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キツめのおはなし

其ノ6『迫られる少年』

 ←拍手のお返事など(H25.7.8) →その19『ウェイン・アタック』
ご注意
 当おはなしは『キツめの性描写』が含まれません。
 些かタルタル族には想像が付かない‥付いたとしても反感を買う方が居られそうな内容が含まれません。
 充分にご注意せずとも、読む、読まないをご判断下さいませ。


あらすじ
 イフト(ラツイフト・ツイフト)は、気がつくと見知らぬ部屋に居た。
 謎の四人組‥ジョーカー、ジャック、クィーンそしてキングにさらわれてきたのだ。
 拘束されたイフトは、四人から「性的な辱めを与える」と宣告され、実際に次々と辱めを受けていく。
 クィーンに始まり、キング‥更にはジョーカーにまで辱めと‥そして快楽を受けて、イフトは自然と淫らになっていく
 キングに続き、ジョーカーからも「お前が突かれて喜んでた事は、他のヤツにはナイショにしてやる」と言われ‥
 また気丈に振る舞わなければならない事に、軽い戸惑いを覚えるイフトだった。

 

正直に言うと‥彼の立場上、そんな事が出来ないのは分かっているが‥それでも正直に言うならば。
彼は‥キングは少しばかり戸惑っていた。
それは‥そう、想定していた以上に、イフトの事を気に入ってしまっていた事。
想像以上のイフトの反応に、順応に、素直さに、そして‥。
ともかく、彼はイフトに惹かれてしまったのだ。
そのせいで、当初のプランよりも大きく予定がずれ‥大幅な軌道修正を行う必要がある程なのだから。
だが、それだけならばまだいい。
それ以上に‥愚かな事だとは自分でも思うのだが、情の移った相手が、目の前で他人に犯される事が気にくわない。
勿論、これは予め決まっていた事だったのだが、それでも‥やはり気にくわない。
イフトがジョーカーに許しを請い、果てには激しく絶頂を迎えた時は、彼は胸の内で苛立っていた。
更には‥これからのジャックとイフトの性行為を考えると頭が痛くなる。
ジャックの性格‥趣向を考えると、恐らくジョーカー以上に苛立つ‥いや、気分が悪くなってしまう事だろう。
‥だが。
その様な事は表に出せない‥彼はキング、その名前の示す通り、皆のリーダーなのだから。
だから‥今はただ、己の心を殺して‥プランを進めていく。
ただし‥当初描いていたプランとは、少しだけ行方が違うであろう、結末を‥
その胸に描きながら。

部屋からジョーカーが去り‥イフトもバンパイアジュースを飲み終えた後。
しばらくの間‥静かな時間が過ぎていく。
部屋の中には、キングとイフト‥二人だけが取り残されたようにたたずんでいて。
そして‥二人共が口を開こうとはしない。
キングはイスに腰掛けながら‥イフトの様子を眺めていて‥
イフトは文机の上で座りながら‥扉の方を眺めていた。
ジュースの入っていた瓶を、イフトは何気なく‥文机の下に置くと。
改めて扉の方へと向き直る。
勿論、扉が開くのを期待している訳では無い。
敢えて言うならば、キングの方を向けないから‥扉の方を見ていたのだろう。
そう‥キングに対して、少しばかり後ろめたい感覚があったからだ。
それというのも‥先程のジョーカーとの性行為の中で、イフトはキングの期待に応えられなかった。
折角キングが、自分のために気を遣ってくれたというのに‥自分は応えられなかったから、と。
だから‥なんとなくキングの顔を見るのが、躊躇われてしまったのだろう。
ともかく‥今度は‥そう、今度こそは。
キングの期待を裏切らないように、頑張らねば‥と、イフトは思うのだった。
‥イフトは‥まだ気付いていない‥‥いや、気付いていないフリをしているのだろう。
己の心の中にある、キングの存在が‥段々大きくなってきている事を。
そしてもう一つ‥自分の心の奥底にある‥隠された心を。

ドンドン!
部屋の中に満たされた、沈黙という名の重圧‥
それを解放したのは、どことなく元気なノックの音だった。
「あぁ、どう‥」
キングが「どうぞ、入って良いよ」‥と、言葉を言い終える前に。
扉が開かれ、そして‥裸に青いメットを被った、タルタル族の少年が入ってくる。
勿論それは‥
「失礼しますっ!ジャック、入ります‥ううん、入りましたっ!」
そう、カラパスヘルムを被ったジャック、だった。
元気の良い声と、その言葉に‥イフトは少しだけ違和感を覚える。
先程迄‥そう、クィーンに責められていた時よりも、遙かに元気になっているような‥そんな感があったからだ。
もっとも‥その時は、それほど注意深くジャックを見ていた訳では無かったからかもしれないが。
「ああ、次はジャックの番だね。‥待たせて悪いね」
キングもまた、ジャックに対して特別違う様子は見せない‥
恐らくは、これが普通のジャックなのだろう、とイフトは考えることにした。
まぁ、この状況下で何を「普通」と言うのかは‥難しいのだろうが。
「はい!‥あ、ううん、オイラ、楽しみにしてたから‥待つのは平気です!」
しかし‥それにしても。
キングとジャックのやりとりを聞いていたイフトは、心の中で少しの「困惑」を感じ始める。
それというのも‥そう、ジャックの様子があまりにも‥無邪気すぎるからだ。
ジョーカーの様に、性行為に入るなり豹変する‥というのであればまだいい。
そうでなければ‥いや。
それは今考えても仕方の無い事だ‥と、イフトは考えに区切りを付ける。
例えジャックがどうであれ、自分は‥と、イフトが考え始めたその時。
ジャックが急にイフトの方を向き、そして‥
‥仮面の下で、満面の笑みを浮かべる。
「イフト‥ふふ、これから少しの時間だけど、よろしくね!」
その表情は、天然のものなか‥それとも作り笑いなのか。
それを推し量ることは、イフトにはまだ出来ない。
自然と目に入ってくる、ジャックのペニスも‥恐らく小さな状態のままであり、欲望をたぎらせている訳でも無い。
これらの状況を踏まえて、イフトはとりあえず最初はおとなしくして、様子を見よう‥とでも考えたのだろう。
「‥あぁ」
元気なジャックに対し、大人しく‥そう応えるのだった。
そんなイフトに対し、ジャックはゆっくりと近づくと‥イフトと同じ様に文机の上に登り、そして‥
‥イフトの隣にゆっくりと腰掛ける。
肩を並べる様に座り、イフトの方を向きながら‥先程よりも少しだけトーンを落とした声で、イフトに尋ねかけた。
「でも‥イフト、大丈夫だった?‥ジョーカーに酷い事、されなかった?」
予想外な言葉‥ジャックに心配の言葉を掛けられた事と‥
更には、その声が本当に「心配そう」な声だったという事が合わさったから‥だろう。
イフトはすぐに答える事ができず‥一呼吸置いて、慌てて答え始める。
「‥え?‥‥あ、あぁ‥」
「そう‥よかったぁ。オイラ、本当に‥心配したんだから」
イフトの言葉を、ジャックは「大丈夫だ」という認識で受け取ったのだろう。
片手を胸に当て、まるで「胸をなで下ろす」とでも言っているかのように‥安堵の声を漏らすのだった。
その仕草に‥その声に。
ますますイフトの心中にある「困惑」は深まっていく。
「さっき、別の部屋でジョーカーと会った時に‥『アイツにゃあ相当な事をしてやったが‥チッ、根性座ってやがる』とか言うんだもの‥
 オイラ、イフトがどんなに酷い事されたのか、って思って‥」
放っておけば、涙すら浮かばせかねない‥そんな様子のジャック。
そう、そんなジャックに対し、イフトは明らかに「困惑」していたのだ。
今までの‥クィーンやジョーカーとは違う事‥
イフトに対して「弄ぼう」だとか「辱めよう」という思惑が見えてこない事に。
「べ、別に‥俺は‥」
勿論、それはジャックの「演技」なのかもしれない。
だが、もしこれがジャックの「本心」であるならば‥一抹の不安を覚える。
今まではただ、反抗心や強がりを以て対抗し‥己の心を保ってきたイフト。
‥最終的には膝を屈してしまったが‥それはともかくとして。
しかし、今度の相手‥ジャックがこの様子では‥「反抗」の心は抱けないかもしれない。
そうなると‥如何にしてイフトは、心を保てばよいのか。
そんな不安が彼の心をよぎっていたのだ。
「でも‥良かった。オイラね、イフトの事‥可愛いな、って思ってたから」
そんなイフトの心を知ってか知らずか‥ジャックは表情をコロコロと変えて話し続ける。
先程までの心配そうな表情から‥一転して嬉しそうな表情に。
勿論、カラパスヘルムを被っているジャックの、その表情全ては読み取れないが‥
口元と、そして何よりその高低豊かな声のせいだろう、イフトにはなんとなく分かるのだった。
ともかく‥そんなジャックに対し、抵抗心を持とうと思ったイフトですら、心穏やかな気持ちになってしまいそうになる。
嬉しそうな表情で‥そして声で「可愛い」と言われたなら尚更そうなのかもしれない。
そう‥今までクィーン達に言われた「可愛い」とは、意味の違う「可愛い」に‥イフトの心は揺り動かされている。
‥しかし、ここで気を許してはいけない‥イフトはそう考えたのだろう。
「か、可愛いって‥な、何だよ‥」
なるべく不機嫌を装う様に、ぶっきらぼうに、つっけんどんに‥
そんな表現が合う様な返事を、イフトはしてみせる。
あくまでも「嬉しくは無いぞ」とでも言いたいかのように。
「ふふ、可愛いっていうのはそのまんまだよ。だって、イフトとっても可愛いもん」
しかし、ジャックもジャックで‥答えになっていないような答えを返して。
‥そんなジャックの、まるで子供の様な言い方が‥イフトには好印象だったのだろう。
「な、なんだよ‥訳分かんねぇよ‥」
言葉ではそう言ったものの‥その表情には薄い微笑みを浮かべるイフト。
ジャックもまた、そんなイフトを見て‥仮面の下でにこやかに微笑んでいた。
だが、イフトがそう言って間も無く‥ジャックは急に表情を変える。
少しだけ真面目になると‥「決めた」とばかりに真剣な声で話し始めたのだ。
「‥うん、オイラ、イフトの事が好きだよ。だからね‥ちゃんと目を見て話したいんだ」
急にジャックの声が変わったことと‥そして。
ジャックの言葉‥「ちゃんと目を見て話したい」という言葉に、イフトは首をかしげる。
その言葉からは、ジャックの言いたい事、そしてしたい事が今ひとつ見えなかったから‥だろう。
だが、イフトのそんな様子に‥ジャックは説明もせず、ただ‥
「だからね‥よいしょっと」
そんな声と共に、イフトに背を向けて座り直した。
そして‥
「‥えッ!?」
おもむろに被っていたメット‥カラパスヘルムを脱ぎ始めたのだ。
カラパスヘルムの中から現れたのは‥綺麗な亜麻色の髪を、ツンツンと逆立てた‥所謂オニオンヘアーの素顔。
‥勿論イフトからは、後ろ姿しか見えないのだが。
ともあれ、ジャックはカラパスヘルムを文机の下に仕舞うように置くと‥
それまでカラパスヘルムの下に身につけていたのだろう、グリーンリボンをゆっくりと‥下の方へとずらしていく。
そう、丁度目の辺りまでリボンをずらすと‥改めてイフトの方へと振り向くのだった。
「えへへっ、これで‥イフトと目を見て話せるね」
イフトの前に現れたのは‥ジャックの素顔‥‥の中でも、目元を隠した素顔、と言うべきだろうか。
グリーンリボンの中で、丁度目に当たる部分が丸くくり抜かれており、ジャックの目が良く見える。
丁の良いアイマスク代わり‥と言って良いだろう。
先程よりは顔が良く分かる様になった‥とはいえ、グリーンリボンの強調もあり、人物の特定は難しいかもしれない。
だが、そんな事よりも‥そう。
それまで被っていた仮面を脱ぎ、イフトの前に素顔の多くを見せてくれたことが‥イフトの気持ちには良い方に働いたのだろう。
しかし‥勿論の事、イフトが素直な気持ちを出せる訳が無い。
「な‥なんでそんな事、するんだよ‥。目を見て話すなんて、俺は別に‥その‥頼んでなんか‥」
先程までの、マスクを被っていたときとは違って‥ジャックの目が良く見えるイフト。
そのジャックの目が、無邪気に‥そしてまっすぐにイフトの事を見ている。
そんな眼差しを、恥ずかしく思ったのと‥加えて自分の言葉、その自信のなさに‥イフトは顔を‥そして視線を背ける。
隣に居るジャックの方に向けていた顔を、まっすぐ前向きに戻し‥更には少し下方へとうなだれるようにした。
だが‥それで話を打ち切るジャックではない。
すぐさま膝立ちになると、イフトの目の前へと身体を移動させる。
「えー、オイラ、折角思い切ってやったのに。‥あ、それじゃあね‥ふふ、良い事思いついちゃった」
イフトの目の前で、ジャックは軽く上半身を折り曲げると‥
軽くうなだれているイフトを‥下から覗き込む様にしてみせる。
そんなジャックの動きに、イフトは観念した‥のだろうか。
うなだれていた顔を、ゆっくりと‥上に上げて。
そんなイフトに‥ジャックも上半身を上げながら、言葉を続ける。
「あのね、さっきと違ってこの格好ならね‥えへへ、キスしやすいよね!」
無邪気に微笑みながら‥そんな事を言うジャック。
その様子に‥そして表情に‥邪な様子はうかがえない。
だが、やはり‥「キス」という言葉にイフトも反応したのだろう。
「き、キスしやすい‥って‥やっぱり」
まるで「今までの事は、やはり卑猥なことをする為の演技だったのだ」と‥イフトは考えたのだろうか。
そう‥「やはり自分をだましていたのだ」とでも。
ジャックの言葉に「やっぱりか!」という思いを込めて‥言葉を返すイフト。
だが、彼が言いたかった事全てを言い終わる‥その前に。
ジャックは静かに‥しかし、強い意志でもって‥イフトの言葉を遮ったのだ。
「うん‥オイラ、イフトとキスしたいよ。‥バカだって言われても良いけど‥本当に好きだもん」
さっきまでの、微笑みながら‥の言葉ではない。
真剣な表情‥真剣な眼差しでもって、ジャックはイフトにそう言ったのだ。
その急変した様子‥しかし、あながちウソでは無さそうな、ジャックの言い方に‥
イフトの言葉は‥そして心は再び揺らぎ始める。
だが‥
「ね、もしイフトが嫌じゃなかったら‥キス、しよう?」
ジャックが再び、微笑みを浮かべて言ったその言葉に‥突然イフトの言葉が猛る。
「‥嫌じゃなかったらって‥嫌だ、って言ってもするんだろ!」
ジャックの言葉に‥「嫌じゃなかったら」という言葉に、何か感じるものがあったのかもしれない。
‥それまで、嫌だと言っても無理矢理されたから‥という思いがあったのかもしれない。
今まで、ジャックと話した中でも一番強い語調で‥イフトは言葉を返したのだ。
「‥ううん、オイラはしないよ。イフトが嫌だ、って言うなら‥しないよ」
しかし、そんな言葉に動じるジャックでもなかった。
再び真剣な表情で以て、ジャックはイフトにそう言ってのけたのだ。
その言葉に‥表情に‥眼差しに。
そして何より‥例え短くとも、ジャックと話したその時間に、イフトも影響を受けたのだろう。
イフトは「ふぅ」と大きく息を吐き出すと、その態度を‥そして心をクールダウンさせた。
‥まるで「分かったよ」とでも言う様に。
「‥なんだよ‥これじゃ、まるで俺が悪いみたいじゃねぇか‥」
すこしばかり投げやりに‥そう呟くイフト。
ジャックから差し伸べられた手を、自分は難癖を付けて断っているみたいだ‥とでもイフトは思ったのだろうか。
そもそもは‥そう、イフトが「責められる側」であり、ジャックに気を遣う必要など無いのだが‥
‥どうやらすでに、イフトの中にはジャックに対する「なんらかの気持ち」が存在していた様だ。
「ううん、そんな事無いよ。イフトは今まで、色々な目に遭ったから‥だから、そう思うのも仕方無いんだよ」
ジャックもまた、イフトに対して思いやりの言葉を掛けてやって‥
その言葉にイフトはまた、「ふぅ」と大きめのため息をつく。
「‥わかった‥わかったよ。‥でも、一つだけ聞かせてくれよ。
 お前、なんでそんなに俺の事が好きなんだ?その‥さっきはお前だって、一緒になって俺を‥」
今までと違い、少しばかり饒舌に‥イフトは心の内の疑問を吐露する。
そう‥特にクィーンから色々とされたときは、ジャックもクィーン同様、楽しそうに動いていたのに‥
それなのに今、まるで掌を返したように「好きだ」と言って‥こんな態度を取っている。
イフトでなくとも、それを不思議に思うのは至極当然の事だろう。
そんなイフトの問いかけに対し‥ジャックは少しだけ悲しそうな表情を浮かべて‥答え始めた。
「‥そう‥だったよね。確かにオイラは、最初‥イフトの事はどうでも良かったんだ。‥オイラが気持ち良ければ‥楽しければ良い、って。
 でもね、クィーンに色々な事をされて‥えっちになったイフトの姿を見てたらね、その‥
 オイラ‥‥いつのまにか、イフトの事‥可愛く思えて‥それで‥‥好きになってて‥。
 ‥ごめんね、ヘン‥だよね」
ジャックの言った答え‥それは決して理論的なものではなかった。
だが‥ジャックの言葉が理論的なものではなく、感情的なものだったから‥逆に納得できるような、そんな思いもイフトにはあった。
更に言うなれば‥「自分でも上手く言い表せない」とでも言う様な、そのジャックの話しぶりがイフトにそう思わせたのかもしれない。
ともかく‥イフトはもう一つだけ、小さく息を吐き出すと‥こう言うのだった。
「‥はぁ‥わかった、わかったよ。その‥そんなにしたいんなら、その‥すればいい‥だろ‥」
最初こそ「もういい」とでも言いたげに話し始めたイフトだったが‥
言葉が進むにつれ、どこか恥ずかしそうに‥言い淀むかのような言い方へと変わっていく。
その様子は「好きにすればいい」というよりも、「してもいいぞ」‥いや、「しろよ」とでも言うかのように。
そう、ともすればイフト自身が‥うっすらとでもジャックとのキスを望んでいるかのようにも見えた。
‥いや、それはこれからすぐに分かる事だろう。
そんなイフトに対して、当のジャックは、というと‥
「‥良いの?ホントに良いの?‥やったぁ!それじゃあ‥ふふ、早速‥キス、させてね」
嬉しそうな表情で‥まるでガッツポーズをするかのように、片手を空に向けて突き上げると‥
ジャックは正に早速、とばかりにイフトへと身体を近づけていく。
イフトの足と、ジャックの足が触れる位に近づいた後‥ジャックはイフトの両肩に、それぞれそっと手を置いて。
その状態で、ゆっくりと‥イフトの顔に自分の顔を近づけていく。
自分のすぐ目の前に、ジャックの顔が来たことに‥イフトは覚悟した‥
いや、本当は‥何か期待を覚えたのかもしれない。
イフトはゆっくりと目を閉じると、キスをしやすいように‥軽く顔を傾け‥そして少しだけ顎を上げてみせる。
そんなイフトの様子を見て、ジャックはこっそりと‥嬉しそうに微笑み、そして‥
ジャックもそっと顔を傾け‥イフトへと顔を近づける。
ゆっくり‥ゆっくりと‥唇が近づき‥そして‥‥‥重なった。
「ん‥‥」
唇が重なり‥そして優しく押しつけ合うだけの‥ソフトなキス。
だが、それでも充分な程に‥二人の心を昂ぶらせていく。
途中、吐息が‥いや、声が漏れたのは、どちらの声なのだろうか。
いや、ともすれば二人共が‥声を漏らしていたのかもしれない。
それ程に‥二人はキスを‥ただ唇を合わせるだけのキスを、感じていたのだから。
しかし、そんな優しく甘いキスは‥すぐに終わりを迎える。
ジャックが名残惜しそうに‥顔を引き、イフトの唇から唇を離したからだ。
唇の離れていく感触に、イフトはそっと‥目を開ける。
視界の中に現れたのは‥嬉しそうな表情を見せるジャックの姿で。
そんなジャックの姿を見て‥イフトはまた、恥ずかしさを感じたのだろう‥そっと‥顔を背けるのだった。
「えへへ、キス‥しちゃったね。オイラ、嬉しいなぁ」
更にはそんな事を‥嬉しそうに言うジャックに、イフトは顔を朱くしていた。
ストレートに「好き」だと言われ‥キスをしては「嬉しい」と言われ‥
思えば、イフトにとっては初めての事に‥恥ずかしくなったのだろうか。
朱い顔をしたまま、顔を背けているイフトに‥ジャックは言葉を続ける。
「ね、イフト‥もう少しだけ、えっちなキス‥してもいい?‥‥ダメかな?」
そう言ったジャックの言葉‥「えっちなキス」という言葉に、イフトの胸がトクンと跳ねる。
それは‥羞恥の為なのか、期待の為なのか、それとも‥‥
ともかく、イフトは朱い顔もそのままにジャックの方へと顔を向けた。
「‥え‥えっちなキス、って‥な、なんだよ‥」
どこか慌てるように‥そして恥ずかしそうに説明を求めるイフト。
そんなイフトに対し、ジャックは嬉しそうに微笑みながら‥説明を始める。
「うん、あのね‥お互いの舌をね、絡ませあうんだよ。ふふ、とっても気持ち良いんだから。
 ‥ね、舌を出してみて‥べーっ、って」
ジャックはそう言うと、「手本だよ」とでも言うかのように‥舌を伸ばし、口から出して見せる。
イフトも最初こそ躊躇いがあったが、ややあって‥同じ様に舌を出すのだった。
そんなイフトに‥ジャックは舌を出したまま、顔を近づけてくる。
先程とは違い、目を開けたままのイフトに‥近づいてくるジャックの顔。
イフトが「このままじゃぶつかる」と思った直前に‥イフトの舌先に、何かが触れる感触があった。
‥それは勿論‥ジャックの舌の感触で。
舌先に感じた、初めての感触に‥イフトは驚く。
温かく‥柔らかく‥湿っていて‥‥もっと触れていたくなる‥そんな感触。
しかもその感触は、イフトの舌先のみならず‥色々な所に触れようと、動き始める。
舌先を‥側面を‥表面を‥裏面を。
触れあい‥擦りあい‥撫であい‥そしていつしか、イフトも同じ様に‥求めあう。
ジャックの舌を‥もっと感じたい‥味わいたい‥触れていたい‥と。
舌を触れあわせる初めての‥そして甘美な感覚に、イフトは思わず目を閉じる。
それは「もっと感覚に浸りたい」という思いなのか‥それとも‥
ともかく、イフトが目を閉じたのを機に、ジャックは更に顔を近づけていく。
イフトの舌を舐め続け‥更には舌を辿るように、自分の舌を這わせていく。
やがて、ジャックの舌は‥軽く閉じられたイフトの口をそっと開くと‥
唇を合わせるように押しつけながら、イフトの口腔内へと侵入していく。
舌のみならず、口腔内をも舐められ‥触れられ‥なぞられ‥
その初めての感覚に、イフトは思わず声にならない声を上げていた。
「‥んっ‥‥‥うぅっ‥‥んッ‥‥」
しかし‥勿論イフトが嫌がっている訳では無い。
それは、イフトの舌がジャックの舌を、愛おしそうになぞっていた事からもよく分かる。
そんなイフトの行為に‥ジャックも気を良くしたのか‥あるいは、単に気持ち良かったからか‥
ジャックは徐々に、舌の動きを活発化させていった。
「ん‥ふぅ‥‥‥はぁ‥はぁ‥」
‥そんな舌のやりとりが‥どれくらい続いただろうか。
気がついたときには、二人共息を荒くしながらも‥名残惜しそうに口を離して。
イフトの頬は、興奮のせいかすっかり朱色に染まり‥ジャックもまた、頬を朱く染めつつあった。
流石にイフトよりは、キスに慣れているから‥だろうか。
先に息を整えたジャックは、再び無邪気な微笑みを浮かべると‥イフトへと言葉を掛ける。
「そういえば、イフトはキス‥初めてだったのかな?もしそうなら、オイラは嬉しいけど‥
 あ、もしかして‥イフトはキスされるの、嫌だったかな‥?」
当初は嬉しそうに「初めてだったら嬉しい」と言っていたジャックだったが‥
もしかしたら、とばかりに表情を曇らせる。
最初から乗り気の様子ではないイフトが、もしかしたら「キスが嫌」だったのではないか‥と考えたのだ。
もっとも、イフトが乗り気では無いのは、別の理由があっての事で‥
‥更に言うならば、イフトにとっては初めてのキス‥では無かったのだが‥
「べ、別に‥俺は‥‥その‥‥嫌じゃ‥‥ない‥」
イフトは敢えて「違う」とは答えなかった。
そう、単に「キスが嫌ではない」とだけ‥答えるのだった。
イフトのそんな答えに、ジャックは更に嬉しそうに微笑んでみせる。
「そう!良かったぁ。‥ふふ、だったら‥キスのお礼に、こっちも弄ってあげるね」
その微笑みが、少しだけ‥悪戯っぽい微笑みに変わった後。
ジャックはそっと両手を伸ばすと‥イフトの胸、そこにある左右二つの突起へと触れた。
「えッ‥あ、お、おい、そんな‥胸なんて‥ッ!」
最初は軽く‥指先でつまんだ程度だったのだが‥
ジャックの突然の行動に驚いたのか、あるいは‥それ以上に刺激が強かったのか。
ジャックが指を動かし始めるよりも先に、イフトは甘く‥甲高い声を上げてしまう。
「えへへ、さっきはさ‥イフト、ここを弄られて‥とっても気持ちよさそうだったから」
確かに、イフトが最初に服を脱がされた際‥クィーンに胸を弄られ、感じている様子を見せていた。
ジャックもそんなイフトが印象に残り、こうして胸を弄ろうと決めたのだろう。
ジャックは言葉を終えると共に、指を少しずつ‥動かし始める。
最初は乳首の先端を擦る様な動きが‥徐々に乳首を揉む様に変わり‥
今度は乳輪をなぞるような動きになったかと思えば‥今度は胸全体を揉む様に動いたり。
ジャックは指を、手を、器用に動かして‥イフトの胸を刺激し始める。
「そんな‥乳首‥揉まれたら‥あッ‥や、やめ‥ッ‥‥んふッ‥‥んッ‥」
様々な手指の動きで以て、イフトの胸が‥乳首が‥弄ばれていく。
そして、そんな動き一つ一つが‥イフトに切ない様な気持ちよさを感じさせていく。
普段であれば、全然触ることなどない部位が‥こうして執拗に弄られる事によって、急速に‥快楽へと目覚めていく。
そんな自分の変化に戸惑い‥しかし興奮が‥快楽が‥止まらないイフト。
ジャックも、そんなイフトの変化‥いや、もう一つの「変化」に気付いたのだろう。
胸を弄る手指は止めず、嬉しそうにイフトに囁いていた。
「あ‥やっぱり気持ち良いんだよね。‥ちんちんだって、大きくなってきてるし‥」
そう、キスを終えた時はそうでもなかった‥せいぜいが半勃ち程度だったイフトのペニスが‥
こうして胸を弄られる事によって、最大限近くにまで大きくなっていたのだから。
「やあッ‥そんな‥事‥言うなぁ‥ッ‥!」
大きく勃起したペニスを指摘され‥イフトは恥ずかしがりながらもそう答える。
だが‥その間もイフトの胸は弄られ続けていたからだろう、イフトの声はとても甘く‥決して嫌そうには見えない。
事実、イフトはジャックの手をどかそうともしなかったのだ。
それどころか、その恍惚とした表情は「更なる快感」を待ち望んでいるかの様でもあったのだから。
「イフト、ちんちんも弄って欲しいよね?」
恍惚とした表情で、身体をくねらせるようにしながら‥胸への刺激、愛撫を一心に受けていたイフト。
そんなイフトが、ジャックのその言葉を聞いて‥思わず胸を高鳴らせる。
確かに胸を刺激されるのは気持ち良い‥が、それだけでは不十分、という感もあったのだろう。
ジャックの言葉に、イフトは軽く足を開き‥腰を押し出すようにしてみせる。
‥いかにも「触って欲しい」と言う様に。
だが‥イフトは強情を張るつもりでいた‥‥あくまで言葉の上では。
「そ‥そんなの‥別に俺は‥‥」
イフトの見え見えのウソに‥しかしジャックは優しく、追求しようとはしなかった。
左手をイフトの胸から離すと‥そっとイフトのペニスに触れてみせる。
「ふふ、元気だね、イフトのちんちん。‥可愛がってあげるからね」
ピンピンに張り詰めたイフトのペニス‥その皮を被った先端部分を、優しく掌で包み込んで。
その状態で軽く‥本当に軽く力を込めただけでも、イフトの口からは「んッ」という気持ちよさそうな声が漏れはじめる。
「まずは‥うん、ちゃんと皮を剥いておこうね‥」
ジャックは右手でイフトの乳首をコリコリと刺激しつつも‥
左手でゆっくりと、イフトのペニスに被っている皮を剥き始める。
「ひぅんッ!」
綺麗にペニスの皮が剥かれ‥中からは先走りに塗れたピンク色の亀頭が露わになった。
普段ペニスの皮を用いて自慰に耽るイフトにとっては、ジャックの動作自体はさほど刺激の強いものでは無い筈だが‥
今のこの状況が、イフトの心理に大きく影響していたのかもしれない。
ジャックに乳首を刺激され‥更にはペニスの皮を剥かれる‥という状況が。
「わぁ、中身もトロトロだね。でも、折角気持ち良い時間なんだから‥出しちゃダメだよ?勿体ないもんね」
ジャックはイフトのペニスを覗き込む様にしながら‥嬉しそうな表情を見せている。
そして、イフトのペニスを‥皮を使って扱き始めたのだが‥
早すぎるイフトの射精に注意した、のだろうか‥あくまでゆっくりとした手つきで動かし始めた。
「んッ‥そんな‥こと‥言ってもぉ‥‥うぅッ‥」
ジャックのゆっくりとした手つきでも‥しかし、感じすぎてしまうイフト。
流石にすぐに射精する、という訳では無かったが‥乳首に感じる刺激と合わさり、相応の快感があったのだろう。
しかし‥そんな快感を抑えようという思いが、イフトの中にはあった。
それはジャックに「早く出したら勿体ない」と言われたからか、それとも‥。
とにかく、そんな快感に耐えるイフトに‥ジャックから更なる「指令」‥いや「提案」が投げかけられる。
「ね、イフト‥もしよかったら、オイラのちんちんも‥触って欲しいな。‥イフト、とっても気持ちよさそうだから‥」
ゆっくりと‥しかししっかりと、ペニスを扱き上げながら‥ジャックは提案する。
恥ずかしそうに‥しかし、嬉しそうに話すその姿に、イフトは‥そっと視線をジャックのペニスへと向ける。
そこには、最初に見た小さなペニスのまま‥とまではいかないまでも、さほど大きくはなっていない様に見えた。
イフトが視線を向けたことに気付いたのか、ジャックはピクンとペニスを振るわせて‥
その様子はあたかも「触って欲しい」と言っているかの様だ。
そんな光景が‥そして何より、現在「触って貰っている」という現状が、イフトの気持ちにはあったから‥だろうか。
「‥あ‥あぁ‥分かった」
荒い呼吸の中、イフトは消え入りそうな小さな声でそう言うと‥
手枷の付いた両手を、ジャックのペニスへと伸ばした。
右手はペニスを掴む様に触れ‥左手はふぐりを、下から持ち上げるように包み込んで。
他人のペニスを刺激する事に、決して慣れている訳では無いイフト。
そのぎこちない手つきが、ジャックにとっては良かったのだろう。
「ん‥ッ‥‥イフトぉ‥」
イフトがペニスを触り始めた途端、ジャックは甘い声を漏らし始める。
そして‥徐々に大きくなっていく、ジャックのペニス。
イフトは他人のペニス‥その変化を掌に感じながら、揉み続けていたのだが‥
「え‥えっ?‥ええッ!?」
やがてイフトの声に‥言葉に‥そして表情に‥‥驚きが生まれる。
それもその筈‥だろう。
ジャックのペニスは、見る見る間に大きくなったのだが‥その大きさはイフトの想像を超えていたのだから。
「んッ‥イフトの‥手‥気持ち良いね‥」
イフトの乳首‥そしてペニスを、先程以上に優しく刺激しながら‥ジャックは言う。
声も‥そして言葉も可愛いジャックだが、そのペニスは決して可愛いというものでは無かった。
太さについては、それ程でもないのだが‥問題はその「長さ」だ。
大きいと感じていたキングのペニス‥それよりも更に長い。
やや小ぶりなイフトのペニスと比べるとなると、2倍近くの長さがあるのだから。
「す‥凄い‥デカい‥」
いつの間にか、自分の手に余る長さ程になっていた、ジャックのペニスに‥
イフトは驚きつつも、胸が高鳴るのを感じてしまう。
‥自分の胸が高鳴る理由、イフトはそれを敢えて考えない様にしていたのだが‥
ジャックのペニスを揉む、イフトの手が止まった事と‥そして何より。
右手を通して伝わってくる、イフトの乳首‥いや、胸の鼓動が、ジャックにその事を気付かせていた。
「ふふ、褒めてくれてありがとう。でも、もうちょっと太かったら良いなぁ、って思うんだけど‥あ、それよりも!
 イフトに揉んで貰ってね、オイラ‥すっごく気持ち良かったよ。だから、お礼に‥」
イフトの言葉に、ジャックは照れくさそうに言いながら‥その途中で、何かを思いついたような様子を見せる。
そう、正に「ひらめいた」と言う様な表情をして。
ジャックはそっと、手が止まったままのイフト‥その手を、優しく自分のペニスから退けて。
そして‥ジャックはイフトに向けて、そっと‥上半身を折り曲げていく。
その光景に、イフトは「まさか」という考えが頭をよぎったが‥それが確証に変わるまで、大した時間は掛からなかった。
ジャックはイフトのペニスへと、顔を寄せる‥目と鼻の先、と言える位にまで。
そしてそこで鼻をスンスン‥と鳴らし、イフトのペニス、その香りを堪能するような仕草を見せた。
「あぁ‥イフトのちんちん、とってもえっちで良いニオイ‥これから、もっと気持ち良くしてあげるからね‥」
ジャックは、そんな言葉を言い終えるや否や‥大きな口を開けて、イフトのペニスへとむしゃぶりついたのだ。
「あ‥ああッ‥そん‥‥んッ!‥すご‥‥っ‥」
突然訪れた、その光景‥自分のペニスが、他人に舐められる‥という初めての光景に。
更には、ペニスに感じる‥温かくて柔らかな、その気持ちの良い感触に‥
イフトはため息にも似た、感嘆の言葉を漏らした。
「ん‥あッ‥そんな‥舐め‥ッ‥んうッ!」
更に‥ジャックが舌を動かし始めると、その動きに合わせる様にしてイフトは気持ちよさそうな声を上げる。
初めての口の感触。
初めての舌の感触。
初めての口淫。
そんな「初めて」を体験していくにあたって、イフトの中の快感がどんどんと膨れあがっていく。
繰り返されるジャックの口淫、その気持ちよさに‥
このままでは、すぐに射精してしまいそうだ‥そんな予感がイフトの頭に浮かび上がった、まさにその時。
しかし‥ジャックはそっと、イフトのペニスから口を離すのだった。
温かな口の感触が遠のき‥徐々に快感が冷めていく。
名残惜しいような、もっとして欲しいような‥そんな感覚が頭の中で渦を巻く中で‥しかし。
イフトの脳裏に不思議な感覚‥言うなれば「違和感」があった。
そう‥今までに感じた事のない、不思議な「違和感」が。
その正体は‥‥いや、それはもうすぐ分かる事だろう。
「ふぅ‥イフト、とっても気持ちよさそうな声を上げてたね。オイラ、イフトが喜んでくれてうれしいよ。
 それじゃあ次は‥ね、そのまま後ろにゆっくり倒れて‥寝転んでもらってもいいかな?」
ジャックはそっと、上半身を起こし、軽く口を拭うと‥
イフトに向けて、にこやかな表情を浮かべてそう言った。
「あ‥あぁ‥」
イフトもまた、初めて受けた口淫が気持ち良かったから‥だろうか。
ジャックの言葉に幾分素直に頷くと、ゆっくりと上半身を倒し‥仰向けの体勢で寝転がってみせる。
文机の上に寝転がったイフトの‥その両足の間にジャックは入ると、太ももの部分を両手で抱える様にして。
そしてそのまま‥ジャックはそっと持ち上げてみせる。
「え‥‥あ‥‥っ‥」
イフトの両足はジャックに抱え上げられ‥更にイフトの上半身の方へと折り曲げられる。
丁度、お尻が机から浮き上がる程に身体を曲げられたイフトは、なんとなく‥アヌスへの接触を予測し始めた。
「ふふ、イフトのお尻の穴‥可愛いね。ね、ちょっとだけ‥触らせてね」
イフトの予測に違わず‥ジャックはその言葉を口にして。
対してイフトは、何も応えず‥ただ、ジャックが動きやすいように、と‥自分の足を自分で抱え込んだ。
ジャックもまた、イフトのその行為を「肯定」と受け取ったのだろう‥
まずはイフトのペニス‥その先端を指先で触れ、先走りの雫を絡め取ると‥イフトのアヌスに塗り込むように触れ始める。
イフトが自分で足を抱え込み‥開いているからだろう、お尻の肉は綺麗に開き、アヌスが丸見えの状態となっていた。
「ん‥‥あッ‥‥‥うぅ‥」
触りやすいアヌスに‥丹念に触れ、ほぐすように力を加えていくジャック。
実は、そこまで丹念にせずとも‥キングやジョーカーのペニスを受け入れてきただけあって、イフトのアヌスは充分にほぐれていたのだ。
だが‥敢えて優しくほぐす事で、ジャックはイフトに安心感を与えるつもりだった‥のかもしれない。
ともかく‥じっくりとアヌスをほぐし、当のイフトも甘い声を上げ始めた‥その時。
ジャックはイフトのアヌスからそっと指を引き抜くと‥
イフトの顔を覗き込むようにして、こう言うのだった。
「ね、イフト‥あのね、イフトのお尻の穴‥とっても気持ちよさそうだから‥
 だから‥オイラのちんちん、入れても良い‥かな?」
その言葉‥ペニスを挿入する、というジャックの言葉に‥思わずイフトはハッと息をのんだ。
そして、脳裏に浮かんでくるのは‥記憶に残るジャックのペニス、その長さだ。
ペニスを入れられる事への抵抗は、幾分軽くなっているかもしれないイフトだが‥あの長さは別だった。
あんな長いのを入れられたら‥という恐怖と、そして‥それに相反する期待感がイフトを襲う。
二つの気持ちがせめぎ合う中、イフトが口にした言葉は‥
「あ、あんなにデカいの‥」
それは「迷い」や「戸惑い」と言った‥どちらかと言えば、不安寄りの言葉。
しかし‥それはハッキリとした否定の言葉ではない。
そんなどっちつかずのイフトの気持ちを、グラつかせようと‥ジャックの言葉は続けられる。
「うん、確かにちょっと大きいけど‥でもね、きっと気持ち良いと思うよ」
にっこりとした微笑みを浮かべて‥ジャックはイフトにそう言ったのだ。
内容は決して説得力のあるものとは言えなかったが‥
それでもイフトには、心を揺さぶられる感があったのだ。
ジャック特有の微笑み‥純粋そうに聞こえる声‥そして‥なにより、自分の心に燻っている「期待」の炎。
「気持ち‥良い‥‥で、でも‥俺‥」
それまで見ていたジャックの微笑みから‥少しだけ視線を逸らし、少し困った様な‥そんな表情を浮かべるイフト。
その様子からすると、ジャックにとっては比較的「良い」方向に揺れ動いている様に思える。
これならば、あと一押し‥ジャックはそう判断したのだろう、更なる「提案」をイフトに持ちかけるのだった。
「あ、ねぇねぇ、だったらさ‥先っぽだけ、入れてみる‥っていうのはどう?それなら、イフトだって怖くないでしょ?」
ジャックの長いペニス、その全てを受け入れるのが不安と言うのなら、一部分だけ、と。
それならば怖くないだろう、というジャックの提案は理に適っている‥イフトもそう判断したのだろう。
いや、正確には‥それで無理矢理、自分の心を判断付けさせただけかもしれない。
自分の不安を抑え込む、ただその為に。
ともかく‥
「先っぽ‥だけ‥‥それなら‥」
イフトは再びジャックの方へと視線を戻すと、そう言って頷いてみせる。
恥ずかしそうに‥でも、その瞳には期待の光を帯びながら。
対してジャックは、というと‥今まで以上に嬉しそうな表情を浮かべ、こう言うのだった。
「よし、決まり!それじゃあ‥入れるね」
それじゃあ早速、イフトの気分が変わらない内に‥とばかりに、ジャックは機敏に身体を動かしていく。
イフトの身体はそのままに‥イフトのお尻の前で膝立ちになると、両脇で足を抱え込むようにする‥所謂正常位の体勢を取る。
更には、自分のペニスに手を添え‥その先端をイフトのアヌスへと導いた。
「‥‥あっ‥」
自分のアヌスに、ジャックの熱いペニスが触れる、その感覚に‥そんな声を漏らしながら。
恐らく、自分では意識していないのだろうが‥イフトは自分のアヌスをヒクヒクとわななかせる。
‥まるでジャックに「早く入れて欲しい」とでも言うかの様に。
そんなイフトのアヌスを、ペニスの先で軽く小突いた後‥ジャックはイフトに告げた。
これから入れるよ‥という挿入の合図と共に‥ジャックはゆっくりと、腰を進めるのだった。
「それじゃあ‥いくよ‥‥んっ!」
「ん‥‥あっ‥‥んぅッ!」
決してキツくはない、イフトのアヌス‥その締め付けを、ジャックのペニスは突破して。
それでも、軽い抵抗が‥ジャックのペニスに快感を生み出したのだろう、ジャックは気持ちよさそうな甘い声を上げる。
最も‥気持ちよさそうな声を上げたのは、ジャックだけではない。
イフトも同様に、アヌスを貫かれる感覚に‥甘い声を上げていた。
キング、ジョーカーの両名にアヌスを散々突かれ‥中だけではなく、その入り口さえも‥イフトに取っては甘美な場所になっていたのだろう。
「あぁ‥イフトの中‥温かくて、とっても気持ち良い‥よぉ‥」
ジャックはそう言いながら‥ゆっくり、ゆっくりと‥ペニスを動かし始める。
‥とは言っても、先程自分が言ったように「先っぽだけ」しかイフトの中には潜り込ませず‥
動くとは言っても大したストロークはしていない。
それこそ、単にアヌスの締め付けだけを楽しんでいるかの様にも見える。
一方のイフトも‥そんな細かな動きが、気持ち良いとは思うのだが‥大きな快感には繋がっていなかった。
せめて前立腺を突かれれば、また違ったのだろうが‥流石に自分から「もっと」とは言い出せないでいたのだ。
そう、あれだけ挿入を不安がって見せた事‥更には、そもそも「自分は抵抗しなければならない」という思いもあったのだから。
そんなイフトの心を、更に心地よくくすぐるのは‥ジャックの更なる言葉だった。
「うーん、先っぽだけじゃ‥やっぱり物足りないなぁ‥。
 ね、イフト‥あのね、全部‥とは言わないからさ、半分‥半分だけ、入れても良い?」
「は‥半分‥?」
甘い声で、そうイフトにねだってみせるジャック。
そんなジャックの言葉に対し、イフトは少しだけ‥戸惑うような言葉を返した。
いや、正確には‥戸惑ってなど居なかったのかもしれない。
イフトの心、その根底には「もっと突いて欲しい」という気持ちがあったのだから。
だが‥それを表に出せないでいる今、返す言葉が見つからなかったのだ。
しかし、そんなイフトの答えを‥ジャックは違う様に解釈したようだった。
「そう、半分‥もう少し、イフトの中まで入れてみたいんだ。
 そうしたら、もうちょっと気持ち良くなると思うよ‥オイラも、イフトも」
半分という言葉の意味‥更にはその行動から考えられる、よりよい結果を‥ジャックは示唆してみせる。
イフトもまた、今アヌスに感じている気持ちよさから‥少し考え方が変わりつつあった。
先程迄は、奥を突かれる不安が頭の中にあったのだが‥それが今では、徐々に少なくなりつつあったのだ。
そして更に‥ジャックの言った「もう少し入れたら、もうちょっと気持ち良くなる」という言葉が‥不思議と頭に響いてくる。
ジャックのペニス、あの長い全部を入れるとなると、確かに少しだけ怖いかもしれないが‥
半分、そう‥半分だけなら‥という思いがイフトの頭の中に満ちていく。
半分しか入れないというなら、当初の恐怖はないし‥それに、気持ち良くなれるのなら。
加えて、これはあくまでイフトが自分から望むのではない‥ジャックが望んでいるから、だから‥と理由付けの出来る答えに。
イフトはこくりと頷いてみせる。
「う‥うん、分かった‥」
恥ずかしそうに‥しかし、期待のこもった声で答えるイフトに。
ジャックは嬉しそうに微笑むと‥体勢を整える。
今までよりも足を少し開き‥腰を動かしやすい体勢を作ると‥イフトに囁きかけるのだった。
「よし、それじゃあいくよ‥‥そぉれっと!」
ジャックの「それ」という言葉と共に‥ジャックの長いペニスが、更にイフトの中へと埋没していく。
だが、勿論ジャックが先程言った通り‥その全てが埋没したわけではない。
半分程度がイフトのアヌスをくぐりぬけた時‥ジャックの腰が止まり‥そして再び引き抜かれていく。
「あぁ‥良いよ‥イフトの中、とっても気持ち良いよ‥!」
ジャックは嬉しそうに言葉を漏らしながら‥ゆっくりと、しかし力強く‥腰を進めていく。
また、先程自分が言ったように‥決して自分のペニスの半分以上を、イフトの中に沈める事は無かった。
だが、それでも‥
「ん‥うーッ!‥そ、そこぉ‥んうッ!」
イフトにとっては、丁度良いところ‥前立腺を小突いていたのだろう。
ジャックが腰を動かす毎に、イフトの声は高く‥そして甘くなっていく。
緩やかながらも、力強いジャックの腰使いが‥イフトにとってはたまらなく効いた様だった。
そんなイフトの様子を、ジャックは嬉しそうに眺めながら‥腰を動かし続ける。
「半分入れて‥こうやって擦るの、気持ち良いよね。‥イフトも気持ち良いところ、当たってるみたいだし‥」
言葉に併せて‥腰をぐいぐいと動かすジャック。
そんなジャックの動きに、イフトは感じ続けていたのだろう。
その口からは甘い声を漏らし続け‥そしてとうとう‥
「んぁッ!‥良い‥よぉ‥‥気持ち良い‥‥よぉ‥」
甘く‥高い声で「気持ち良い」と漏らし始めたのだ。
キングやジョーカーの時とは違い‥ごく自然に、流される様に‥素直な気持ちを漏らしたイフト。
それはやはり、ジャックの甘い言動がそうさせたのだろうか。
しかし‥しかし。
まだ、終わりでは無い‥そう言うかのように、ジャックは改めて‥イフトに告げる。
‥更なる「提案」の言葉を。
「でもね‥ここまで入れたら、いっそのこと‥全部入れた方が、もっと気持ち良いよ?」
そう、この状況‥イフトがジャックのペニスに対し、気持ち良いと漏らしている‥この状況で。
ジャックは更なる快感を想像させる‥そんな言葉をイフトに漏らしたのだ。
「ぜ、全部‥ぅ‥?」
ジャックの言葉に、イフトの返した言葉は‥もう、不安に包まれたものではなかった。
いや、寧ろ‥期待を込めているかのような、そんな‥甘く切ない声で答えたのだ。
そんな‥イフトの心にある期待、それをもっと‥膨らませるかの様に。
ジャックは言葉を続ける。
「そうだよ。オイラのちんちん、根本まで入れたら‥イフトの奥まで届くんだよ?
 奥を突かれるとね‥きっと‥きっと、気持ち良いよ?だから‥ね、入れてみよう?」
その言葉‥奥を突かれる気持ちよさを、想像させられる‥その言葉と。
そして何より‥今、前立腺を突かれる事によって感じている‥快感の波に。
イフトの気持ちは‥もうすっかり固まっていた‥固められてしまったのだ。
「うん‥全部入れて‥欲しい‥奥まで‥突いて欲しい‥!」
甘く。淫らに。切実に。
そんな思いを込めて‥己の望みを伝えるイフトに‥応える為に。
「うん‥突いてあげる‥奥まで‥いくよ、イフト‥!」
ジャックは一旦、己のペニスをぎりぎりまで引き抜いた後‥
一気に奥まで突き込むのだった。
「んひぃッ!‥凄い‥‥奥‥凄い‥よぉ‥気持ち良い‥よぉ‥ッ!」
今までに無い程に‥奥を突かれ。
今までに無い程に‥早く突かれ。
今までに無い程に‥気持ちの良い声を上げるイフト。
初めて感じる、己の最奥を突かれる気持ち良さに‥イフトは甘い声を上げ続け‥
そのペニスからは、白く濁った先走りを溢れさせ続ける。
そんな気持ち良い感覚の中、イフトの心に‥ある疑問が浮かび上がる。
このまま、延々と最奥を突かれたら‥どうなってしまうのだろう。
きっと気持ち良く、射精する事が出来て‥そして‥‥
と、そこまでイフトは考えを進めて‥しかし、なぜかそこで「違和感」を感じてしまう。
そう‥考えていた事は、決しておかしい事では無い筈なのに‥「違和感」を感じるのだ。
しかし‥その「違和感」の正体が何なのか、と聞かれても‥よく分からないでいる。
だが、それはつまり‥些細なものだからだろう。
そうだ、こうしてただ‥気持ち良く奥を突かれていれば良いのだ‥「違和感」の事など考えずに。
イフトはそう考えると、その身をジャックに委ねようとした。
だが‥そんなイフトの考えを、まるで全て見越しているの様に‥ジャックは腰を動かすのを止める。
いや、それどころか‥ジャックはそっと、イフトの中から‥ペニスを抜いてしまったのだ。

「‥え‥?‥‥ど、どうして‥‥?」
それまで天を仰ぎ、気持ち良さに浸っていたイフトだったが‥
突然、自分のアヌスからペニスが引き抜かれた事に‥イフトは困惑の声を上げる。
軽く首を曲げ、ジャックの方を見つめながら‥不思議そうな表情をしてみせるイフトに。
ジャックはこれまでに見せたことの無い様な表情‥少し困惑するような表情を見せた。
「‥ね、イフト。少しだけ‥いいかな?」
困惑‥神妙‥そんな言葉が、ジャックの表情からは見て取れる。
イフトは、未だ快感に昂ぶっている気持ちと呼吸を落ち着かせながら‥ジャックの言葉に耳を傾ける。
そんなイフトを見て、ジャックもイフトが「聞く体勢」に入った‥と感じたのだろう、言葉を続けた。
「‥イフトは『本当に』気持ち良いのかな?‥オイラ、そうは見えなくて‥」
突然ジャックより尋ねられた‥その言葉に。
‥イフトの鼓動が、一瞬ビクンと跳ねる。
「え‥?な、何を‥‥俺は‥その‥」
ジャックの言葉に、イフトは「何を言ってるんだ」と言おうとして‥しかし、それを言う事は出来なかった。
それは‥恐らくイフト自身がジャックの言葉に、少なからず心当たりがあったから‥だろう。
そう‥『本当にイフトは気持ち良かったのか』‥その言葉に引っかかる気持ちがあったから‥だろう。
上手く答える言葉が見つからない‥そんなイフトを見て、ジャックは更に‥イフトに言葉を投げかける。
‥イフトの心‥その奥に隠された、本当の気持ちを‥暴くかの様に。
「本当は‥イフトだって分かってるんじゃないかな?‥もっと、もっと‥気持ち良くなれるのに、って」
そう‥今のままではダメだ、と‥
もっと気持ち良くなる事が出来る‥それはイフト自身が知っている筈だ、と‥
真剣な表情で‥ジャックはイフトに問いかける。
「‥もっと‥気持ち良く‥」
ジャックの言葉を、まるで反芻するかのように繰り返すイフト。
それは「よく分からない」という様子にも取れたが‥勿論そうではないだろう。
イフトとて、分かっているのだ‥だが、まだ自分からそれをさらけ出そうとはしない‥いや、さらけ出せないでいた。
そんなイフトに‥ジャックが核心を突いた言葉を投げかける。
「そうだよ。‥イフトは、本当は‥こんなのを望んでないんじゃないかな?
 本当は‥恥ずかしい事をされたい‥無理矢理にされたい‥そんな気持ちが強いんじゃない‥かな?」
その言葉に‥ジャックの強い指摘の言葉に。
イフトは一瞬、胸を‥心を打ち抜かれたような‥そんな衝撃を受ける。
‥衝撃と共に蘇ってくるのは‥そう、クィーン、キング、ジョーカー‥三人との間の‥性行為。
「そ‥そんな‥事‥‥お、俺は‥‥」
だが‥イフトはそんな記憶を、まるで振り払うかの様に‥反論しようと考える。
‥考えるのだが‥しかし、肝心の言葉が出て来ない。
結果として、イフトの口から出てきたのは、そんな‥反論にならない言葉だった。
反論しようと、必死‥とまではいかないまでも、力を込めて答えようとするイフトに‥ジャックは。
‥ジャックは、それまでの真剣な表情を一転させる。
改めて‥先程迄見せていた、にこやかな‥穏やかな微笑みを浮かべながら‥‥こう言ったのだ。
「ねぇ、イフト。オイラ、最初に言ったけど‥イフトが嫌がる事はしないよ、絶対に。‥でも‥
 もし、イフトが望むのなら‥オイラは何だってしてあげる。恥ずかしい事も‥無理矢理な事だって、してあげるよ」
その言葉は正に‥イフトの事を思っているからこそ、言っている事なのだと分かる。
真剣な顔をして、イフトの事を「好き」だと言ったジャック。
嬉しそうな顔をして、イフトにキスをしたジャック。
今までのジャックを見たからこそ‥イフトには分かる。
今、ジャックの言った事に‥嘘は無いのだと。
だが‥だが、それでも‥‥イフトは‥
「な、何を‥言ってるんだよ‥俺は‥」
ここに来て、本心を‥自分の心を出せないでいる。
かといって‥嘘をつく事も出来ないでいる。
戸惑い‥躊躇い‥悩む‥そんなイフトに。
‥ジャックの最後の‥「提案」の言葉が差し出された。
「ねぇ、イフト‥今まで、オイラのお願いを沢山聞いてくれて‥本当にありがとう。でも、今からは‥イフトの番だよ。
 イフトが望むことを‥オイラの好きなイフトが望んでいる事を‥言って欲しいんだ。
 イフトは、どうして欲しい‥?辱めて欲しい‥?無理矢理‥えっちな事をしてほしい‥?
 勿論‥イフトが本当に望むのなら、さっきみたいな‥甘くて優しいえっちだって、してあげる。
 イフトが選んで良いんだよ。本当に‥自分のしたい事‥して欲しい事を」
ジャックは今‥とても優しい表情で、イフトを見つめていた。
優しい表情で‥しかし、その瞳はまっすぐに、そして力強く‥イフトを見つめている。
そんなジャックの視線から、イフトが逃れる術は‥無かったのだ。
「お‥‥‥俺‥‥‥俺は‥‥」
ジャックの強い視線を受け、おずおずと‥口を開き始めるイフト。
その口からこぼれる言葉は‥そしてイフトの本心は‥。


 
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