リンクシェルメンバーの中に、一人だけ‥僕達の関係に気付いているかな、っていう人も居るけれど‥
その人だって、どうやら黙ってくれている様だし。
今はまだ、秘密に‥ね。
で、今日はリンクシェルの活動は無くて‥僕達は金策に出ていたんだ。
前々から「良いんじゃないか?」って思っていた場所だけあって、想像以上に稼げた‥のは良いんだけど‥
時間が経つにつれ、どんどんと人が増えてきてしまって。
そりゃあそうだよね、みんな美味しい話は知ってるもんなんだから。
それに‥まぁ、ここのところずっと頑張っていたから‥かな?お互いに疲労がピークに達していた、っていうのもあったみたい。
どちらともなく「今日は早めに切り上げようか」っていう話が出て、結果こうして帰ってきた‥って訳なんだ。
明日はリンクシェルの活動があるし、今日は栄養のある物を食べて、ゆっくり休むのが‥うん?
そうだ‥良い事思いついた!
「ね、ケルン。折角早く帰ってきたんだし、僕‥何か美味しい御飯でも作ろうか?」
そうなんだ、今日は早く帰ってきて時間があるんだから‥
いつもみたいに外食で済ませるんじゃなくて、僕が栄養のある美味しい物を作ってあげたら‥って。
「おっ、セイルの手料理かぁ‥キャンプとかで食べると、ホント美味いもんなぁ」
ケルンも僕の提案に、嬉しそうな顔をしてるし‥って、そうそう。
リンクシェル活動とかでキャンプを張る時は、大抵僕が料理を作るんだよ。
男が料理なんて作って‥なんて言わないでよ?
お休みしている間に、父さんの身の回りをしていたおかげ‥かな。
家事全般は、得意‥とまではいかなくても、そこそこは出来るようになったし。
中でも料理の腕前は、自分でも中々だと思うんだ。
「‥でもさ、セイルだって疲れてるだろ?‥やっぱり外食の‥」
「疲れてるからこそ、栄養たっぷりの美味しい料理を作るよ。だから‥ね?」
気を遣うケルンの言葉に、僕は「待った」を掛ける。
‥いや、別に外食の料理に栄養が無い、って言ってる訳じゃ無いんだけどね。
やっぱりその、栄養には気を配りたいんだ。
だってケルンは、大事な人だから‥なんて、恥ずかしくて言えないけど。
「分かったよ。それじゃあ頼むぜ、セイル」
ともあれ、ケルンも頷いてくれて‥よし。
腕が鳴るなぁ‥何を作ろうかな?
あれとあれと‥おまけに‥って、食材を見ながら決めた方が良いかな‥‥よし。
「うん、任せといて!‥そうと決まれば、早速食材を買ってくるよ。‥あ、ケルンは‥」
僕は早速、市場の方へ向かおうとして‥そういえば、とばかりに気付いたんだ。
これから食材を買って、それから料理を初めて‥結構な時間が掛かってしまう。
その間ケルンにはどうしておいて貰おうか‥って。
‥でも、そんな僕の考えは必要無かったみたいだ。だって‥
「あぁ、俺は競売行って、今日の儲けを金に換えてくるよ。それから‥ちょっと買い物と、な」
そうだった‥僕達は今日の金策で得たアイテムを、競売に出品しに行く途中だったんだ。
僕ってば、すっかり忘れてた‥。
それならケルンにアイテムの出品を任せれば良いよね。
何かは分からないけど買い物もある、って言うし‥うん。
「分かった。それじゃあ僕、急いで買い物に行ってくるね!
 なるべく早く戻るから、ケルンも用が済んだら、僕のレンタルハウスに来てね!」
僕はそんな言葉を残しながら、慌てて市場の方へと向かう。
にっこり微笑んで手を振っている‥そんなケルンに背を向けて。


「ふぅ~、美味かったぁ‥満腹満腹!」
「ふふ、お粗末様でした」
夜‥ジュノにある僕のレンタルハウス、そのリビングルームで。
僕の作った食事を全て平らげたケルンが、満足そうにお腹をさすっている。
ふふ‥ケルンの嬉しそうな顔を見ると、僕も頑張った甲斐があった‥って思うよ。
あ、ちなみに僕はまだ、食事中‥ゆっくりと噛んで食べなきゃ、ね。
でも‥今思えば、あれから‥大変だったんだ。
ケルンと別れた後、僕は急いで市場を回って、食材を買い集めて‥家に帰ったら、慌てて料理を作りはじめて。
ケルンがやってくるのが、思ったよりも遅かったから、それほど待たせないで済んだと思うけど‥
あ、いや‥結構待って貰ってたかな?
確か、先にシャワーを浴びて貰っていて‥シャワーを終えた後も、本とか読んで貰って居たし‥。
‥え?どうしてシャワーを浴びていたのか、って?
そりゃあまぁ、ほら‥今日の活動で、どうしても汗とかかいちゃったしね。
‥本当は僕も早く入りたいんだけど、それは時間が無かったから‥。
まぁ、後で入ろう、うん。
「っと、そうだった‥なぁ、セイル。俺さ、その‥セイルに渡す物があるんだ」
ケルンに遅れること少し‥僕も料理を食べ終えた後に。
ケルンはいきなりそう言うと、近くに置いてあった鞄をたぐり寄せた。
膝の上に鞄をのせ、そして‥その中をごそごそ‥と手探りで探し始める。
‥僕に渡す物って‥何だろう?
「丁度‥さっき競売で出品を済ませた後にな‥俺、買い物に行ってたんだけど‥」
ケルンは鞄の中を探しながら‥言葉を続けていて。
そういえば‥ジュノ下層で別れる前に、そんな事を言ってたっけ。
あの時は僕も急いでたから‥何を買うのかまでは聞かなかったけど‥一体何を買ったんだろう?
「買い物かぁ‥何を買ってきたの?」
「そいつぁ‥えっと‥‥お、あったあった。‥ほら、これ‥」
僕の言葉に、ケルンは鞄の中から包み紙を取りだして、僕に渡してくれたんだけど‥一体何だろう?
包み紙自体は‥どこか見覚えがあるけれど、それがどこかまでは覚えて無いし‥
大きさは僕の両手にすっぽりと入る位で‥持ってみた感触、それほどの重みは感じない。
‥って、こんな事をしてても分かる筈が無いか。
だったら‥うん、早速。
「開けても良い‥かな?」
僕の質問に、ケルンはこくんと頷いてくれて‥うん?
‥なんだかケルンの顔が、少し朱くなってるような‥と、とにかく。
ケルンが朱くなっている理由も、この中には隠されていそうな気がする‥よし、開けてみよう。
僕はなるべく丁寧に包み紙を開けて‥みると‥‥あっ!
「これ‥あのペンダント‥!」
そうだ‥一週間前、ケルンと一緒に行った‥あの雑貨屋さん。
あそこでケルンが買ったペンダント‥ウィザードペタソスに、マンドラゴラの四つ葉のオブジェ‥うん、同じ物だ。
「あぁ、その‥今更って言われそうだけどさ、やっぱりあの時‥俺、セイルに言い過ぎたかな、って思って。
 で、セイルも気に入ってたみたいだったし‥俺とお揃いで良ければ‥って思って‥」
ケルンは‥あの時の事、まだ気にしてくれていたのかな‥。
あれは、その‥僕の方だって悪いのに‥。
でも、そうやって気にしていてくれた事に‥僕は本当に嬉しくなって。
ケルンは今更、って言うけれど‥あの日から一週間、毎日朝から晩まで出ずっぱりだったから‥あのお店に行く時間なんて無かったんだ。
だから‥「今更」だなんて、僕はそんな風には全然思わない。
それに‥ふふ、ケルンの言う通り、僕だってこのペンダントは気に入ってたんだ‥
そんなペンダントを‥ケルンと僕、お揃いで付けられるんだから‥僕、幸せすぎだよ。
「ありがとう‥本当にありがとう‥大事にするね」
「あ‥いや‥その‥俺だって、ほら‥美味いメシ、食わせてもらったし‥それに‥‥」
本当に嬉しくって‥僕はペンダントを握りしめながら、ケルンに伝える。
‥ケルンは、さっきよりも顔を朱くして‥恥ずかしがっていて。
でも、そんな恥ずかしがっていた顔が‥急に真面目な表情に変わったんだ。
真面目な表情で、僕をじっと見つめて‥そして。
‥ケルンは‥こう言ってきたんだ。
「セイル、今日‥さ、泊まっていっても‥良いか?」
ケルンが言う「泊まる」という意味。
それは‥勿論ただ「泊まる」だけじゃない、と思う。
だって、ケルンだってこのジュノの町にレンタルハウスを借りていて‥戻ろうと思えばすぐに戻れる筈だ。
それなのに「泊まる」っていうのは‥‥その‥‥やっぱり、別の意味がある訳で‥
‥それってやっぱり‥僕達が恋人同士だから‥
その‥‥恋人同士に見合ったことを、したいから‥‥だよ‥ね?
そうでなきゃ、きっと‥あんな真面目な顔なんて、しないもの。
‥‥えっと‥‥えっと‥‥と、とにかく‥僕は‥‥僕は‥
「う‥うん、良いよ」
今度は僕が、朱くなって‥ケルンにそう頷き返したんだ。
改めて言われて‥僕もその‥これからの事を想像してしまって‥。
で、でも‥僕も‥その‥‥やっぱり興味があるし‥だから‥‥
「そ‥そうかぁ‥。良かった‥」
恥ずかしくてもじもじしている僕だったけど‥
今度はケルンも恥ずかしそうな‥そして嬉しそうな顔をしていて。
‥僕達二人はしばらく、リビングルームで‥もじもじとし続けていた。

「はぁ‥ドキドキする‥」
僕は今‥自分の寝室の前に居る。
僕がドキドキしているのは、勿論‥寝室の中に、彼が‥ケルンが居る筈だから、だ。
あれから‥そう、ケルンが泊まっていく事を決めてから‥
ケルンが「食器を洗っておくから、シャワーを浴びてきなよ」って言ってくれて。
僕はお言葉に甘えて、シャワーを浴びてきた、って訳なんだ。
勿論、その‥身体は‥特にちんちんは、よく洗ったつもりだし‥その‥綺麗だと思うんだけど‥
そういえば、シャワーを浴びてる途中に、ケルンが声を掛けに来た時はびっくりしたよ。
だって、その‥一生懸命洗っている途中だったから。
脱衣場で、お風呂場のドア越しに「ベッドルームで待ってる」って言われて‥
だから、僕は今、ここに居る訳で‥。
あぁ‥これからの事、考えるだけでも‥ドキドキする‥。
‥でも、ここでドキドキしてても‥始まらないもんね。
思い切って、寝室のドアをノックしよう‥‥コンコン、っと。
思いの外、ノックの音が響いて‥僕は思わずドキッとしてしまう。
‥その‥自分でノックしたのに。
「‥どうぞ、セイル」
僕が勝手にドキドキしている中‥ドア越しだっていう事を考慮しても、小さめの‥ケルンの声が聞こえてきた。
あれこれ考えていてもダメだよね‥さぁ、入ろう‥うん。
僕は思い切って‥でもそっと、寝室のドアを開けた。
‥ドアを開けると、なんだか緊張した空気に包まれるような‥そんな感覚が僕を襲う。
普段寝起きしている部屋なのに‥印象が全然違って見える。
それというのも、寝室の中にはケルンが居る、って分かっているのに‥
寝室の中は、灯りも消えていて、真っ暗な状態だったから。
‥とは言っても、窓からこぼれる夜空の光がある‥真っ暗闇、って訳じゃ無い。
しばらくの時間と共に、目の方もだんだん慣れてきたし‥僕は周囲を見渡して‥‥あれ?
寝室の中のどこにも、ケルンは見当たらない。
文机の所にも、タルタルスツールの所にも、そしてベッドの上にも‥って、あ。
良く見ると、ベッドの布団が盛り上がっていて‥きっと、ベッドの中に入ってるんだろう。
僕はそっとベッドのそばに近づくと‥枕元の方から、そっと布団をまくり上げる。
布団を少しまくり上げたところで、ケルンの顔が現れて‥僕とケルンの視線が重なった。
「セイル‥遅いぞ」
視線を合わせるなり、ケルンは恥ずかしそうに‥そして少しだけ不満そうに、そんな事を言って。
僕が身体を洗う時間が長すぎて、ケルンを待ちくたびれさせちゃったかな?
でも‥こうやって文句を言うケルンも、なんだか‥可愛いや。
「ごめんね、ケルン。身体、綺麗にしてきたよ」
僕はケルンに少しだけ顔を寄せて‥微笑みながら謝ってみせる。
‥ちゃんと「許してね」って気持ちを込めて言ったつもりだけど‥
「べ、別に俺は‥その‥セイルの身体なら、洗わなくたって‥」
ケルンは恥ずかしそうに顔を逸らすと、そんな事を言うんだから。
洗わなくたって‥って、ケルンはもしかしたら‥
「‥ケルンは、汚れてた方が良いの?」
「ち、違うよ‥そうじゃなくて‥その‥い、良いからさ‥ほら、ベッドに入りなよ‥」
僕の質問に、ケルンは慌てて否定して‥最後には誤魔化すようにそう言ったんだ。
ふふ、きっと気を遣ってくれたんだよね、うん。
ケルンってば‥優しいから。
‥と、微笑んでいた僕を急かすように、ケルンは僕の居る方の布団をまくり上げて‥
その布団の中から、チラリと‥ケルンの素肌が見えたんだ。
‥ケルン、もう裸なんだね‥だったら、僕も脱がなきゃ‥いけないよね。
「うん‥分かった。えっと‥‥下着‥脱いだ方が良い‥かな?」
その‥こういう事聞くのも恥ずかしいけど‥でも‥ね。
やっぱり聞いた方が良いかな‥なんて‥‥思ったんだ。
その‥もしかしたらさっき僕が見たのは、見間違いだったかもしれないし‥
更にもしかしたら、その‥‥
‥ううん、何でも無い‥。
「う‥うん‥‥俺も、その‥脱いでる‥から‥」
僕があれやこれやと考えている間に、ケルンは‥恥ずかしそうにそう言って。
よし‥脱ごう。
‥‥恥ずかしいけど‥。
「うん‥わかったよ」
僕はそう言うと、その‥まずはシャツを脱いで‥近くの文机の上に置いた。
その‥別にね?シャツだったら、恥ずかしくは無いし‥
‥それから、僕はパンツに手をかけて‥そして‥
‥‥思わず、ケルンの方をちらりと見たんだ。
そうしたら‥ケルンってば、僕の方をじっと見つめてて‥
うう、やっぱり恥ずかしい‥。
その‥別にケルンに裸を見せるのは初めてじゃない‥一緒にホルトトの温泉とか入った事もあるし‥
‥でも‥あの時と今とでは、視線の「意味」「求める物」が違うよね‥。
そう考えたら、僕は恥ずかしくなって‥‥って、ダメダメ。
これからもっと凄い事するのに、こんな事で恥ずかしがってちゃ‥ダメだよね。
僕は思い切って、パンツを‥下ろして。
ちゃんと折りたたんで、文机の上に置いたんだ。
そして‥そのままベッドの方へと向かう。
‥ベッドから見えている、ケルンの顔を見ると‥その視線はじっくりと僕の‥ちんちんを見てるのが分かる。
その‥恥ずかしくて‥でも、見られてる、っていうのにも‥その‥少し興奮しちゃって‥。
僕、ヘンなのかな‥少しだけ‥ちんちんが大きくなってきちゃったんだ。
で、でも‥最大限まで大きくなる前に、なんとか‥僕は布団の中に潜り込む事が出来た。
‥ギリギリセーフ、ってヤツだね。
とにかく‥僕とケルンは、布団の中で並んで‥天井を見上げてる。
ケルンがさっきまでここに居たから‥いや、今もそばに居るから‥かな。
布団からは、ケルンの温かさが感じられて。
でも、僕は‥もう少しケルンを感じたくて‥じりじりと、ケルンの方へと寄っていく。
‥やがて、肩と肩、腕と腕がくっつく位に近づいて‥
僕は思わず、顔をケルンの方へと向ける。
そうしたら‥ケルンも僕の方を見ていて。
視線が合わさった瞬間‥僕はケルンに微笑んだんだ。
「ケルンの身体、温かいね」
「‥せ、セイルの身体だって‥」
僕の言葉に、ケルンは恥ずかしそうに‥そう言って。
そしてすぐに‥恥ずかしそうな表情のまま、天井を見上げたんだ。
ケルンのそんな態度を見ていると、僕も‥なんだか安心しちゃう、って言ったらヘンだけど‥
‥これからえっちな事をする、っていうのに‥ケルンの様子が可愛く見えて‥ね。
実際、胸のドキドキだって、少しずつ収まりそうで‥うん?
僕がそんな事を考えていたら、ケルンが‥僕の手を‥いや、僕の手首をそっと握りしめたんだ。
どうしたのかな、って僕が思う間に‥ケルンはそっと、僕の手を持ち上げて‥そして‥
‥僕の手を、とある場所へと誘導させる。
「‥あ‥」
僕の手の先に触れたのは、とても熱くて‥とても固いもの。
‥ケルンの‥大きくなったちんちんだったんだ。
他人のちんちん‥しかも大きくなったものを触るなんて、勿論僕には初めての事で。
その‥どうすればいいのかな、なんて思いながらも‥指先で軽く触れてみる。
‥凄い‥輪郭をなぞってみたら、僕の大きくなった時と同じくらい‥ううん、僕のよりも大きい様な気がする。
その‥先っぽだって、ちゃんと剥けてるし‥
‥でも、その‥どうして突然、こんな‥‥
って、僕がちんちんを触りながら考えていると、ケルンは‥こんな事を言ってきたんだ。
「さ、さっきは‥その‥俺が一方的に、セイルの‥ちんちん見てたから‥だから‥」
なるほど‥一方的でズルい、なんて思ったのかな?
‥ケルンの顔を見ると、目をぎゅっと瞑っていて‥きっと恥ずかしいんだと思う。
その‥僕にちんちんを‥しかも大きくなっているところを触られているんだから。
「じゃあ‥これでおあいこ、かな?‥それにしてもケルンのちんちん、凄く‥大きいね」
僕は、ケルンのちんちんを‥感心するようにじっくりと揉んでみせる。
‥だって‥ね?僕より確か一つ年下なのに、僕より大きいなんて。
ちょっとだけ‥妬けちゃうな。
「んっ‥だって、俺‥セイルの‥裸を見て、凄く‥興奮してた‥から‥」
ケルンは、僕がちんちんを揉むのにあわせて‥可愛い声を漏らすんだ。
‥それに、そんな‥僕の裸を見て、興奮しただなんて言われたら‥僕‥
「そ、それに‥そんな風に揉まれたら‥んあッ!」
あ‥つ、つい、僕も嬉しくて‥ちんちんを揉み続けちゃった。
ケルンってば、そんなに気持ち良かったのかな‥だって、一際可愛い声を出すんだもの。
‥でも、なんだか‥僕も‥その‥
「なんだか‥ケルン、凄く気持ちよさそう。‥ね、ケルン‥僕のも‥」
そう、僕も‥ケルンみたいに気持ち良くなりたい、って思ったから‥
だから‥今度は僕が、ケルンの手を取って‥僕のちんちんへと導いたんだ。
‥やがて、僕のちんちんに触れる‥ケルンの手の感触。
「‥セイルのも‥大きい‥!」
僕のちんちんを、最初はこわごわと‥撫でるように触れてくるケルン。
その感触が、くすぐったいような‥気持ち良い様な‥たまらない感触を僕に与える。
でも、その感触も‥すぐに変わっていくんだ。
ケルンの手が、少し強く‥僕のちんちんを掴んで。
そして‥ぐにぐに、と力に強弱を付けて揉み始める。
「ん‥ッ‥凄い‥他人に揉まれるのって‥気持ち良い‥ね‥」
その感触は‥自分では思い通りにならないから、っていうのもあるんだと思う。
次々と未知の感覚が、僕のちんちんを襲って‥あぁ‥とても‥とても気持ち良いんだ‥。
「セイルの‥凄い‥ビクビクしてる‥‥こうしたら気持ち良い‥?」
「あ‥ッ‥だ、ダメ‥!」
ケルンは、そんな事を言いながら‥その‥僕のちんちん、その先端部分を軽く覆う皮を、
剥いたり戻したりして‥刺激し始めたんだ。
‥そう、まるで僕がいつもしているみたいに。
でも、当たり前だけど‥力の入れ方が、自分でするときとは全然違っていて‥
それが、普段とは全然違う気持ちよさになって、僕を襲うんだ。
気持ち良くて‥その‥変な声が出ちゃう位で‥恥ずかしいなぁ。
そんな僕の感じている様子を見たから‥かな。
「凄い‥セイルのちんちん、どんどん先走りが溢れてくる‥」
ケルンは少し驚いた様子で‥そんな事を言ってきたんだ。
‥その‥僕が直接触れてる訳じゃ無いから、分からないけど‥
そんなに濡れてる‥のかな?
でも、濡れるのも当たり前だよね、だって‥とっても気持ち良いんだもん。
布団の中で、こもる熱と‥気持ちよさ。
気持ち良すぎる位で、なんだか‥って、このままじゃ、マズい‥。
「ケルン、あんまり‥んッ‥弄るの、ダメだよ‥」
その‥ケルンの手の動きに、思わず「引き返せないところ」に突入しそうな‥そんな感覚が僕を襲ったんだ。
流石に今、その‥精液を出しちゃうのは、色々とマズいし‥
だから、僕は慌ててケルンの手を取って、ちんちんから引き離した。
僕の抵抗に対し、思いの外素直に、手を引いてくれたケルン。
でも‥
「‥しょうがないなぁ。それじゃ、次は‥」
そんな言葉と‥更には、悪戯っぽい微笑みを浮かべながら。
ケルンはそれまで掛かっていた布団を、バッとはね飛ばしたんだ。
そして、起き上がるなり‥僕をまたぐようにして、身体の上へと乗ってくる。
まるでチョコボに乗るときのように、仰向けの僕の上にまたがるケルン。
またがるだけなら良いけど、それだけじゃなくて‥丁度僕のちんちんの上に、ケルンが乗る様な体勢になったんだ。
「ん‥ッ‥」
僕のちんちんは、ケルンの温かくて‥柔らかなお尻に挟まれて。
その初めての感触‥更には気持ち良さに、僕はヘンな声が出ちゃう位だった。
でも‥これはケルンが望んだ体勢じゃなかったみたい。
ケルンはゆっくりと、身体を僕の足先の方へとずらしはじめると‥
僕のちんちんと、ケルンのちんちん‥二本が向かい合う様に、位置を合わせる。
ピンと立った僕のちんちんと‥
同じくピンと立ったケルンのちんちん。
二本のちんちんが、並んで立っている様子は‥とてもえっちに見える。
‥でも、こうして比べてみると‥やっぱりケルンの方が大きい‥なぁ。
「へへッ、俺の方がちょっと大きいな」
ケルンも僕と同じ事、考えていたみたい。
でも‥何も口に出して言わなくても良いのに。
とはいっても、ホントの事だもんね‥しょうがない。
「ケルンのは大きくていいなぁ。それに‥その‥最初から剥けてるし‥」
そうだ‥ケルンのちんちんは、大きさもそうだけど‥ちゃんと剥けてるのが格好いいなぁ、って思うんだ。
‥僕のは、大きくなってもせいぜい先っぽが見えるくらいだから。
やっぱり羨ましいなぁ‥なんて思っている僕に、ケルンの意外な言葉が飛んでくる。
「あ、ホントは‥俺のさ、その‥さっき自分で剥いたから‥」
照れくさそうな表情を見せながら、実は‥とばかりに告白するケルン。
うん、きっとケルンも、その‥少し格好良く見せたかったんだと思う。
でも‥こうやって本当の事を言う所が‥ケルンの可愛い所かな、なんて思うんだ。
まぁ、とにかく‥僕もケルンも同じだって事が分かって、ちょっとだけ安心した、というか‥
「なぁんだ、そうだったんだ‥ふふ」
僕はそういって‥ふふ、笑っちゃって。
だって‥ね、その‥その時のケルンってば、とっても可愛い表情をしてたんだから。
でも、ケルンにとっては僕の笑顔、嫌だったみたい。
‥いや、そうじゃないよね。なんていうのか‥そう、僕の笑顔を「口実」にしたかったんだと思う。
だって、ケルンってばいきなり‥
「笑うなよ‥俺だって、その‥‥ええい、笑ったセイルにはおしおきだ!」
そう言ったケルンは悪戯っぽい笑顔を浮かべて「おしおき」を始めたんだから。
‥で、肝心の「おしおき」の内容、っていうと‥
「あ‥ちょ、ちょっと‥そんな‥んッ‥一緒に扱いたら‥」
そうなんだ、ケルンと僕の‥二本のちんちん。
ケルンは両手を使って、二本のちんちんを一緒に握りしめる。
途端‥ちんちんの裏同士が密着する感覚と‥更に、手で握られる感覚がやってくる。
でも、勿論それで終わりじゃなかった。
「んッ‥‥気持ち良い‥な、これ。‥でも、まだまだ‥」
ケルンはそう言いながら、手を動かしはじめたんだ。
僕のちんちんと‥ケルンのちんちん、二本一緒に扱くように‥両手を上下に動かして。
ケルンの手と‥そしてちんちんと。
二つの違う感触に挟まれて感じる、凄い快感を‥僕は味わってる。
どっちのものかも分からない、多量の先走りがヌルヌルして‥それが更に、ちんちん同士を滑らせて‥
更にはちんちんの表面を、ケルンの手が刺激して‥
ああ、凄い‥気持ち良い‥
このまま続けていたら、きっと‥すぐに出てしまうって思う。
でも、それも良いかな。
だって、その‥‥ケルンのちんちんだって、僕と一緒で気持ち良いだろうし‥
それに、僕の目の前‥すぐそばにはケルンの‥可愛い顔があるんだもの。
だから‥このまま‥
僕が気持ちよさに身を委ねよう‥って思ったその時。
不意に‥ケルンの手の動きが止まったんだ。
‥あれ?と思った、その時‥
「セイル、ダメだぞ‥まだ、な?これからが‥本番なんだからさ」
ケルンはそう言うと、そっと顔を寄せてきて。
あっ‥と思った時には、もう‥ケルンの唇が僕の唇に重なっていたんだ。
ケルンの唇‥温かくて‥柔らかくて‥心地良い感触。
その感触に、僕は思わず‥もっと、もっと‥って思ってしまう。
ケルンの唇を‥ケルンの味を感じたい、って。
だから‥僕はそっと、舌を伸ばしたんだ。
ケルンの唇に‥いや、ケルンの唇を割って、その口の中に入るようにして。
そんな僕の舌を、ケルンも拒みはしなかった。
僕の舌を受け入れるように、軽く唇を開いて‥そして。
ケルンの舌は、まるで僕の舌を待ち受けるように‥口の中で迎えてくれたんだ。
柔らかくて‥でも、しっかりとした意志のある、ケルンの舌。
その舌に、僕は舌を絡ませるように‥舌を押しつけ‥味わい‥更に興奮していく。
ケルンの口‥ケルンの舌‥そしてケルンの‥味。
甘くて美味しい‥そして‥えっちな味。
そう‥ケルンの舌は、とってもえっちで‥僕の舌に絡ませるように、舌を動かすんだ。
二枚の舌、その接点が‥熱くて‥気持ち良い。
もっと‥もっとって‥ケルンが欲しくなる。
ケルンの全てが‥ケルンの何もかもが‥欲しくなる。
僕、どうしちゃったんだろう‥なんて自分でも思う位に‥
僕は今までで一番えっちな気分になって‥ケルンが欲しくてたまらなくなったんだ。
だから‥
「ん‥‥ん‥ッ!?」
キスをしたまま‥唇を重ねたままで、僕は身体に乗っているケルンを横へと倒したんだ。
横へと倒し‥その勢いで、今度は逆に僕がケルンの上に乗るように。
ケルンってば、突然の僕の行動に‥慌ててそんな声を出したけれど。
でも‥僕だってもう、我慢出来ない。
もっと‥もっとケルンが‥欲しいんだ。
だから‥僕はそっと唇を離して、ケルンに囁く。
「ケルン‥良いよね?僕、もう我慢出来ないよ‥」
こんな事言うのは恥ずかしいけど‥でも、もう‥我慢が出来ない。
だから‥僕は切ない声をあげて‥ケルンにお願いしたんだ。
すると‥
「セイル‥ん‥良いよ‥。入れてくれ‥よ」
ケルンも僕と同じ様に、恥ずかしそうな‥それでいて切なそうな声を上げる。
きっとケルンだって、僕と同じ気持ちなんだよね。
‥それはそれで良いんだけど、えっと‥
「‥入れる‥って?」
そう‥僕はケルンの言った「入れてくれ」の意味が‥分からなくて。
何を何処に入れる‥のかな?
「‥‥え?その‥ケツに入れるんじゃない‥のか?」
「‥‥‥えっ?」
少し驚いた様子で、まるで確認するかのように‥そう答えるケルン。
でも、僕はというと‥その‥‥やっぱり分からなくて。
ケツって‥‥お尻に‥何を入れるんだろう。
その‥‥指とか‥‥かな‥?
きっとその時の僕は、不思議そうな顔をして‥考え込んでいたんだと思う。
ケルンはそんな僕を見て、「ふぅ」と一つため息をつくと‥こう言ったんだ。
「って、セイルは知らなかったのか‥。男同士でえっちな事する時はさ、ちんちんをケツに入れるんだよ。
 まぁホントは俺が‥あ、いや‥なんでもない。そもそも俺が言い出した事だしな‥。
 とにかくさ、セイル‥俺のケツにさ、ちんちん入れてくれよ」
少し真面目に‥少し恥ずかしそうに‥説明してくれたケルン。
‥でも、肝心の僕は、っていうと‥
「‥ええッ!?お、お尻って‥は、入る‥の?」
だって‥だってだよ?
その‥お尻の穴って‥小さいのに‥
こんな大きくなったちんちんが入る‥なんて。
きっと痛いんじゃないかな、って思うし‥
「多分‥大丈夫だ。‥その‥入れた事は、無ぇけど‥でも、慣れれば気持ち良い、って言うしな!」
まるで僕の不安を吹き飛ばす様に‥ケルンは明るく言ってくれて。
でも、なんだかそう言われると‥ホントは気持ち良いのかな、なんて思っちゃう。
‥単純だなぁ、僕って‥。
と、とにかく‥そう言われたなら、入れてみる‥しかないよね、うん。
「わ、わかった‥入れてみるね、ケルン」
僕は、決意を新たに‥なんて言ったら大げさだけど、そう言って‥
ケルンに頷いてみせる。
「あ、あぁ‥でも‥‥優しくしてくれ‥よ」
ケルンも、恥ずかしそうに視線を逸らすと‥小さめの声で呟いたんだ。

「ん‥‥はぁ‥‥ッ‥」
凄い‥‥ケルン、凄く‥えっちだぁ。
僕の目の前で、ケルンが‥四つんばいになって、お尻の穴を弄っている。
指をたっぷりの唾で濡らした後、お尻の穴に、何度も入れたり抜いたりして見せて‥
おまけとばかりに、とてもえっちな声を漏らしているんだもの。
更には、ケルンはお尻を僕の方に向けている事‥
これってつまり、僕の目の前でお尻の穴が‥広がっていく様子をしっかりと見る事が出来る、って事で。
そんなえっちな姿のケルンに、僕は今すぐにでも飛びつきたい‥。
でも、今はちゃんと、ケルンがお尻をほぐすのを待たなきゃいけないよね。
さっきケルンに聞いた事だけど‥ちゃんとほぐしておかないと痛い、って言うし‥。
だから‥ぐっと我慢。
‥我慢、我慢‥‥し続けられるかなぁ‥。
なんて僕が考えている間に、ケルンから甘い声が飛んできたんだ。
「はぁ‥‥はぁ‥‥セイル、もう‥大丈夫‥だから‥‥だから‥」
切なそうでもあり‥気持ちよさそうでもあり‥そして‥まるで何かを求めているようでもあり。
そんなケルンの言った「大丈夫」という合図に‥僕は思わず身を乗り出していたんだ。
すぐさまケルンの背後に膝立ちし、ピンピンに立って収まりのつかない‥僕のちんちんに手を添えて。
そして、そこまできて、僕自身が慌てている事に気が付いたんだ。
落ち着け‥その‥早く入れたいのは分かるけど、慌てちゃダメだ。
ケルンだって、初めての事で‥きっと不安とか、そういうのがあるに違いないし‥
だから、だから‥まずは落ち着いて、それから‥
僕はそう考えて、軽く‥深呼吸を始める。
軽く息を吸って‥吐いて‥よし。
ケルンに一声掛けて‥始めよう。
「そ‥それじゃあ、入れる‥ね」
深呼吸をして、落ち着いた‥つもりだったんだけど、僕の声は‥なんとなく震えていて。
その‥さっきまでは「早く入れてみたい」気持ちで一杯だったけど‥
落ち着いた今なら分かる‥僕だって緊張してるんだ、って事に。
でも‥それはケルンだって同じだ。
「お‥おう‥」
どことなく、不安そうにも聞こえた、ケルンの声は‥
‥僕と一緒で緊張している様子が見える。
そんなケルンの緊張を、少しでもほぐしてあげられたらいいな‥って僕は思ったんだけど‥
その‥上手い言葉が浮かんでこなくて。
結局、僕の頭に浮かんできた言葉は、っていうと‥
「ケルン、その‥痛かったらごめん‥ね。なるべくゆっくりするからね」
僕はなるべく優しい声で、ケルンにそう伝えたんだ。
こんな言葉じゃ、気休めにもならないかな‥なんて思ったんだけど‥
ケルンは軽く振り向くと、にっこりと笑った横顔を見せて‥こう言ったんだ。
「へへッ、気にすんなよ、セイル。‥ほら、男らしく突いてみなって」
そう言った時のケルンは、なんだか‥ふふ、格好良くて。
これじゃあどっちが男か分からない‥って、そりゃあケルンも男だもんね。
でも‥ケルンの言葉で、僕自身も緊張が取れた様な‥そんな気がしたんだ。
うん‥男らしく突いてみよう、って思ってね。
「それじゃあ‥改めて。いくよ、ケルン」
僕はそう言うと、左手をケルンのお尻‥いや、腰に当てて。
そして、右手をちんちんに添えると‥その先をケルンのお尻の穴へと導いていく。
ちんちんの先端がお尻の穴に触れただけで‥その温かさが伝わってくる気がする。
柔らかで‥温かくて‥‥こんな中に入れたら‥きっと‥きっと気持ち良いに違いない。
そんな感覚が‥考えが、僕の頭の中で浮かんでくる。
でも‥抑えて‥抑えて。
僕はゆっくりと‥腰を動かし始めた。
「ん‥‥うぅ‥」
「う‥‥くッ‥」
僕とケルンの口、それぞれから‥そんな声が漏れる。
僕のは‥ケルンのお尻の穴‥その抵抗をくぐりぬけて入るのが、なんとなく‥怖くて。
ケルンの声は‥きっと僕が押し入ろうとする力を感じて、やっぱり‥怖くなったんじゃないか、って思って。
‥でも、さっきケルンは言ったよね。
『男らしく突いてみなって』
その言葉が‥僕の頭に浮かんでくるんだ。
そうだ‥ここで恐怖を感じて、延々とぐりぐりしているほうが、ケルンだって怖いと思う。
それならいっその事‥って思ったんだ。
だから‥だから僕は‥
「く‥‥ッ!」
僕は、まるでケルンのお尻の穴を突き破るかのように‥腰に力を込める。
ケルンのお尻の穴が、まるでミチミチと軋む音が聞こえてくるかの様に広がって‥そして‥
お尻の穴の輪の中を、僕のちんちん‥先端部分の大きいところがくぐり抜けた。
「ぐうッ‥!」
咄嗟にケルンの、苦しそうな声が聞こえてくる。
きっと‥きっと痛かったんだよね‥
「ごめん、ケルン‥痛い‥よね‥?」
「ん‥だ、大丈夫‥だから‥奥まで突いてみろって‥!」
さっき程の苦しい声じゃないけど‥それでもまだ、苦しそうな声でそう言うケルン。
きっと痛いんだろうに、ケルンってば‥無理を言って。
でも、いくら僕が「ごめん」って言ってもケルンの痛みが引く訳じゃ無い。
今はただ‥ケルンに言われたとおり、奥まで‥突いてみよう。
でも、その前に‥僕は改めて、ちんちんの感触に神経を集中させる。
僕は今、丁度ちんちんの先端部分‥と少しを、ケルンのお尻に入れているんだけど‥
その‥とても気持ち良いんだ。
ちんちんの先端部分は、柔らかく‥そして温かく包まれているのに‥
対して胴体部分は、お尻の穴できゅうっ、って熱く締め付けられていて。
そんな二つの格差がまた、気持ち良くて‥
もっと‥もっと。
もっとケルンのお尻深くまで、ちんちんを突き入れてみたいって‥思い始める。
そうだ‥ケルンの言われたとおり、奥まで‥出来る限り、奥まで‥‥突こう。
僕は改めて、ゆっくりと‥腰を進めていく。
ゆっくり‥ゆっくりと腰を進める度に‥
ちんちんの先端部分が、ケルンのお尻の中と擦れて気持ち良くなって‥
更には、ちんちんの胴体部分が、お尻の穴の締め付けをくぐり抜ける感覚に‥気持ちよさを感じて。
「ん‥う‥‥んッ‥」
思わず‥僕の口からは「たまらない」吐息が漏れてしまうんだ。
「あ‥あ‥‥ああッ‥」
ケルンも、僕と同じ様に声を漏らしていて。
しかもその声は‥さっきまでの苦しそうな声じゃない。
どことなく‥そう、切なそうな‥そんな印象があって。
‥その‥よく考えてみると、ちんちんって胴体よりも、先端部分の方が大きかったりするよね?
だから、先端部分さえお尻の穴をくぐり抜けたら‥後は楽なのかもしれない。
‥なんて事を考えている間にも‥僕はゆっくりと腰を進めていって。
そして僕は‥ようやく到達したんだ。
「く‥う‥‥‥ふぅ‥」
そう‥僕のちんちん‥その全部を、ケルンのお尻の中へと埋めていて。
上半身を軽く起こして、視線を落としてその部分を見てみると‥
ちんちんの根本が、ケルンのお尻の肉を掻き分ける様に押しつけている。
僕の大きくなったちんちんを、まるまると飲み込んでいる‥ケルンのお尻。
その様子は、とてもえっちな光景に見えて‥僕の心をえっちに沸き上がらせていく。
で、でも‥とりあえずケルンに言った方が良いよね。
さっきまで「奥まで突け」って言ってたんだし。
「ケルン、入ったよ‥僕のちんちんが全部、ケルンの中に。‥とっても‥気持ち良くて‥僕‥」
よくよく考えたら、ケルンだって「奥まで入っている」のは分かってる事だろうけど‥
でも、それでも‥ケルンに伝えたかったから‥
その‥ケルンの中が気持ち良い事も、ね。
「あぁ‥凄ぇよ‥セイルのちんちん、凄ぇ‥熱くて‥‥その‥
 と、とにかく‥動いてくれよ。ちんちんをぎりぎりまで抜いたり‥突いたり‥してくれよ」
ケルンは、軽く息を荒げながらも‥軽く僕の方を振り向いて。
そして、気持ちよさそうな‥それでいて恥ずかしそうな表情で‥そう言ったんだ。
‥動く‥抜いたり、突いたりして‥動く。
ケルンのその言葉に‥僕は思わず想像してしまって‥ごくりと唾を飲み込む。
そうだ‥きっとそうすれば、もっと‥‥。
「じゃあ‥動くよ‥‥‥んッ‥」
まずは、ゆっくりと腰を引いて‥ちんちんを抜き始める。
さっきも感じた、ちんちんの先端部分と‥そして胴体部分に掛かる、違う衝撃。
それが気持ち良くて‥自然と声が漏れちゃうんだ。
先端部分のくびれ‥の近くが、お尻の穴付近までやってきたら‥
今度は反転して、またケルンの中へと進んでいく。
「ひッ‥う‥‥うぅん‥」
再び僕のちんちんを襲う快感‥そして、ケルンも気持ちよさそうな声を上げる。
まるで‥ふふ、女の子みたいな可愛い声。
普段はとても男っぽいのに、こんな声を出すなんて‥って、口に出したら怒られそうだけど。
それはともかくとして、僕は腰を動かしつづける。
‥動かすって言っても、その動きは‥自分でも気付かないうちにどんどん早くなっていくんだ。
最初はその‥こわごわと動かしていたんだけど‥
その‥「動かす」事が「気持ち良い」事だって分かって‥
更には「早く動かす」と「もっと気持ち良い」って事が分かってきて。
だから‥僕は腰の動きを早めていくんだ。
その‥時々ちんちんが抜け出てしまいそうになったけど‥
腰を動かすのを繰り返すうちに、だんだんと感覚が掴めてきた。
だから‥
「ケルン‥良いよ‥凄く‥気持ち良いよ‥」
僕はそう呟きながら、ケルンのお尻の中を動き続ける。
「お‥俺も‥良いよぉ‥んッ‥セイルの‥ちんちん‥凄く‥んぅッ!」
ケルンもまた、僕が突く度に‥とてもえっちな声を上げていて。
そんなケルンを見るから、僕も更に興奮して‥腰を動かしたくなるんだ。
もっと‥もっとケルンに気持ち良くなって欲しい。
もっと‥もっとケルンのえっちな声が聞きたい。
だから、僕は‥もっと早く‥もっと強く‥腰を動かして‥
でも、それだけ早く腰を動かす、って事は‥僕のちんちんの感じる快感だって強くなる、って事で。
このまま続けたら、僕も早々に精液が出ちゃうかもしれない。
でも‥それでも‥もっとケルンを‥
‥って僕が考えていた、その時。
「ふわあッ‥だ、ダメだぁ‥俺‥俺‥‥」
ケルンは甘い声でそう言うと、急にベッドに突っ伏してしまったんだ。
‥もしかして‥って思って、そっとケルンのちんちんに触れてみたけれど‥
確かに濡れてる‥凄く濡れてるけど‥精液らしきものが出た様子は無いし‥。
ケルンは一体、どうしたんだろう?
「ど、どうしたの、ケルン‥何かあった‥?」
理由も分からずに、ケルンが急に突っ伏してしまったことに‥僕は少し心配になってしまって。
腰の動きを止めると、ケルンに尋ねてみたんだ。
そうしたら‥
「あ‥あぁ、悪ぃ‥‥。その‥気持ち良くってさ、軽く‥イッちまったんだ。
 ケツって‥凄ぇ気持ち良いんだなぁ‥。お陰で力、入んねぇや」
僕はケルンのその話を聞いて‥ホッとするのと一緒に、ムクムクと‥興味が湧いてきたんだ。
ケルンがそんなにまで言う程‥お尻が気持ち良いなんて、って。
それなら僕も‥なんて考えが浮かんできたけど、慌てて頭を振って‥今は考えないようにした。
うん‥今は僕が「入れる」方だもんね。
‥でも、ケルンがこの様子なら‥もう止めた方がいいのかな。
「ケルン、それじゃあそろそろ‥」
「っと、待ってくれよ。その‥セイルがまだ出してねぇし‥その‥ほ、ほら、俺だってちゃんと出した訳じゃねぇんだから!」
僕の「そろそろ止める」という言葉が出るよりも先に‥ケルンはそう言ったんだ。
ケルンの気持ちは分からないでもないけど、でも‥肝心のケルンは力が抜けて立てそうにも‥そうだ!
だったら‥うん、体勢を変えよう。
ケルンが立てそうにもないなら、楽な体勢を取れば良い事だし‥
だとすれば、えっと‥どういう風にすればいいかな‥。
えっと‥えーっと‥‥ん、そうだ‥これがいい、きっと‥うん!
「じゃあ、ケルン‥ちょっと体勢を変えよう。‥とりあえず、ちんちんを一旦抜くね‥」
「ちょ、ちょっと待て、いきなり‥んあッ!」
僕はケルンの返事も待たずに、ちんちんを抜いて‥
ケルンは一瞬、ビクッと身体を震わせて‥甘い声を上げたんだ。
あ、いきなり抜くのって、刺激が強すぎた‥かな?
‥‥ごめんね、ケルン‥。

「こ‥こう‥か?」
ケルンはそう言うと、ごろんとベッドに横向きで寝転んだ。
‥とは言っても、ただ単に寝転がっただけじゃなくて‥お尻とベッドの間に枕を敷いた体勢で。
枕は僕が普段使っているものだけど、少し堅めで‥それを二つに折っているから、充分な「高さ」になっている。
そんな枕のお陰で、ケルンのお尻が少し高い場所にあるんだ‥そう、丁度良い場所に。
「うん、あとは‥そのまま足を曲げてね‥そうそう」
最後に、僕が言ったように‥ケルンには足を軽く曲げて貰って。
これで‥よし。
「それじゃ‥この体勢で入れるね。‥これならケルンも、力を抜けて楽だと思うし‥」
そうだ‥この体勢なら、ケルンはごろんと横になったまま‥力を抜くことが出来るし‥
僕だって、膝立ちの体勢で、丁度ちんちんの位置に‥ケルンのお尻の穴がある。
これなら‥思いっきり突けるよね!
「あ、あぁ‥分かった。その‥セイルのしたいように‥思いっきり、突いてくれよ‥」
恥ずかしそうに、目をきゅっと閉じて‥更に頬まで朱くして‥そんな事を言うケルン。
‥可愛い‥可愛くて‥もう、僕の我慢の限界はとっくに超えてる。
「じゃあ‥いっぱい突いてあげるね」
僕はそう言うと、上半身をぐっと伸ばして‥ケルンの身体に覆い被さる。
そしてそのまま‥目を閉じたままでいるケルンの頬にキスをしたんだ。
「あっ‥」
僕のキスの感触に、ケルンは慌てて目を開いて。
そして‥嬉しそうな、それでいて恥ずかしそうな表情を見せてくれる。
そんな表情に、やっぱり名残惜しさはあったけれど‥今はそれどころじゃない。
僕は上半身を起こすと、ケルンのお尻‥その前に膝立ち、そして‥左手でケルンのお尻を開きに掛かる。
さっきと違って、片手だと難しいかな‥って思ったんだけど、
そんな僕を助けるように、ケルンは自分の手でお尻を開いてくれたんだ。
自然と、露わになる‥ケルンのお尻の穴。
そこは‥さっきよりも少しだけ大きく広がっていて‥赤みを帯びていた。
‥僕、さっき早く腰を使い過ぎたかな‥ケルン、痛く無い‥かな?
そう思っていた僕は、きっと心配そうな顔をしていたんだと思う。
だって‥
「セイル、大丈夫‥大丈夫だからさ、その‥入れてくれよ」
ケルンは恥ずかしそうに‥僕にそう言ったんだから。
そんな事言われたら‥僕だって、俄然やる気が出ちゃう。
早速ちんちんの先を、ケルンのお尻の穴にあわせると‥
‥さっきの様に、ぐっと腰に力を入れて‥ちんちんを突き入れる。
「んああッ!」
初めて入れた時程には、抵抗を感じなかったけど‥ケルンにとっては衝撃が強いみたい。
僕がちんちんの先端を入れた瞬間、切なそうな‥どこか気持ちよさそうな、そんな声を上げていて。
‥僕はてっきり、痛いのかもしれない‥って思ってたんだけど‥もしかしたら。
まぁ、とにかく‥今は‥頑張ってケルンの中を突こう。
腰を動かし始めると‥すぐに。
さっきのあの気持ちよさが蘇ってくる。
ちんちんの先端部分が包まれ‥擦れ‥ちんちんの胴体はぎゅっと締められて‥
やっぱり‥何度経験しても気持ち良い。
「ん‥はぁ‥‥気持ち良いよぉ、ケルン‥」
僕はそんな言葉を漏らしながら‥腰を動かし続ける。
‥でも、単調に腰を動かすんじゃなくて‥そう、さっきまで突いていて分かった事があるんだけど‥
ケルンは勢いをつけて腰を動かすと、甘い声を漏らすって事。
だから、僕は‥少しゆっくり目に引き抜くと、一気に奥までちんちんを突き入れたりして。
「ひぅッ!‥そんな‥んあッ‥‥俺だって‥やッ‥‥ケツ、気持ち良い‥よおッ!」
僕が腰を動かす度に、ケルンは甘くて可愛い声を上げて。
さっきもそうだったけど、そんな声を聞く度に、僕は腰の動きを早めていく。
‥ううん、自然と早くなっていく‥って言った方がいいのかな。
それに‥さっきと少しだけ違う事があるんだ。
それは‥そう、さっきまでは全然見えなかった、ケルンのちんちん。
これが、体勢を変えた事で‥良く見てとれて。
ケルンはちんちんを、ピンピンに大きくさせたまま‥先走りをどんどん溢れさせているんだ。
僕がこうしてちんちんを突き入れる事で、ケルンは気持ち良くなってくれている‥
そう考えると、ますます僕の腰の動きだって早まる‥と言いたい所だけど‥
正直言って、僕も限界が近いんだ。
まだ突き初めて間も無いんだけど‥ペース配分を間違えたかな。
‥いや、さっきまでのが堪えている‥あるいは、僕の方が興奮してる‥っていうのもあるかもしれない。
それに‥ケルンのお尻の中だって、さっきよりも気持ち良い様な気がするし‥
でも‥でも。
せめて僕が精液を出す前に、ケルンにも‥出して欲しい。
やっぱりケルンには、もっと気持ち良くなって欲しいから‥だから‥ 
‥そうだ。
僕はある事を思いついて‥そっと手を伸ばした。
「んあッ!せ、セイル‥そんな‥止め‥ッ!」
僕が手を伸ばした先‥それは勿論、ケルンのちんちんだ。
腰を動かしながらも、手でケルンのちんちんを‥扱き始めたんだ。
‥勿論、両方一度にするのは難しいから、手つきはおざなり‥だけど。
「そんな事‥んッ‥されたら‥俺‥ひッ‥もう‥‥出ちまうよぉ‥」
気持ちよさそうに‥そして切なそうに声を漏らすケルンだけど‥
勿論僕は手を止めない。
だって‥だって。
「はぁ‥はぁ‥‥僕だって、もう‥限界だから‥ケルンも‥」
僕だって、もう長くは保ちそうにない‥だから‥
最後のスパートを掛けるかのように、腰を動かし‥更に手の動きも早めていく。
ケルンのお尻から‥そしてちんちんからも「ぐちゅぐちゅ」というえっちな音が聞こえるくらい、
僕は激しく腰を‥そして手を動かし続ける。
もっと‥もっと、ケルンに気持ち良くなって欲しいから‥
だから‥
「うああッ‥ダメだッ‥出る‥出ちまう‥ッ!くうッ!」
ケルンは一際大きな声を上げ、上半身をぐっとのけ反らせると‥
ちんちんから次々と精液を噴き出していく。
ちんちんを握っている、僕の手に伝わってくる‥射精の度の「ドクン、ドクン」という衝撃。
それが射精の激しさを表していて‥‥なんて、悠長な事を言ってる場合じゃなかった。
ケルンが精液を噴き出す度に、お尻が‥お尻の穴が、ぎゅうッと僕のちんちんを締め付けて。
僕のちんちんに‥凄い快感の負荷を掛けてくるんだ。
そんな事をされて、僕がそうそうに耐えられる筈も無くて。
‥本当は、ケルンの射精が終わるまでは‥しっかりとお尻を突いてあげたかったんだけど‥
僕は断念して‥腰の動きを止める。
もう、ちんちんの根本まで‥精液が込み上がっていたから。
だから‥僕はケルンのお尻、その一番奥へと‥最後にちんちんを突き入れたんだ。
「んうッ!‥僕も‥出る‥出るよぉッ!」
ケルンのお尻の中‥その奥で、僕は‥射精を始める。
ちんちんを通って噴き出していく、精液の感覚が‥気持ち良い。
びゅっ!‥と出る度に、腰が砕けてしまいそうな‥そんな感覚に襲われて‥
しかもそれが、延々と続いていくんだ。
今までこんなに出した事なんて無かった‥そう思えるくらいに‥延々と。
そんな‥僕の射精を、ケルンも感じていたんだと思う。
「あぁ‥凄ぇ‥‥ケツの中で、セイルの‥あったかいの‥感じる‥」
ケルンはベッドに横たわったまま、呆然としたような声で‥そう言って。
よく見ると、ケルンの射精は終わっていた様だけど‥
まるで僕の射精に、何かを感じているかのように‥僕の射精にあわせて、時々身体を震わせていた。
‥いつまで続くんだろう、って思った僕の射精も‥やがては終わりを迎えて。
そして‥代わりに疲労が全身を襲い始める。
射精を終えた今になって、僕は気付いたんだ。
‥ああ、えっちするのって‥凄い疲れるんだ、って。
でも‥‥でも。
疲労感以上に‥充足感、っていうのかな?満たされた気持ちがあって‥
僕は満足な気持ちのまま、ベッドへ‥ケルンの横へと、身体を倒したんだ。


「‥凄かったね‥ケルン」
「ん‥あぁ、凄く‥‥気持ちよかったな」
二人‥ベッドに横になったままで。
僕達はそんな他愛ない言葉をかわしていた。
二人共、どこか夢うつつ‥な状態だったのは‥
なんだか‥さっきまでの事が、夢の中での出来事‥っていう風に思えたから‥かもしれない。
だって‥ね?
その‥少なくとも一週間前までは、こんなことになるなんて‥想像すら出来なかったんだから。
‥いや、もしかしたら‥疲れてるだけかもしれないけどね。
まぁ、それはともかくとして‥。
「ね、ケルン‥その‥お尻、大丈夫?‥痛く無い?」
そう、僕には一つ‥心配事があったんだ。
最初、ケルンのお尻にちんちんを入れた時に聞いた‥ケルンの辛そうな声。
やっぱり入れるのって、痛かったんじゃないか‥って。
「ん?‥あぁ、大丈夫だ、すぐ慣れたよ。‥痛いどころか‥あ、いや、何でも無ぇけど‥」
僕の心配を、紛らわすように‥ケルンはそう言ってくれて。
うん‥本当に良かった。
でも、それでも‥
「あの‥今度は僕に入れてね。その‥僕ばっかりじゃズルいし‥」
すぐに慣れた、って言う事は‥やっぱり最初は痛いんだろうし‥
だったら、ケルンにばっかりさせるのは‥ズルいよね。
だから‥って僕は思ったんだけど‥
「ん‥まぁ、別に俺はずっと入れられる方でも‥い、いや‥そ、そうだな、うんうん。今度は‥な」
ケルンってば、そんな事を言っていて‥
‥やっぱり、入れられる方ってそんなに気持ち良い‥のかな?
まぁ、それならそれで、僕も‥ふふ、楽しみだけどね。
とにかく‥
「セイル、とりあえずさ‥シャワー浴びねぇか?その‥よくよく考えたら、汗とかかいちまったし‥」
あ、先に言われちゃった。
その‥なんとなく、えっちを終えた後、そのまま寝転んじゃったんだけど‥
確かに僕達、汗とか‥その‥精液とかもついたままだし‥
だからシャワーでも浴びない?って言おうとしたんだよね。
「うん、じゃあ、一緒にシャワー浴びよう?」
とりあえず‥とばかりに上半身を起こすと、僕は何気なく‥ケルンにそう言ったんだけど。
「一緒に‥か。じゃあ、明るい中でセイルの裸、じっくり見るかな」
ケルンも同じく上半身を起こして‥までは良かったんだけど。
‥そんなえっちな事を言ってくるんだから‥もう。
「もう、何言ってるの‥ケルンのえっち!」
僕は慌てて、ケルンに言い返したんだ。
‥なんて、まぁ‥別に裸なんて見慣れてるのに‥ね?
でも、なんとなく‥言い返したかったんだ。
そうしたら‥
「えっちなのはどっちだよ‥あんなに激しく人のケツ、突いてたくせに」
ケルンもケルンで、そんな事言ってくるんだから。
‥もう。
「あ、あれは‥もう、ケルンの意地悪!」
そう言われると、その‥言い返す事も出来なくて‥。
ケルンに気持ち良くなって欲しかったから、っていう思いはあるけど‥
確かに僕も気持ち良かったし‥。
‥いけない、思い出したらまた大きくなって来ちゃった‥。
こんなのケルンに見られたら、またからかわれちゃう。
「ははっ!‥さってと、それじゃあお先!」
でも、僕の懸念を余所に‥ケルンはそう言ってベッドから降りると、浴室の方へと走っていってしまって。
結局‥寝室に一人取り残されてしまう僕。
「わっ、ちょ、ちょっと待ってよ‥もう、ケルン!」
僕も‥なかなか収まろうとしないちんちんに手を当てて‥ケルンの後を追ったんだ。

‥今思えば、あの時‥冒険者に復帰しなかったら‥リンクシェルに戻らなかったら‥
僕はどうなって居たんだろうって‥そんな事を考えたりする。
でも、そんな考えはすぐに吹き飛んじゃうんだ。
今となっては、そばにケルンが居ない事なんて‥考えられもしないから。
だから‥過去の事を振り返るよりも。
今は、これからの事‥
冒険者として、リンクシェルのみんなと共に‥
そして何より、ケルンと共に‥
これから先を、歩んでいきたいって思うんだ。


 
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