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 ←その18『相愛』 →拍手のお返事など(H25.7.8)
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キツめのおはなし

其ノ5『懇願する少年』

 ←その18『相愛』 →拍手のお返事など(H25.7.8)
ご注意
 当おはなしは『キツめの性描写』が含まれます。
 些かタルタル族には想像が付かない‥付いたとしても反感を買う方が居られそうな内容が含まれます。
 充分にご注意の上、読む、読まないをご判断下さいませ。


あらすじ
 イフト(ラツイフト・ツイフト)は、気がつくと見知らぬ部屋に居た。
 謎の四人組‥ジョーカー、ジャック、クィーンそしてキングにさらわれてきたのだ。
 拘束されたイフトは、四人から「性的な辱めを与える」と宣告され、実際に次々と辱めを受けていく。
 まずはクィーンからの辱めに、しかし‥イフトの身体は徐々に反応してしまう。
 被虐と羞恥と快楽とを味わった末に、気を失ってしまったイフト‥目覚めると、そこにはキング一人しか居なかった。
 キングは言葉巧みにイフトの心を揺さぶり‥更にはその体にも快感を植え付けていく。
 最後には‥イフトは自ら望んでキングに犯され、精液の迸りをその体内で受け止めるのだった。

 

「はぁ‥‥はぁ‥‥」
「‥‥はぁ‥‥‥‥はぁ‥‥」
文机の上で‥二人の荒い息が混じり合う。
先程、互いに精液を出したばかりの二人‥イフトとキング。
イフトは犯されていた体勢のまま、仰向けに寝転がり‥
キングもまた、射精後のペニスを抜いた後‥イフトの隣に座っていた。
性交後の余韻と‥そして疲労感と。
穏やかな心地よさが身を包む中、キングはそっと‥イフトの表情を覗き込む。
先程迄の性交のせいだろうか、その頬は血色の良い桃色に染まり‥
一方で疲労のせいなのかもしれないが、目を閉じ‥呼吸を整えようとしていて。
そんな可愛い様子に、キングは思わず仮面の中で微笑んでしまう。
だが、キングが見ている‥という気配をイフトが感じたのか‥あるいは他の理由があったのか。
イフトが薄く目を開け、キングが覗き込んでいるのが分かると‥慌ててそっぽを向いてしまった。
じっと顔を見られていたからか‥あるいは先程迄の性交を思い出したからか‥
とにかく、恥ずかしさのあまり頬を真っ赤に染め上げて。
そんなイフトの様子に、キングは更に微笑みを浮かべると‥そっと文机を降りる。
文机の下には、恐らく性交の前‥ローションを取りに行った際に、一緒に持ってきておいたのだろう‥
幾枚かの布が置いてあり、その内の数枚をキングは手に取ると‥再び文机の上へと登った。
「イフトくん、くすぐったいだろうけどじっとしてるんだよ。‥汚れを拭くからね」
キングはまず、イフトに優しい声でそう告げると‥布でイフトの身体を拭き始める。
イフトの腹部から脇腹にかけ、大量に溢れている精液‥
ペニスとその近辺は勿論、アヌスからも溢れつつある精液やローション‥
イフトの身体に纏わり付いている精液を、丁寧に‥そして綺麗に拭き取っていく。
「あ‥‥ありがとう‥」
キングが丁寧に拭き取ってくれている事を、イフトは心地よく感じたのだろう。
イフトの口から自然とそんな言葉が漏れる。
そんなイフトに‥キングは機嫌を良くしたのだろうか。
「ふふ、構わないさ。‥ただ、そうだね‥良ければ僕が君の中に注いだ精液だけは‥出さないで欲しいな」
イフトのアヌスに軽く手を触れながら‥少しおどけたような言葉を返すのだった。
無論、いつまでも体内に留めておける筈も無い。
それは明らかなことで‥キングも冗談のつもりで言ったのだが‥
「う‥‥うん。‥キングの‥キング様の‥精液‥だから‥」
顔を朱く染めたまま‥至って真面目にそう答えたイフトに。
キングは一瞬驚いた後‥再び微笑みを浮かべると、そっと‥イフトの顔にその顔を寄せる。
顔を寄せるキングに何かを期待し‥目を閉じるイフトに。
キングはそっとメットのバイザーを上げると‥イフトに優しくキスをするのだった。

「さて、イフトくん。残念だが‥そろそろ時間の様だ」
キスを終えた後‥キングは何かに気がついたのだろうか。
イフトから軽く視線を逸らすと、真剣な声で‥イフトにそう伝える。
「‥時間‥?」
イフトが不思議がるのも無理は無いだろう。
部屋の中には今の時間など、推し測れるものは見当たらない。
更に言えば、窓などの空の色が分かるものすらも見当たらないのだ。
何を見てキングが時間を判別しているのか‥分かる筈も無かった。
だが、そんなイフトの疑問にも、キングは答えずに‥話を続ける。
「ああ、そろそろ他の面々が戻る時間だ。悪いが‥手枷を付けさせて貰うよ」
その言葉に、落胆を隠せないイフト。
そう、キングと二人の自由な時間は終わり‥また束縛される時間が始まる。
他の面々に、様々な事をされる時間が始まってしまう‥と。
だが‥ここで「嫌だ!」と言う事は出来ない。
今のイフトの‥キングへの「想い」を考えれば。
ただ‥キングに向けて両手を差し出し、こくりと頷くしかできなかったのだ。
そんなイフトに‥キングも寂しそうな表情を浮かべる。
「素直に応じてくれて‥ありがとう」
寂しさの中に‥少しの微笑みを浮かべながら。
キングはイフトの手に‥枷を付ける。
‥‥コンコン。
枷を付け終えた、正にその時‥扉がノックされる音が部屋に響き渡った。
その音に、キングはそっと‥イフトに向けて頷くと、いつもの調子に戻って声を上げる。
「ああ、入りなさい」
キングの言葉に、ガチャリと音を立て扉のノブを回す音が響き渡る。
ギィという音と共に扉が開かれ、一人のタルタル族の男性が部屋へと入ってきた。
「キング、そろそろ良いか?待ちくたびれちまったぜ」
その言葉と共に、正に「意気揚々」と部屋に入ってきたのは‥黒いメットの男、ジョーカーだった。
イフトにとって、各面々の中でも一番印象の悪いジョーカーの出現に、イフトは思わず表情を曇らせる。
「待たせて悪いね、ジョーカー。‥そうか、ジャックが後に回ったのか」
だが、そんなイフトを尻目に‥ジョーカーとキング、二人は話し始める。
「あぁ、やっこさんは後の方が良いんだと。‥ほれ、頼まれてたモンだ」
手短に用件を話したジョーカーは、そう言って‥手に持っていた2本の容器、その片方をキングへと手渡した。
それは中が透けて見える、ガラス製の容器で‥中には赤い液体が入っているのが分かる。
「有り難い。すっかりのどが渇いてしまってね」
キングは受け取るなり、開封し‥おもむろにゴクゴクと飲み始める。
その様子を見ると、まさしく本人が言っていたように、相当のどが渇いていたのだろう。
そんなキングの様子を見ているイフトに‥ジョーカーがもう一本の容器をさしのべてきた。
「ほれ、イフトも飲みな。‥別に毒とかクスリとかは入ってねぇから、安心しな」
先ほどまでとは全然違う、ジョーカーの語調に‥思わずあっけにとられるイフト。
そんなイフトを見て、キングは何かを感じたのだろう‥二人の間にそっと口を挟んだ。
「ああ、イフトくん‥それはバンパイアジュースと言う飲み物だ。
 君もここに来てから、食べ物とかを口にしていないだろう?だから僕が用意させたんだよ。
 材料が材料だけに、メジャーなものじゃあないが、効果は良いものだよ」
イフトが気になっていたのはジョーカーの方だったが‥キングの言葉に、注意は違う方へと向けられる。
バンパイアジュース‥その言葉に、記憶の糸をたどるイフト。
彼も、競売所で出品歴は見たことがあったが‥実物を見たことがないし、詳しくも知らない。
確か材料となるものが手に入りにくく、競売所ではなかなか出回らない‥と聞いたことはあった。
そんな珍しいものを、こうしてポンと手渡される‥少し不思議に感じたが、それ以上に楽しみでもあって。
ジョーカーが用意したもの、と言えば少しばかりいかがわしくも思えてしまうが‥
それ以前に、キングが用意するように、と指示していた品物なのだから、信頼しても良いだろう‥
そう結論づけたイフトは、おずおず‥とばかりに手を伸ばすのだった。
「‥あ‥ありがとう」
そう言ってジュースの瓶を受け取るイフト。
思いもよらず、素直な言葉を言ったイフトに‥ジョーカーはメットの中で表情を変える。
「お、素直じゃねぇか。‥素直なヤツぁ好きだぜ?」
その言葉が嘘か誠か‥にやりとしながらジョーカーは言う。
そんなジョーカーに対し、イフトは少しだけ好感を覚えて‥「もしかしたら」という念を思い浮かべる。
そう、もしかしたら酷いことはされないのではないか‥と。
そんな事を考えながらも‥イフトはしげしげとジュースを眺めていた。
近くでじっくりと見てみると、赤色に近い液体色が血を想像させ‥どうにもイヤな予感を感じさせられる。
そもそも「バンパイアジュース」という名前からして、不吉なイメージが彼にはあったのかもしれない。
「ロランベリーやミスラントマトを使っているからね‥色が少し気になるかもしれないが、味は保証するよ」
少し困ったような表情でジュースを眺めるイフトに‥キングの言葉が飛んでくる。
その話を聞いて、イフトも少し安心したのだろう。
確かに言われれば、トマトジュースの様にも見えるし‥何より腹が減っているのは確かだ。
それもそうだろう、ここに来ておそらく数時間経つが‥口にしたものといえば、せいぜいがキングの精液位だったのだから。
ともかく‥名前はおそらく液体の色から単純に付けられたのだろう‥と思い込み、イフトは瓶に口を付ける。
‥想像した以上にさわやかな味が口の中に広がり、次々と胃の中へ飲み込まれていく。
久々に取る飲み物に、キングの言うとおり‥体力がみなぎってくるような、そんな心地よい感覚が訪れる。
強いて難点を言うならば、飲むときに手枷が邪魔になった位だろう。
‥そう、その時に感じたことは‥それくらいだったのだ。
「さぁて‥それじゃあ始めるとするかなぁ?‥イ・フ・ト・ちゃん」
イフトがジュースを飲み終えた、その時。
ジョーカーはおもむろに文机の上に登ると、イフトに向けて「始まりの合図だ」とばかりに声を上げた。
キングもそれに従うように、以前に座っていた椅子へと戻り‥二人を眺める「傍観者」へと変わる。
そしてイフトは‥ジョーカーの声、その変化に身体をビクッと震わせていた。
それもそうだろう、つい先ほどまでとは変わった声‥まるでイフトに対し、粘着するような‥そんな声を出していて。
いかにも「これから酷いことをされる」と言わんばかりの声に聞こえたのだ。
そんなイフトの心境を、ジョーカーは知る由もなく‥言葉を続けていく。
「どうだったんだぁ?初めてケツに‥しかもキングのチンポをハメられた気分はぁ?」
先ほどまでの親切そうにも見えた、ジョーカーとは違い‥
以前のジョーカーの様に、野暮で下品な言い方をしていて。
その様子に、先ほどまでイフトに浮かんでいた「もしかしたら」の思いが崩れていく。
残念な気持ちと‥そしてこれから訪れるであろう、ジョーカーからの責め苦を考えて。
突然に沸き始めた負の感情に‥イフトは言葉を出せないでいた。
そんなイフトの代わりに‥とばかりに、キングからジョーカーへと、言葉が投げられる。
「まぁ、彼も最後まで散々嫌がっていたがね‥初めては頂いたよ」
キングの言葉に対し、一瞬驚きの表情を見せるイフト。
確かに最初は嫌がってもみせたが、最後には‥キングを喜んで迎えていたイフト。
それをキングは「最後まで散々嫌がっていた」と言った。
なぜそんな事を‥と、不思議がるイフトに‥キングはそっと視線を向けると、わずかに頷いて見せる。
その様子を見て、なんとなく‥なんとなくキングの意図したことが分かったイフトだった。
‥そう、キングは自分に気を遣ってくれている‥
自分が自尊心の高いことを知って、性交の末に喜んでいた‥などと言っては、自分が傷つくから‥
だから‥敢えてあんな事を言ったのだ、と。
イフトはキングがそこまで考えていると思い‥キングの優しさに感謝していたのだ。
‥だが。
キングの本当の意図は‥少しだけ違っていたのだろう。
勿論、イフトの考えていた気持ちもあった‥だが、それ以上に。
イフトがジョーカーの手により、再び落ちていく様を見たかった‥という思いもあったのだ。
‥だが、その思いもゆくゆくは‥‥いや、それはこれから明らかになる事だろう。
「ふふ、そうかそうかぁ。オレもイフトの『初めて』を見たかったんだがなぁ。
 キングの「二人きりにしてくれ」っていう頼みだから仕方なく諦めたんだぜ。でも‥今度はオレの番だな。
 ヒィヒィ言う位に掘ってやるぜ‥?オレのチンポが欲しくて仕方なくなる位にな」
そんな言葉と共に、ジョーカーは妄想を始めたのか‥あるいは意図的だったのか。
それまで萎えていた彼のペニスが、見る見る間に大きくなり‥反り返るようにそそり立つ。
イフトもまた、そんなジョーカーのペニスに気付き‥咄嗟に先ほどまでのキングとの性行為を思い出してしまう。
そう‥自分のアヌスに突き入れられ、更には奥深くで精液を放たれた‥あの快感を。
しかし、イフトは慌てて頭からその記憶を追い出すと、顔を朱らめながらも、ジョーカーから視線をそらすのだった。
「おうおう、もうケツの気持ちよさを知ってる‥そんな顔だなぁ?」
そんなイフトの状態に、ジョーカーは楽しそうに揶揄を入れる。
一方のイフトは、というと‥視線をジョーカーから逸らしたまま、何も答えようとはしなかった。
それは本当の事を言われたからか‥あるいは恥ずかしかったからか‥あるいはジョーカーへの反抗からなのか。
理由はどうであれ、言葉を発しないイフトに‥ジョーカーは告げる。
「おいおい、無視すんなよ。‥ほら、こっちは素直になってんじゃねぇか」
ジョーカーはそんな言葉と共にかがみ込むと、イフトの股間へと素早く手を伸ばしたのだ。
「え‥や、やめッ!‥え!?」
イフトが「あっ」と思う瞬間も無く、ペニスが掴まれ‥イフトは驚愕する。
突然ジョーカーにペニスを掴まれたこともそうだが‥それ以前に。
自分のペニスが過敏とも言うくらいに反応し、大きくなっていたことに‥だ。
確かに先ほど、キングとの性行為を想像したことはしたが、それでも‥と、考えを進めるイフトに。
「隠さなくてもいいじゃねぇか。さっきも言っただろ?素直なヤツぁ好きだ、ってな。
 とりあえず‥ほら、オレのチンポ、舐めてくれよ」
そんなイフトの思考を遮るように、ジョーカーがイフトに迫る。
イフトのペニスから手を離すと、ゆっくりと立ち上がり‥更に身体をイフトへと近づける。
座っているイフトの前に腰を寄せ、イフトの眼前へとペニスを突き出したのだ。
「な‥なんで‥そんな」
突然の行動に慌てたのか、うまく言葉が返せないイフト。
そんなイフトの言葉を、ジョーカーは「拒否」と受け取ったのだろうか。
「ん?舐めねぇと、後でお前が痛いだけだぞ?それとも何か?慣らさず、濡らさずにブチ込んで欲しいのか?」
そんな威圧感の増した言葉で、イフトに迫るのだった。
「‥ぐ‥ッ‥」
アヌスを慣らさず‥更には濡らさずに無理矢理挿入される。
先ほどまでキングのペニスを入れていたとはいえ、その様な事をされたら‥
イフトはこれからの事を想像したのだろう、恐怖に言葉を詰まらせる。
だが‥数秒の沈黙の後、イフトは小さな声でこう答えるのだった。
「‥わ‥わかった‥」
「あん?声が小さくて聞こえねぇなぁ?」
観念したような‥イフトの小さな声に。
ジョーカーはからかうようにして言葉を返す。
その言葉に、イフトの反抗心に火が付いたのだろうか。
「分かった!」
少し大きめの声で、ジョーカーに言葉を返した。
しかし‥そんなイフトを待っていたのは‥ジョーカーの嘲るような言葉だった。
「何が分かったんだよ?はっきり言わなきゃ分からねぇだろうが。
 ああ、ちゃんと言うんだぜ?ほら、お前だってもう知ってるだろ?『誠意』の言葉をさぁ」
そう、改めて認識させられる‥その言葉。
クィーンとのやりとりから、延々と出されている「誠意」という名の恥辱の言葉。
ジョーカーはイフトに、またしても‥恥辱に塗れた言葉を言え、と強制するのだ。
だが‥勿論イフトに断る術は無い。
断ることなどできなかったのだ‥肉体的にも‥そして精神的にも。
「‥ぐぅ‥‥ジョーカー様の‥おチンポ様を、ヘンタイのイフトに‥舐めさせてください‥」
改めて、イフトの口から淫らな言葉が漏れる。
屈辱と、落胆と、そして‥自分ではまだ気づいていない‥いや、気付かないようにしている、ほんの少しの期待と。
様々な感覚に襲われながらも‥イフトはジョーカーに言うのだった。
「へへッ、そうこなくちゃなぁ。‥ほら、お前の欲しがってるチンポだ。たっぷり舐めな」
その言葉と共に、ジョーカーはイフトに近寄り‥
イフトの目の前、鼻先にペニスの先端が来るように調整する。
怖いくらいに反り返り、あまつさえ雫が溢れている‥そんな目前のペニスから、否応にも漂ってくる‥その淫らな香り。
だが、それは決して‥イフトにとっては嫌な感覚ではなかった。
むしろどこか、愛おしい様な‥欲しくてたまらなくなるような‥そんな感覚すらあったのだ。
‥そこまで考えて‥しかし、イフトは慌てて考えを振り払う。
そんな風に思うはずがない、そんな事は決してないと‥自分に言い聞かせる。
更には「これはしなければならない事」「嫌々している事だ」と、無理矢理思い込むと‥
おずおずとばかりに口を開き、そして‥目の前のペニスをくわえ込んだのだ。
口の中に溢れる、その独特の味‥香り‥そして感触。
だが、何故か‥いや、やはり、その感触が嫌ではない。
キングのペニスを舐める際に、慣れてしまったのか‥はたまた、もしかすると‥。
ともかく、イフトはジョーカーのペニス‥その亀頭と少しの胴体部分を頬張り、そして舌を這わせていく。
舌で舐め‥唾液をまぶし‥そして‥
‥先走りをすすり‥更にはペニスの硬度を高めるが為に、吸い付いて。
「おぅ‥いいじゃねぇか、イフト‥キングに教わったのか?舌の使い方、上手いなぁ、お前」
イフトの舌技に、ジョーカーは軽く声を上げ‥嬉しそうに褒める。
その様な事を言われても、嬉しくはない‥そんな風に思う反面、何故か‥舌の動かし方を早めるイフト。
亀頭の先を刺激し‥そうかと思えば、カリを舌先でなぞり‥裏筋を舐め上げ。
気持ち良いからだろうか、次から次とあふれ出ててくる先走りを、拒むことなく飲み干し続ける。
心の中では嫌なのに、何故か‥どうしてか‥身体は自然と求めてしまうのだ。
もっと、もっと‥と。
「ヘヘッ、気分が乗ってるところ悪いがよぉ、もう十分だぜ」
その言葉に、イフトは我に返ったのだろうか。
それまで丹念に舐めていたペニスから、そっと口を離すと‥口の周りについた雫を腕で拭き取り始める。
一方のジョーカーは、それまで左手首にはめていた細めのリストバンドを抜き取り‥手に取った。
そのままリストバンドをペニスに通すと‥その根本で更にふぐりをもくぐらせる。
一体ジョーカーは何をするつもりなのか、と‥訝しげな表情で見つめるイフトに。
ジョーカーも気づいたのだろう、楽しそうに説明を始めるのだった。
「ん?あぁ、コイツか?コイツぁな、コックリングって言ってだなぁ‥ここでちょいと魔力を込めてやると‥ほうら」
説明の言葉と共に、ジョーカーはコックリングに魔力を込めはじめる。
ジョーカーの魔力に反応したのだろうか、コックリングは収縮し、みるみる間にその直径を狭めていったのだ。
‥やがて、ジョーカーのペニスとふぐりは、コックリングに締め付けられるように、根本をきゅっと縛られる形となる。
「これで簡単にはイかなくなる、って寸法だ。ヘヘッ、楽しみだろ?」
そう言って不敵に笑うジョーカーに‥イフトは恐怖と‥そして。
それとは違う何かを感じて‥ごくりとつばを飲み込むのだった。
「さぁ、たっぷり突いてやるからな‥四つん這いになってケツ上げろ」
ジョーカーはイフトの前から少しだけ離れると、そう言ってイフトの動きを待つ。
無論、イフトの腰を持ち、無理矢理四つん這いにさせる事もできただろう。
だが、ジョーカーが敢えてそうしなかったのは‥
あくまで無理矢理イフトを動かそうとするのではなく‥イフトに自主的に動かせる為だ。
反抗するなら反抗するで、相応の罰を与えることを言うつもりだったが‥
その様な考えは不要だった‥とばかりに、イフトは素直に身体を動かし始める。
イフト自身、心の中では「望んでしている訳では無い」と思ってはいたのだが‥
そんな思いとは裏腹に、そのペニスは既にそそり立ち‥アヌスもヒクヒクとさせている。
だが‥それでもイフトはまだ、心を保っている‥つもりだった。
最初にキングが「最後まで嫌がっていた」と言ってくれたことに‥応える為に。
その為にも、自分から望んで快楽を欲しがる真似はすまい、と思うのだった。
‥傍から見れば、ペニスを立たせ‥アヌスをひくつかせている、その光景がどう見えたのか。
それは‥言うまでも無い事だろうが。
ともかく、イフトはそんな気持ちを抱きながらも、早々に四つん這いの体勢になると、ジョーカーにお尻を向け‥
更には言われたとおり、精一杯に腰を上げて見せた。
軽く足を開いていたこともあるのだろう、手を使わずとも自然とお尻の肉が開き‥
イフトのアヌスはジョーカーに対して丸見えになっていた。
アヌスの下にぶら下がる、ふっくらとしたふぐりと‥
更に下にそそりたつ、すっかり大きくなったペニス‥そんな淫靡な光景が、ジョーカーを更に喜ばせる。
「ククッ、良い格好じゃねぇか。ケツの穴ぁヒクつかせて、そんなにチンポが欲しいのか?
 えぇ?チンポだってギンギンにおっ勃てて、我慢汁垂らしてるじゃねぇか」
イフトのアヌス、ペニスをまじまじと見つめながら漏らす、ジョーカーの言葉に‥イフトは返す言葉も無い。
流石に本当の事を言われては、「違う」とは言い返せないから‥だろうか。
「‥‥ッ‥」
恥ずかしい言葉を掛けられ、ただ耐える様に‥ぎゅっと歯を食いしばるイフト。
だが、勿論「耐えているだけ」では無い事は、彼の身体から充分に分かる。
そう‥ジョーカーに恥ずかしい言葉を掛けられながらも、彼はペニスをビクンビクンと震わせていたのだから。
まるで「もっと言って欲しい」とでも言うかのように。
そんなイフトに応える様に、ジョーカーはゆっくりと膝立ちでイフトにすり寄る。
開かれたイフトの足の間に、身体を割り込ませ‥ペニスをイフトのアヌスめがけて進ませる。
自分の足に、ジョーカーの足が触れる感触に‥イフトは胸を昂ぶらせ。
更には、ジョーカーが近づき、お尻に軽くペニスが触れる感触に‥「んッ」という甘い声を漏らしてしまう。
「フッ‥ホントは欲しくてたまらねぇんだろ?ほら‥こいつがさぁ。
 キングに犯られて、ケツの快感‥知っちまったんだろぉ?」
イフトのお尻に、軽く触れたままのジョーカーのペニス。
ジョーカーはそう言うと、しかしアヌスには挿入せずに‥尻肉やアヌス周りをペニスで撫でる。
まるでイフトのお尻、その感触を楽しむように。
だが、イフトにとってその感触は‥たまらないものだった。
「ほ‥欲しくなんて‥無いッ!」
まざまざと、キングとの性行為‥その記憶を蘇らせるものであり‥
アヌスをペニスで突かれ‥前立腺を擦られるあの甘美な感触の記憶は、否応にもイフトの心を昂ぶらせる。
欲しい‥ジョーカーのペニスを突き入れて欲しい‥そうは思えども、言う訳にはいかない。
ただ‥今は歯を食いしばり、自分の欲望と戦うのみだった。
そんなイフトの様子を見て、ジョーカーはふぅ、とため息をついた。
そして‥「やれやれ」とばかりに話し始める。
「ったく、強情でしょうがねぇなぁ。お前なぁ、どうせチンポ入れられちまうんだぜ?だったら少しでも気持ち良い方が良いだろうが。
 このままだと‥ケツほぐさずにブチ込んじまうぞ?‥まぁ、そうは言っても‥オレも鬼じゃあ無ぇからな。
 言ってみろよ‥『誠意』の言葉をよ。そうしたら裂けねぇくらいにはほぐしてやるからよ」
傍から見ても、イフトがペニスを期待している様子は明らかだ。
それでも尚、表面上拒否の姿勢を示すイフトに‥ジョーカーは根負けしたのだろうか。
妥協案、とばかりに言った言葉に‥イフトも何か考えるところがあったのだろう。
本当は突いて欲しいという気持ちと‥それは言えないというメンツと。
二つを抱える今‥『誠意』の言葉を言えば、その問題は回避できる。
そして何よりイフトにとって、『誠意』の言葉は‥恥辱の言葉はもう、辱めの言葉だけではなかったのだから。
そう、自分を更に興奮させる言葉でもあったのだから‥だから‥イフトは口を開き始める。
「ぅ‥‥。‥‥ジョーカー様の、立派なおチンポ様で‥ヘンタイのイフトのケツ穴を‥突いて‥下さい‥」
言葉を漏らす度に。
恥ずかしいという思いが溢れ‥その思いが興奮へと繋がっていく。
更には、自然とジョーカーのペニスを受け入れる流れに繋がるとあれば、言葉を拒む必要は無い。
イフトのそんな、ペニスを震わせながらも言ったその言葉に‥
ジョーカーはニヤリと微笑むと、己のペニスを握りしめた。
「そうだ、それで良いんだよ。丁寧に『お願い』されちゃ、心優しいオレは応えてやりたくなっちまうからな」
その言葉と共に、イフトのアヌスへとペニスを押し当てるジョーカー。
更には軽く力を込め、軽く開いているアヌスの中へと潜り込もうとする。
アヌスをほぐすことなく、挿入を試みているジョーカーに‥イフトは慌てて声を上げた。
「そ、そんなッ‥ほ、ほぐしてくれるって言ったのに‥」
「あぁん?‥お前、キングに掘られて充分ほぐれてるじゃねぇか。こんなユルユルなケツ‥ほぐす必要なんか無ぇよ‥おらッ!」
イフトの言葉に、知ったことか‥とばかりに言葉を返すジョーカー。
最も‥ジョーカーは敢えて乱暴に言っているが、言った内容に嘘は無い。
軽くペニスを押し当てた感覚で、イフトのアヌスが充分と言って良い程ほぐれているのを知ったのだ。
先程キングに延々と突かれたから‥だろうか。
良い具合にほぐれており、自分のペニスをも受け入れられるだろう、とジョーカーは踏んでいた。
そして‥言葉の終わりと共に、ペニスをイフトの中へと‥突き入れ始めたのだ。
「く‥んあッ‥‥う‥ああッ‥!‥んぅッ‥!」
その感覚‥熱く、固いジョーカーのペニスが、自分の中へと入ってくる感覚に‥イフトは声を上げる。
だが、それは勿論‥痛みから来る悲鳴ではない。
背筋をゾクゾクとさせるような‥腰を蕩かすような‥挿入される快感からくる声だ。
気持ちよさに上半身をのけ反らせながら‥声を上げるイフト。
甘く、鼻掛かったその声は‥誰が聞いても「気持ちよさそう」だと分かる事だろう。
そんなイフトの声を聞きながらも‥ジョーカーはペニスの根本まで、イフトの中へと埋没させる。
コックリングを装着しているせいで、多少はペニスの感覚が鈍くなっている‥というのもあったが、それでも尚‥
イフトの体内、その気持ちよさに声を漏らしてしまいそうになる。
だが、ここでそんな声をイフトに聞かせるわけにはいかない。
‥そう、イフトの心を堕とすためには。
「おら‥ラクに全部入ったじゃねぇか。キツいどころか、どんどんオレのチンポ飲み込みやがる。
 おまけとばかりに嬉しそうにヒクつかせやがって‥本当に我が儘なケツだな」
ジョーカーの言う通り、イフトのアヌスは‥ラクラクとそのペニス全てを飲み込み。
更には嬉しそうにアヌスを動かし‥ジョーカーのペニスを締め付けるのだった。
「そん‥な‥違‥ッ!」
イフトは何か反論しなければ‥とは思うものの‥その言葉までは出て来ない。
体内に受け入れたジョーカーのペニスが、前立腺を擦り上げた上に‥
動きを止めている今も尚、強い圧迫感を以て前立腺に圧力を掛けているからだろう。
身体の奥底から来る快楽に、思考能力が弱まっているのか‥言葉が思い浮かばないのだ。
「何が違うんだよ?‥‥おら、チンポだって嬉しそうに涎垂らしてるじゃねぇか」
ジョーカーはそう言いながら、手を伸ばすと‥イフトのペニスをきゅっと掴む。
手に触れるペニスの感触は‥固く、大きくそそりたち‥先端からは先走りを止めどなく溢れさせていた。
「う‥嬉しそう‥なんかじゃ‥んッ‥やあッ!」
「おら‥こうやって腰を動かす度に声出してんじゃねぇか‥気持ち良いんだろ?」
尚も反論を重ねようとするイフトに‥ジョーカーは実力行使に出る。
イフトのペニスから手を離すと、少しゆっくり目に‥しかし大きく腰を後退させ、更に奥まで突いてみせたのだ。
長いストロークで抜かれ‥そして突かれるイフトに。
身体が震えるくらいの快感が襲いかかる。
「気持ち‥よくなんて‥う‥やあッ!‥あッ‥ああッ!‥んッ‥‥ひいッ!」
それでも尚、否定しようとするイフトに。
ジョーカーは遠慮無く‥腰を動かし始める。
ゆっくりとペニスを引き抜き‥そして一気に奥まで突き入れて。
最初よりもストロークの幅はやや小さめになりながらも‥腰の動かす速度を少しずつ上げていく。
無論、単調な動きで済ますのではなく‥時には早く抜き、時にはゆっくりと突き入れ‥
緩急織り交ぜる様にして、ジョーカーは腰を動かし続ける。
そんなジョーカーの動きに‥イフトが声を上げない訳は無い。
甘い声を上げながらも‥素直に「気持ち良い」と言わないイフトに。
ジョーカーは再びイフトのペニスへと手を伸ばした。
「フッ‥チンポから先走りダラダラ垂らして言う言葉かぁ?あぁ?身体の方は正直だぜぇ!?」
「ひいッ!‥そ‥そんな‥の‥‥んッ!違‥うんッ!」
ジョーカーが奥を突く度に、イフトのペニスからは先走りが溢れ出る‥
それ程までにイフトは感じていたのだが‥何が彼をそうさせたのだろう、決して「気持ち良い」と言おうとはしなかった。
しばらく抽送運動を続けたジョーカーだったが‥一向に折れないイフトに対し、他の手を打とうと考える。
「‥んぁッ!」
イフトの中から一旦ペニスを抜くと、イフトの声にも構わず‥一方的に声を掛ける。
「おら‥体勢変えるぞ。そのまま横になれ‥そうだ‥よし」
指示と共に、両手をイフトの身体に添わせて‥ゆっくりと身体を倒していく。
四つんばいの体勢から、丁度横臥位にされたイフト。
その表情は、延々と続いた快感のせいだろうか‥あるいは、その快感に耐えていたからだろうか‥
ただ目をぎゅっと閉じ、呼吸を荒くしていた。
「身体を引っ張るぞ‥‥‥‥よし、ここで良い」
そんなイフトの身体を、ジョーカーはゆっくりと引っ張っていく。
当初は文机の中央に居たイフトを、手前の縁の所まで‥ゆっくりと。
文机の縁から、丁度お尻と足の先がはみ出る‥そんな体勢で寝転ぶイフト。
対するジョーカーは文机を降りると、イフトを見てにやりと笑った。
まるで‥そう、計算された高さ‥とでも言うべきその位置。
床に立つジョーカーの、ペニスの高さが‥丁度イフトのアヌスの位置に一致しているのだ。
この体勢であれば、先程迄の膝立ちと違い‥両足立ちで動ける分、腰を動かせる幅も大きくなる。
つまり‥更にイフトの中を激しく突く事が出来るだろう。
しかし‥まだ、まだ何か足りない。
そう考えるジョーカーに‥しかしすぐに、その「閃き」は舞い降りたのだ。
「ククッ、良い事思いついたぜ‥イフト、お前にも付けてやる‥コックリングをな」
ジョーカーはそう言うと、今度は右手に付けていたリストバンド‥いや、コックリングを手に取る。
更には、右向きで寝転がるイフトの、右足を開くように持ち上げると‥
「え‥えッ!?」
驚いている主人を余所に、まるで「萎える事を知らない」とばかりにピンと立ったままのペニス‥
更にはふてぶてしく存在するふぐりをも、まとめてリストバンドにくぐらせて。
そして‥ジョーカーは魔力を込める‥‥ただし、自分の時以上にきつく。
「ん‥‥ッ‥!」
初めて感じる、ペニスとふぐりの根本を締め付けられる‥異様な感覚に。
しかしイフトの声は、どこかしら‥艶やかなものであった。
「なんだぁ?お前、縛られるのも感じてるのか‥ククッ、縄で縛ったら喜びそうだなぁ!‥まぁいい。
 これでお前は、好きに出せなくなった訳だ‥おっと、そうだった、お前は気持ち良くなんか無いんだよな?だったら問題無いよなぁ」
わざとらしくも、イフトにそう言って見せるジョーカー。
そして‥イフトの足を開いたままの体勢で、ジョーカーは腰の位置を調節し始める。
90度近くに開かれたイフトの足‥その上げられた右足を、片手で抱え込むようにしながらぎゅっと身体に押しつけ‥
腰の位置を調整すると、もう片方の手を使い、ペニスをイフトのアヌスへとあてがう。
再びアヌスに感じる、その熱い感触に‥イフトはジョーカーの顔を見た。
メットをしているはずなのに、不思議と‥恐ろしく微笑む表情が想像できてしまい、身震いするイフト。
更には‥ジョーカーもイフトの表情を見ながら、言葉を発する‥‥宣告の言葉を。
「ヘヘッ、たっぷり‥掘ってやるからな、覚悟しろよ?」
その言葉と共に、ジョーカーは再び‥腰を動かし始める。
その視線はイフトの表情を見ながら‥そう、イフトの反応を楽しみながら。
「ひッ‥‥ひいッ!‥お‥奥が‥‥あ‥や‥やだあッ!」
ジョーカーが腰を進めるのに従い、甘い声を漏らすイフト。
その顔も、快楽に頬を染め‥甘い表情をジョーカーに晒している。
それがジョーカーにとっては「良い肴」になっているのだろう。
先程迄以上に激しく‥腰を打ち付けていく。
ジョーカーの股間と、イフトの尻肉が激しく打ち合わされ‥パンパンッ!という音が聞こえるほどに。
無論、それほどの強い挿入だ‥イフトの、そしてジョーカーに掛かる負荷も相当なものだろう‥だが。
「ひゃんッ!‥そ‥そんな‥き‥気持ち‥んッ‥だ、ダメぇッ!‥も、もう‥」
イフトの口から、早々に「その言葉」が漏れそうになる。
さっきまではなんとか耐えていた‥「気持ち良い」という言葉‥
だが、その言葉をすんでの所で止めたイフトだったが‥
まるで入れ替わるように、イフトの中に違う感覚が溢れてくる。
そう‥射精感だ。
体勢を変え、更には激しく突かれたことで‥前立腺に、更にはその奥に感じる快感が強まったのだろう。
急速に訪れた射精感に、イフトは「もうダメだ」と思った‥‥その時は。
だが‥
「‥ひいッ!?そん‥な‥でない‥出せない‥よぉッ!」
そうだ‥今、イフトのペニスを塞いでいるコックリング。
それは、正に「縛る」とばかりに強く締め付けられていて。
見事にイフトの射精を阻んでいたのだ。
射精するような、強い快感が身体を襲うのだが‥実際に射精する事は出来ず‥
そのせいなのだろうか、自分の中の興奮も収まろうとはしない。
結果、強い快感のみがイフトを襲い、更にまたすぐに射精しそうな感覚が訪れる‥
言わば「快感地獄」に落とされたイフト。
そんなイフトに‥ジョーカーの更なる言葉が投げかけられる。
「あぁ?どうしたんだよ。お前、ケツ掘られても気持ち良くなんて無ぇんだろ?」
「き‥気持ち良く‥なんて‥ッ」
ジョーカーの言葉が、軽い気付け剤になった‥のだろうか。
最後のあがき‥とばかりに反抗を見せるイフト。
しかし‥
「そうだよな、そうだよなぁ。だから‥こんな事しても‥気持ち良くなんて無ぇよなぁ!?」
「ひぁあッ!」
ジョーカーは言葉と共に、イフトのペニスへと片手を伸ばす。
‥勿論、ただ掴むだけではない‥亀頭を弄り‥擦りあげるように手を動かし始めたのだ。
新たな快感‥そう、今まではほとんど無かった、ペニスへの直接の快感に‥イフトは一際高い声を上げる。
これまで‥クィーンにも、キングにも‥大して弄られること無かった、イフトのペニス。
今はコックリングのせいで、触感が鈍っているとはいえ‥そこを弄られる感覚はやはり強い。
快感・興奮の頂点で足止めを喰らっている今なら、そこからくる快感は一際強いものだろう。
アヌスを、そして前立腺を突かれる快感に加えて‥延々と続くペニスへの刺激に。
イフトはもう耐えられない、とばかりに甘い声を上げた。
「や‥やめ‥てぇ‥もう‥チンポ‥弄ら‥ないでぇ!」
「あぁ?お前言っただろ?チンポ弄られても気持ち良く無いってよぉ!おら‥おらッ!」
だが、勿論それで手を止めるジョーカーではない。
今まで以上に腰を動かし‥更には手に力を込めて摩擦を続ける。
コックリングのせいか‥あるいは最大限にまで大きくなっているせいか、綺麗にめくれ上がった亀頭に‥
その先端から、表の部分‥勿論裏の部分も、余すことなく手指で擦りあげ、刺激を与え‥
更には時折、扱くような動きまで与える。
普段は皮を使って自慰をしているイフトには、到底耐えられないほどの‥強い刺激に。
勿論、イフトが長い間‥耐えられる筈も無かった。
「ひぐうッ!‥出る‥もぅ‥出‥」
またしてもイフトを襲う、射精の感覚。
身体をこわばらせ、足の指をピンと伸ばして‥射精感に備える‥‥が。
「‥‥出ない‥よぉ‥そんな‥ぁ‥んぁッ!」
先程同様、精液は出ようとはしない。
結果として強い快感だけが訪れ‥更には興奮も醒めようとはしない。
延々と続く‥快感のループに、イフトは愕然としていた。
「ククッ‥たまんねぇだろ?お前が素直じゃねぇから悪いんだぜ?このまま突き続けてやるからなぁ」
愕然とするイフトを、更に責めようと‥ジョーカーは言葉を続ける。
そう、全てはイフトが悪いのだと言わんばかりに‥腰を更に激しく動かして。
そんなジョーカーの動きに‥とうとうイフトの口から「泣き」が入る。
「ひいッ‥やめ‥止めてぇ‥下さい‥ッ‥もう‥許して‥んッ!‥そんな‥んぅッ!」
心から「許して」と乞う様な‥イフトの声、そして言葉。
もう反抗は出来ない‥というイフトの心の現れに、しかし‥ジョーカーはまだ手を休めない。
「なんだ?何か言いたい事でもあんのかよ?‥おらッ!」
腰は動かし続けたままで、ジョーカーは言葉の先を促した。
「ひいッ!‥イフトは‥ヘンタイのイフトはぁ‥‥ケツを掘られて‥感じてますうッ!‥んッ!‥
 チンポもぉ‥気持ち良い‥ヘンタイ‥なんですうッ!だから‥だから‥」
最早一刻の猶予も無い‥と考えたのだろうか。
イフトは早々に「誠意」の言葉を使い‥己が「気持ち良くなっている」事を認める。
そう、認めるから‥だから‥‥。
その「だから‥」の後に続く言葉‥本当に言いたかった、その言葉を言う前に‥
ジョーカーの強い言葉に寄り、遮られてしまった。
「ようやく素直になったのかよ‥でも、遅ぇな。今頃言っても‥遅ぇよなぁ。
 ‥オレが出すまで、延々突いてやる‥少なくとも1時間‥いや、2時間はな。お前は延々イき続けやがれ!」
これから1時間‥いや、2時間。
その長い間、突き続けられ‥しかも、延々快感を与えられ続ける。
そんなジョーカーの言葉に、イフトにはもう‥恐怖を抑えることが出来なかった。
「そ‥そんなあッ!‥んッ!‥許してください‥ッ‥ジョーカー様ぁッ!お願いしますッ!」
自分の全てをかなぐり捨てるかのように‥ジョーカーにそんな「お願い」をするイフト。
そんなイフトの「お願い」が効いたのか‥あるいは‥
ともかく、ジョーカーの言葉に少しだけ‥「優しさ」が戻る。
「ククッ‥良い顔になってきたじゃねぇか。しょうがねぇ、お前もまだまだだからな‥許してやるよ。
 おら‥どうして欲しいのか言ってみな」
それは勿論、決して優しい言葉では無かっただろう。
だが、イフトには‥イフトに取っては‥そう、とてつもなく優しい言葉に思えたのだ。
全てを許して貰える‥この快感の地獄から出させて貰える‥優しい言葉に。
だから‥だから。
「ヘンタイのイフトの‥ケツの中に‥ジョーカー様の精液を‥下さい‥ッ!‥種付け‥して下さいッ!」
イフトが「誠意」の言葉を言うことなど、造作も無かったのだ。
‥既にジョーカーの前では、全てをかなぐり捨てていたのだから。
「ヘヘッ、分かったぜ。オレは優しいからなぁ‥お前の望み通りしてやるよ」
イフトの言葉に、ジョーカーはそっと‥自分のペニスの根本に指先を当てる。
そして軽く魔力を込めると‥たちまちコックリングはリストバンド大の大きさへと戻り始めた。
ペニスを‥そしてふぐりを拘束するコックリングがゆるんだ事で、ジョーカーのペニスには急速に触感が戻り始める。
更には、それに加えて‥それまで蓄積された快感が、一気に膨れあがっていく。
加えて、今まで以上に腰を動かし始めたのだ‥ジョーカーが射精するのも、時間の問題だったのだろう。
事実、ジョーカーは腰を動かし始めてすぐに‥イフトに対してこんな言葉を掛けたのだ。
「おら‥イくぞ‥お前のハラん中、オレのザーメンで一杯にしてやるッ!‥おらッ!」
その言葉と共に‥ラストスパート、とばかりに激しく腰を打ち付けるジョーカー。
何度目かの激しい打ち付けの後、ジョーカーは強く‥そして深く、イフトの奥へとペニスを侵入させて‥そして。
ドクン、ドクン‥と音が聞こえるくらいに、勢いよく‥精液を放った。
「ひいッ‥ジョーカー様の‥精液がぁッ!‥沢山‥入って‥んんッ!」
まるで‥そう、体内で激しい濁流が起こっているかのように。
普通の射精の何回分‥とも言える程、ジョーカーはイフトの中で大量に‥そして長い間、射精を続けていたのだ。
だが‥まだこれで終わりでは無い。
そう、ジョーカーは更にもう一手‥最後の一手を打つ。
「よし‥お前もイけ、おら‥おらッ!」
右手をイフトのペニス‥その根本に伸ばし、魔力を込めると‥
イフトのペニス、そしてふぐりを締めるコックリングを緩めたのだ。
更には‥射精しているペニスを、イフトの奥でグイグイと強く押しつけて。
突然のペニスとふぐりの解放に加え、アヌスに感じる快感が重なり‥
イフトもまた‥射精を始める。
「ひゃうッ!‥そ、そんな‥出る‥出ますぅッ!」
それまで何度もこみ上げていた射精感が、寸止めの役割を果たしたのだろう。
イフトもまた、ジョーカーに負けず劣らずの精液を放つ。
本日三度目となるのにも関わらず、大量の精液を。
ペニスからびゅるびゅる、と音を立てて発射されるそれは‥大きく弧を描き、イフトの顔を‥そして文机を白く染めていくのだった。
やがて、ジョーカーが先に射精を終え‥さっさとペニスを引き抜くと。
射精を続けるイフトは、とてもアヌスにまで気が回らなかった‥のだろうか。
まるでジョーカーのペニスの後を追うかの様に、アヌスから大量の精液を溢れさせていた。


「おぃ‥おい」
誰か‥聞いた事のある声と‥そして身体を揺さぶられる感覚に。
イフトはハッと気付いて目を開ける。
どこかぼんやりとした視界、その中に黒いメットの男‥ジョーカーが居るのを見ると、慌てて目を見開いて。
そんな様子のイフトに、ジョーカーは今までに無いような‥優しい声を掛ける。
「おう、大丈夫か、イフト?お前‥急に気を失ったから。心配したぞ」
「‥え‥っと‥‥‥え?」
ジョーカーの様子に、そしてその言葉に、イフトは戸惑いの声を上げる。
それもそうだろう‥先程迄、ジョーカーはあんなに強い言葉を吐き‥更にはあんなに激しく自分を突き‥
結果として自分は大量の射精の果てに、気を失ってしまった程なのだ。
そんなジョーカーが今は、まるで人が変わったように優しくなっているのだから。

「まぁ、ちょっと激しくやっちまったからなぁ‥。お前のケツ‥ホントに気持ち良くて‥つい、な。
 あのままだと、コックリングしてても出ちまうかと思ったんだぜ?
 自分で言っといて何だけど、1時間とか保たねぇって‥ハハハ!」
戸惑うイフトに構うことなく‥ジョーカーは先程と変わらない、優しい声をかけ続ける。
言葉と共に、最後に笑って見せたジョーカーを見て、尚‥イフトは言葉が出ないでいた。
「ふふ、ジョーカーも根は良い奴なんだよ。ただ‥まぁ、タガが外れるとああなるんだが‥」
困った様子のイフトに、そんな助け船を出したのは‥勿論キングだ。
そしてその言葉を聞いたイフトは‥納得できないまでも、理解しようと考え始める。
「う、うるせぇよ‥オレは良い奴なんかじゃねぇって。そんな事よりも、だ‥イフト。
 オレはどうしてもさ、エロい事する時はああいう風になっちまうんでなぁ‥悪いな」
今度はジョーカーからそんな話を聞いて‥ようやくイフトも少しは合点がいったようだった。
ジョーカーと性行為を交えて絡む時は、危険な性格になるようだが‥
先程飲み物を持ってきてくれた時のジョーカーは、確かに優しかった‥と。
それを考えれば、イフトはジョーカーに自然に微笑む‥事は流石にまだ出来なかったが、それでも‥
「あ、いえ‥その‥気持ち良かった‥です」
ありがとう、というのはヘンだ‥と考えたイフトだったが‥その代わりとなる良い言葉も、見つかりそうになくて。
結局イフトの口から出たのは、そんな言葉だった。
激しい行為の果てに、感じられた‥強い快感。
本日三度目だと言うのに、あんなにも大量の精液を噴き出して‥と、そこまで考えたイフトは、慌てて顔を手でなぞってみる。
そうだ、先程出した精液‥お腹に付いた筈の自分の精液は綺麗に無くなっており‥顔もまた然り。
恐らく‥気を失っている間にジョーカー、あるいはキングが拭いてくれたのだろう。
そんなイフトの様子はさておき‥ジョーカーは笑いながら言葉を返す。
「ハハハッ、そうか、そうかぁ。またやろうぜ、イフト。
 っと、そうだ‥ほれ、もう一本、バンパイアジュースだ‥疲れただろ?飲んどけよ」
そう言ってジョーカーがイフトに手渡したのは‥そう、あのバンパイアジュースだ。
イフトが気絶している間に持ってきておいたのだろうか‥手に取ったそのジュースは、とても冷えていて。
疲れ‥更には喉の渇きを感じていたイフトに取っては、たまらなく嬉しいものだった。
「あ、ありがとうございます、ジョーカー‥様」
バンパイアジュースの入った瓶を手にし、頭を下げるイフト。
ジョーカーの名前の後に「様」を付けたのは、先程の続きなのか‥それとも。
だが、当のジョーカーはと言うと、敬称については触れず‥ただ嬉しそうにこう言うのだった。
「ん、ちゃんと飲んで、身体休めとけよ。次は‥フフッ、ジャックだからな。
 ああ、そうだ‥お前が突かれて喜んでた事は、他のヤツにはナイショにしといてやるから‥じゃな!」
最後まで、イフトの身体を気に掛けるジョーカー。
それはまだ良いとしても‥問題なのはそう、ジョーカーの最後の言葉だった。
‥イフトが喜んでいたことは、他のヤツにはナイショに‥
それはつまり、イフトがまた‥気丈に振る舞わなければならない、という事になる。
本当は淫らで‥すっかりアヌスを突かれる事にも快楽を感じる、と言ってしまった方がどれだけ楽になる事だろう。
そう、ジャックにもそう言ってしまえば‥と、そこまで考えるイフトだったが‥
折角ジョーカーがそう言ってくれたこと‥更には、キングも言ってくれていた事だ。
無駄にするわけにはいかない‥そう考えることにして。
イフトは気分一新、ジャックとの性行為に備え‥バンパイアジュースを飲み始めるのだった。

キングは、イスに座ったまま‥イフトの様子を眺める。
ジョーカーとイフトの性行為を見たせいなのか、あるいは‥何か別の「要因」があったからか。
すっかり大きくなっている自分のペニスには‥しかし、触れようともせず。
その視線は、バンパイアジュースをごくりごくりと飲み干していくイフトの姿を見つめている。
そう、キングはイフトの姿をじっと見つめながら‥楽しそうな表情を浮かべていた。
キングの嬉しそうな表情、その理由は‥やがて明らかになるだろう。
だが、まだ今は‥そう、安穏な休息の時を過ごすのみ。
何も知らずにジュースを飲むイフトと‥そんなイフトを眺めるキング。
今、二人の周囲には‥ゆっくりとした、心地の良い時間が流れていた。


 
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